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南京と南瓜とかぼちゃは同じもの?さまざまな別名があるワケ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年4月 7日

ほくほくと甘いかぼちゃは、お菓子にも使われる人気野菜のひとつだ。世界各国でさまざまな種類のかぼちゃが生産され、同時に多くの別名があることで知られている。日本においても南京と南瓜とかぼちゃと3つの呼び方が存在する。今回はそんなかぼちゃの語源を調査。合わせてかぼちゃの基礎知識も学んでいこう。

1. かぼちゃの基礎知識

かぼちゃは、煮物にもお菓子作りにも使える万能野菜。甘みのある味わいと鮮やかなオレンジ色の果肉が特徴的である。ウリ科カボチャ属の蔓性植物になる果菜のことを総称してかぼちゃと呼ぶのでズッキーニなども同じ分類になる。原産国は、メキシコやグアテマラを中心とした南米地域。

かぼちゃの種類

数あるかぼちゃは、大きく3つに分類することができる。ひとつめは近年、あまり見かけることがなくなった日本かぼちゃ、在来種を育てているような農家では作られているが、西洋カボチャ人気に押され、スーパーなどでは姿を消しつつある。みずみずしく、あっさりとした甘味が特徴で、表面はゴツゴツとしている。次に西洋かぼちゃは、皆さんが思い描いているであろうかぼちゃのこと。流通量が多く、スーパーに並んでいるのはほとんどがこの西洋カボチャだ。甘みが強く、水分量が少なくほくほくとしている。表面はつるりとしていることが多い。ペポかぼちゃは、切るとそうめんのような繊維状の果実がぎっしり詰まっているそうめんかぼちゃやズッキーニがこの種類である。

かぼちゃの栄養

かぼちゃは緑黄色野菜なので、β-カロテンを豊富に含んでいる。そのほかにもビタミンCやE、B1、B2、カリウムや食物繊維などが多く含まれており、栄養価が高いと言える。冬至にかぼちゃと小豆を食べる習慣があるが、これも栄養が豊富であるからこそ。特に皮にβ-カロテンが多く含まれているので、煮物のなどは皮つきで作るといい。

2. かぼちゃの名前いろいろ

南京と南瓜

かぼちゃは、その昔、ポルトガル人によってカンボジアから持ち込まれたことから、カンボジアがなまってその名がついたとされているが、ほかにも南京や南瓜と書かれたり、呼ばれたりすることがある。南京は中国の南京を経由してもたらされたことからこの名がついたようだ。南瓜は中国でのかぼちゃの呼び名で南蛮渡来の瓜を意味することばである。ちなみに南京は主に関西で使われることが多い。

唐茄子やボウブラ

かぼちゃ、南京、南瓜ここまでは耳にしたり、目にしたりしたことがあるものであるが、これ以外にも別名が存在する。例えば、唐茄子。これは唐の国から伝来した茄子のようなものという意味でつけられた。またボウブラと呼ばれることもある。これはウリ科の植物を指すポルトガル語が語源だといわれている。一般的にはこのような呼び方はあまりしないが、年配の方が使っていることが稀にある。

かぼちゃはパンプキンじゃない!?

英語でかぼちゃはパンプキンであると思っている人も多いようであるが、実はかぼちゃはスクワッシュと呼ばれるのが一般的。パンプキンとはペポかぼちゃのなかでも熟して、皮がオレンジ色になったものを指す言葉らしい。西洋カボチャはウィンタースクワッシュ、日本かぼちゃはトロピカルスクワッシュなどと呼ばれているそうだ。

3. 美味しいかぼちゃの選び方

かぼちゃは丸のまま購入することをおすすめする。これはカットかぼちゃに比べて格段に保存期間が長いことが理由である。目利きのポイントは、艶があり、形が整ったものがいい。カットかぼちゃを買う場合は、果肉の色が濃いことが重要。タネの色が変化しているものや水っぽくなっているものは避けたほうがいい。タネに膨らみがあるものも美味しいとされている。

保存方法

丸ごとの場合は、涼しく、風通しのいい場所であれば、1ヶ月、長ければ2ヶ月保存が可能。カットした場合は、必ずラップで包んで、冷蔵庫で保存すること。1週間以内に食べ切ることをおすすめする。もし、冷凍したいという場合は、カットして、茹でる、蒸すなど、火を通してから、保存袋に入れ冷凍保存するといい。

結論

南京や南瓜は想像がついたかもしれないが、かぼちゃの語源がカンボジアだったとは知らなかった人も多いはず。年配の方であれば、唐茄子やボウブラという呼び方を知っている人もいるかもしれない。日本だけでこれだけの呼び名があることからも、長い間愛されてきたことがうかがえるかぼちゃ。現在ではあまり見かけることのなくなった日本かぼちゃもぜひ探して食べてみるといい。西洋カボチャとはまるで違った味わいが楽しめるはずだ。

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