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皮なし・皮ありソーセージ、どうやって使い分けるのが正解?

皮なし・皮ありソーセージ、どうやって使い分けるのが正解?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年8月 5日

ソーセージは、手軽に使うことができる家庭にうれしい食材。購入の際、注意して表示を確認すると皮あり、皮なしと種類があることに気がつく。今回は、その違いを解説していこう。

  

1. ソーセージとは

ソーセージは、腸詰を指す言葉。本来塩漬けした肉をひき肉状にたたき、スパイスなどと混ぜ合わせ、 牛や豚、羊の腸に詰めて、乾燥や燻製したものである。かつて貴重であった肉をいかに長く保存するかという命題のもと、先人たちが生み出した保存食である。現在ではとても多くの種類が存在する。

ケーシングとは

ケーシングとはソーセージの周りの部分。古くは動物の腸のことを指していたが、現在では人工のケーシングも存在する。ケーシングの種類と太さによって、日本ではソーセージの名前が変わる。牛の腸を使用したものはボロニアソーセージ、豚の腸を使用したものをフランクフルトソーセージ、羊の腸を使用したものをウィンナーとJAS規格では定められている。

人工の場合は?

現在では人工のケーシングを使う場合も多い。人工ケーシングはコラーゲンなどを使用したもので、この場合は直径サイズで呼び名が変わる。20mm未満のものをウィンナーソーセージ、20~36mm未満をフランクフルトソーセージ、それ以上がボロニアソーセージである。

2. 皮あり・皮なしソーセージの違い

皮ありとは

ソーセージにおける皮ありとは、前述のようにケーシングに充填された状態のソーセージのことを指す。皮ごと食べられるものと言い換えることもできる。一般的に広く食べられているもので、パリッとした食感を楽しむことができる。

皮なしとは

対して皮なしとは、セルロースなど、食べることのできないケーシングに充填したもののこと。加熱処理後、食べることができないため、皮を剥ぎ取っているのだ。ケーシングがないので、食感は柔らかい。

3. ソーセージの上手な使い分け&手作りにトライ!

食感の違い

ソーセージ特有のパリッと弾けるような食感を楽しみたいのであれば、ぜひ皮ありタイプを選んでほしい。では皮なしタイプはどんなシーンに活躍してくれるのか?答えはいくつかあるが、小さな子どもが食べる場合は断然、皮なしの方がおすすめ。柔らかく、歯でかみ切りやすい。また、口の中に皮が残らないため、飲み込みやすい。同様の理由で、老人や体調に配慮が必要な場合にも便利に使うことができる。食べる人を考慮して、チョイスするのが正解と言えそうだ。

もうひとつの皮なし

家庭でソーセージを作る場合、もっとも難しいのがケーシングに充填するといった工程である。これを省き、自宅で簡単に作ることができるようにアレンジしたものも巷では皮なしソーセージと呼ばれることがある。こちらも皮がない分、食べやすい。

簡単!自家製皮なしソーセージ

ソーセージに代表される肉の加工品は、添加物が多いことでも知られている。その点、家庭で作れば安心安全である。ケーシングに充填しない簡易ソーセージであれば、自家製ソーセージを作ることも可能だ。美味しく仕上げるコツはひき肉ではなく、豚肉を包丁で叩いてひき肉状にすること。肉と脂のバランスが良く、ジューシーな肩ロースがおすすめ。あとはスパイスと塩を混ぜ、ソーセージのように丸めて焼くだけである。よりソーセージに近づけたいという場合はラップで包み、一旦茹でてから焼くといった方法もある。多くのレシピがあるのでリサーチしてみるといいだろう。

結論

ソーセージの皮あり、皮なしは、食べられる皮を使っているか否かにあった。使い分けのキーワードは食感。食べる人のことを考えて選ぶ、または好みで選ぶといい。さらなるアレンジバージョンは家庭で作ることもできる。ぜひトライしてみてはいかがだろうか?

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  • 公開日:

    2019年3月27日

  • 更新日:

    2021年8月 5日

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