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帽子のようなケーキ【ズコット】とは?特徴や切り方、食べ方を解説

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年4月 2日

スポンジケーキのなかにクリームやムース、アイスなどを詰めて冷やしたドーム状のケーキ「ズコット」。その形は、まるで帽子のように特徴的な形をしているが、これには深い歴史があるのをご存知だろうか。今回は、ズコットの特徴や上手な切り方、食べ方について解説する。

1. 一度は忘れられたケーキ「ズコット」の特徴と歴史

伝統あるズコットと現代のズコット、それぞれの特徴

イタリア、トスカーナ地方の伝統的なケーキであるズコットは、半球状の形をしたスポンジケーキの中に、「セミフレッド」と呼ばれる半冷凍アイスや、ナッツなどを混ぜ込んだリコッタクリームなどを詰めている点も特徴がある。
現代では、中身に生クリームやカスタードクリーム、アイスクリームなどを詰めるアレンジが多くなった。また、スポンジケーキを使わないドーム状のケーキを、ズコットと呼ぶことがあるのも特徴である。サイズは、ホールケーキサイズから1人前のズコットまで大小がある。

「聖職者の帽子」に由来するズコットの歴史

帽子のような形が特徴的な「ズコット」は、カトリックの神父がかぶっている帽子「ズッケット」から名付けられた。
また、ズコットは歴史が深い。いまから600年以上前のルネサンス期に生まれ、イタリアのフィレンツェで君臨したメディチ家にも献上されたことがある、由緒正しいドルチェである。しかし、ルネサンス期の終焉とともに、ズコットは世界から忘れ去られてしまった。その後、19世紀にフィレンツェの老舗洋菓子店がズコットを復活させたことで、現代の私たちもズコットを食することができるのだ。
伝統的なズコットの表面に見られる茶色の筋模様は、フィレンツェを象徴する大聖堂の丸屋根に似せたものだそうだ。こうしてみると、ズコットにはクリームだけでなく、フィレンツェに住むイタリア人の愛郷心も詰められてきたようで、感慨深い歴史がある。

2. たった3つのアイテムでできるズコットの上手な切り方

ズコットケーキをワンホール購入した際、どのように切ればケーキを潰さず、美しい模様を出せるのか悩む人もいるだろう。そこで、ここではズコットの上手な切り方も紹介しよう。
まず、「家庭用の包丁」「清潔な布巾(タオルでも可)」「ボールに張ったお湯(40~45℃)」の3点を用意しよう。お湯を張るボールのサイズは、包丁の刃を浸けられる大きさのものがよい。次に、用意したお湯で包丁を5秒ほど温め、布巾で水気を拭き取る。包丁の刃先をズコットの中心に当てたら、包丁の重さを利用してまっすぐ下におろそう。もし、ズコットの中にフルーツなど大きめの材料が入っている場合は、包丁を前後に動かす切り方をすることで綺麗な断面を作れる。
切り方の注意点は、1切れを切り分けるごとに包丁を温める→拭き取る→切る、という工程を繰り返すことだ。また、表面のデコレーションにチョコプレートなどの硬い食材が使われている場合は、切り分ける前に取り外しておくことをおすすめする。

3. ズコットの美味しい食べ方には「温度」が命!

ズコットの美味しい食べ方でなにより大切なのは、温度だ。とくに、「凍らせ過ぎないこと」が重要である。しっかり冷やし固めることも美味しい食べ方として大切だが、食するときは、包丁で簡単に切り分けられるくらい柔らかな状態が一番美味しい。ズコットは半冷凍を特徴としたケーキであるため、家庭用冷凍庫で保存すると凍り過ぎてしまうのである。もしカチカチに凍らせてしまったら、食べる数時間前に冷凍庫から出しておこう。ぜひ、ズコットの美味しい食べ方を押さえて家族で楽しんでほしい。

4. ダイエット中におすすめのズコットの食べ方3選

読者の中には、現在ダイエット中だがズコットケーキを食べたくなってしまった人もいるかもしれない。そんな人へおすすめしたい、ダイエット中におすすめのズコットの食べ方を3つご紹介しよう。

半量以下のズコットを食べる

市販品は1個400kcalを超えるものが多いため、ズコット1個を半分かそれ以下にして食べるのが、ダイエット中におすすめの食べ方だ。

食後2時間頃にズコットを食べる

太りにくい身体にするためには、食後のデザートではなく、食後2時間頃のおやつとしてズコットを食べるのもよい。こうすることで血糖値の増減がゆるやかになり、脂肪を蓄えると言われるインスリンの分泌も穏やかになるそうだ。

手作りしたズコットを食べる

最後に紹介する食べ方は、低カロリー・低糖質の材料で手作りしたズコットを食べることである。
スポンジケーキから作る場合は、砂糖の代わりに人工甘味料を使うのが手っ取り早い。ズコットのクリームについて言えば、生クリームやカスタードクリームはカロリーが高いためおすすめできない。代替品として、水切りヨーグルトや豆腐クリームもよいが、もっと低カロリーなのはリコッタチーズだ。クリームに混ぜるものは、砂糖漬けのフルーツやチョコレートを控えたほうが、低カロリー・低糖質のズコットを作れる。

結論

半球型がおしゃれで特徴的なケーキのズコットには、イタリアで培われてきた深い歴史があった。ケーキ屋やカフェ、そして手作りでもズコットを楽しめる現代は、さまざまなアレンジが施されたタイプのものや食べ方が生まれている。フォトジェニックなズコットや簡単に手作りできるズコットなど、多種多様なズコットをこれからも家族で堪能してほしい。

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