1. 海鮮丼にピッタリの副菜とは
新鮮な魚介の旨みを存分に堪能できる海鮮丼。ボリュームのある丼物料理なら、一品だけで十分に満足できるという人もいるだろう。しかし中には食べている途中で味に飽きたり、物足りないと感じたりする人がいるかもしれない。
そこで紹介したいのが、海鮮丼と相性のいい献立だ。まずは副菜からみていこう。脂がのった魚を食べるときにほしくなるのが、サッパリとした和えものではないだろうか。作り方はホウレン草とエノキを熱湯でサッと茹でてざるにあげ、粗熱をとり水気をきったら食べやすい大きさにカットし、すりごま・酒・醤油・砂糖を合わせた調味料で和えるだけだ。
ほかには醤油とごま油で味付けしたカブ&塩昆布の浅漬けや、ピーマンとじゃこの炒めもの、ちくわのキュウリ詰め、ねぎを添えたミニオムレツなどが相性のいい副菜である。
2. 海鮮丼を食べるときに飲みたい味噌汁やスープ
ごはんと刺身さえあればパパッと簡単に作れる時短料理の海鮮丼。大葉やわさび、レモンなどを添えれば見ためも豪華で、ごほうび飯にもピッタリの一品だ。しかし、その一方で野菜や卵、乳製品などが摂れず栄養が偏りやすいという特徴がある。
それをカバーするために献立として合わせたいのが、さまざまな食材を具材として使用する味噌汁やスープだ。和食の海鮮丼にスープが合う?とイメージできない人がいるかもしれない。しかし意外にも相性のいいスープがあるのだ。
それが、具だくさんの野菜スープだ。野菜もたっぷり摂れるので、日頃から野菜不足を感じている人におすすめしたい。また、市販のチルド餃子と白菜・しいたけ・にんじん・卵と一緒に鶏がらスープで仕上げた餃子スープもよく合う。
また味噌汁もスープ同様、具だくさんにすると野菜をたっぷりいただける。たとえば大根・にんじん・玉ねぎ・さつまいもを入れた味噌汁や、疲労回復効果が期待できるビタミンB1が豊富な豚肉を使用した豚汁、旨みたっぷりのあさりの味噌汁などだ。
3. いつもの海鮮丼に飽きたらアレンジレシピに挑戦!
海鮮丼に合わせたい基本の献立メニューは、紹介したように副菜や汁物だ。いずれも海鮮丼では足りない栄養を補える食材を摂取できるのが特徴である。また、海鮮丼に刺身以外の食材をプラスしてアレンジしてもOK。
たとえば刺身、水で戻したキクラゲや白菜、にんじんなどを炒めて鶏がらスープを加え、とろみをつけて中華丼風にしてみたり、刺身を細かくカットしてチーズを散りばめたり、サイコロ状に切ったアボカドをトッピングしておしゃれに見せたりと、自分なりのアレンジでいつもと違う海鮮丼を味わってみよう。
刺身が用意できない場合は、冷凍のシーフードミックスを卵でとじてごはんの上にのせたアレンジ海鮮丼も美味しい。いつもの海鮮丼に飽きたらぜひ試してもらいたい。ただし脂がのった刺身にいろいろなものを加え過ぎると高カロリーになるケースもあるので、その点だけは注意しておこう。
結論
海鮮丼と相性のいい献立について紹介したが、実際に作ってみたいと思ってもらえただろうか。海の幸の旨みをシンプルに味わうのもありだが、いろいろな副菜や味噌汁、スープと合わせると食卓のテーブルも華やぐ。スーパーや専門店でテイクアウトする海鮮丼も十分に美味しいが、自分で刺身を切ってアレンジしたり、献立を工夫してみるなどいろいろと試して楽しんでもらいたい。
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