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ズコットの簡単な作り方を紹介!スポンジの切り方やアレンジのコツも

ズコットの簡単な作り方を紹介!スポンジの切り方やアレンジのコツも

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

鉛筆アイコン 2020年4月 8日

子どもと一緒にケーキ作りをしたい方へおすすめしたいのが「ズコット」だ。このズコットだが、イタリアのトスカーナ生まれのケーキで、ドーム型をしているのが特徴だ。本来ならば、複数の工程が必要なため手間がかかるメニューだが、簡単な作り方やコツを掴めば親子でケーキ作りを楽しめる。そこで今回は、ズコットを簡単に作るための下ごしらえ、作り方のコツについて紹介する。

  

1. ズコットクリームに使う材料の選び方

ズコットを作るなら、こだわってほしいのはクリームの材料だ。そこで、まずは本場さながらのズコットを作るための食材の選び方を紹介しよう。
ズコットクリームのベースとなるのは、牛乳の風味がほんのり甘く残るリコッタチーズだ。これにヘーゼルナッツやアーモンド・ピスタチオなどのナッツとスイートチョコレート、フルーツミックスをみじん切りにして混ぜる。ズコットに合う食材の選び方として、ナッツは皮つき、スイートチョコレートはカカオ58%程度のものがよい。
伝統的なズコットには、このようなクリームを使うが、近年では生クリームやカスタードクリームをベースに選ぶのも主流となってきている。

2. スムーズにズコットを作るための下ごしらえ

親子でのズコット作りをスムーズに楽しむには、前夜に下ごしらえをするのがおすすめだ。

スポンジケーキを焼いておく

ズコットは、敷き詰めたスポンジケーキのなかにクリームを詰めて冷やし固めた、ドーム状の半冷凍ケーキだ。スムーズにズコット作りを楽しむための下ごしらえとして、前日の夜にスポンジケーキを焼いておこう。このスポンジケーキと中身さえあれば、あとはスポンジを敷き詰めて詰める工程を、子どもと楽しみながら作業を進めるだけだ。
スポンジケーキ作りは材料を混ぜて焼くだけでも、60分程度かかる。さらにズコットに使うためには、粗熱を取る時間も必要だ。時間をかけすぎて子どもを飽きさせないためにも、前日にスポンジケーキを焼いておきたい。

リコッタチーズやヨーグルトの水切りを忘れずに

オーソドックスなズコットの中身には、リコッタチーズを使用したクリームを詰める。この下ごしらえとして、リコッタチーズの水切りを忘れないようにしよう。クリームの代替品としてヨーグルトを使う場合も同様だ。水切りは、キッチンペーパーを敷いたザルにリコッタチーズやヨーグルトをあけ、一晩置いておくだけでよい。水切り後の硬さは、ザル豆腐程度になるのが目安だ。

3. ズコット作りを簡単にする2つの方法

ここまで読んで「スポンジケーキを焼くのは大変そう」「クリームってどうやって作るんだろう?」と思った人もいるかもしれない。そんな人のために、ズコット作りを簡単にする2つの方法を紹介しよう。

スポンジケーキの代わりに市販のカステラを使う

スポンジケーキを焼く手間を省くための代用品として、おすすめしたいのが「カステラ」だ。前述のように、スポンジケーキを焼くには時間がかかるし、意外に難しい。失敗しても挽回する時間が取れないときは、スーパーでも購入しやすいカステラを使用して簡単にズコットを作ろう。カステラ以外では、市販のスポンジケーキやパネトーネ、ジェノワーズも代用できる。

ズコットの中身をアイスにする

ズコットのなかに詰めるクリーム作りを簡単にしたいなら、アイスクリームを活用しよう。バニラアイスはドライフルーツやナッツを混ぜるだけで、ズコットにピッタリのクリームに早変わりする。料理が初めての子どもとも一緒に作りやすいため、ぜひトライしてほしい。

4. ズコットに使うスポンジの切り方と綺麗に仕上げるコツ

ズコットを作る際、ボールや型に敷き詰めるスポンジの切り方は、大きくわけて3種類ある。ピザをカットするように「放射状(三角形)に切る方法」「短冊形に切る方法」、そして「小さめの正方形に切る方法」だ。
スタンダードで敷き詰めやすいのは、放射状の切り方である。スクエア型ではなく、ホール型のスポンジケーキを利用する場合も、短冊形より放射状のほうがカットしやすい。短冊型に切った場合は、2本のスポンジの先端が直角になるように敷き詰めていく必要があり、少しコツがいる。ズコットの外側をクリームなどでデコレーションするなら、スポンジを小さめの正方形にカットして隙間なく敷き詰める、という方法も手軽でおすすめだ。
いずれにしても、ズコットを綺麗に仕上げるコツは、隙間なく、重ねずにスポンジを敷き詰めることである。また、ボールや型のフチ近くを綺麗に仕上げるためには、フチ用にスポンジを短くしたり、斜めに切ったりして仕上げるのもコツだ。

結論

イタリアのトスカーナ州発祥のケーキであるズコットを、本場さながらに本格的に作ろうとするとかなりの手間がかかるが、工夫次第でとても簡単に作れる。そのため、料理に不慣れな人やお菓子作りが初めての子どもでも、楽しく取り組めるのが魅力だ。次の休日はぜひ、家族でズコット作りに挑戦してみてはいかがだろうか?

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  • 公開日:

    2019年4月 8日

  • 更新日:

    2020年4月 8日

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