もんじゃ焼きのカロリーや糖質とは？糖質をカットする簡単アイディア

もんじゃ焼きは使用されている具材などによりカロリーが多少変化するが、平均値は1人前約510kcalといわれている。粉物といわれるだけあって少し高めの値となる。同じ鉄板焼き料理として人気のお好み焼きは、1人前約545kcalだ。

もんじゃ焼き1回分の510kcalは、1品分のカロリーとして計算すると少し高く思えるが、野菜がふんだんに使用されており、満腹感も得ることができるので、効率よく栄養を摂取できる料理であるもといえる。食べ過ぎには注意が必要だが、適度に摂取する分にはおすすめだ。

もんじゃ焼きにはキャベツやイカ、紅生姜などさまざまな具材が使用されている。ここでは、代表的な食材に含まれている栄養素について紹介していく。自分が摂取したい栄養を含んだ食材が入っているもんじゃ焼きを選定しよう。

ビタミンUやビタミンCといった多くのビタミンを含んでいるキャベツ。胃の粘膜の保護や、血流改善の促進、美肌効果などが期待される。美意識の高い人が目を引く栄養素が目白押しだ。

タウリンやビタミンが豊富に含まれているイカ。高血圧の防止や、血流改善の促進、視力回復などの効果が期待されている。タウリンは不足しがちな栄養素なので、適度に摂取したい。

ジンゲロールやジンゲロンなどの栄養が含まれた紅生姜。冷え性の改善・老化防止・ダイエット効果が期待されている、女性に嬉しい栄養を多く含んだ食材だ。独特な辛味はあるが、食べやすく食感も特徴的だ。

もんじゃ焼きの糖質は約21.4gといわれている。ダイエット中の人からすると少し厳しい値ではあるが、栄養や満腹感などのことを考えると、さほど気にせず摂取しても問題ない値といえるだろう。

しかし、前後の献立には気を遣ったほうがよい。1日の摂取糖質値を40gと考えると、もんじゃ焼きの糖質だけで実に目標摂取量の半分以上を占めてしまうということになる。糖質制限中の方であれば、少し工夫することで、もんじゃのカロリーや糖質をおさえることができるので、次に紹介するカロリーオフ・糖質カットの食べ方アイディアを参考にしてほしい。

ダイエットに影響を及ぼすまではいかないものの、少しカロリーが高めなもんじゃ焼き。しかし、ひと工夫することで糖質をおさえることができる。その方法について紹介していく。

もんじゃ焼きの基本となる薄力粉をおからパウダーに変更すると、カロリーオフして食べることができる。おからパウダーを購入し、ふだん通りに作るだけなので、手軽に作ることができる。味も違和感なく食べることができるので、おすすめだ。

低カロリーで栄養豊富なキャベツを多めに使用するカロリーオフ方法。ボリュームがアップし、咀嚼の回数も増えるので、満腹感をより感じやすくなる。栄養を摂取でき、しかもカロリーオフができるとあって、一石二鳥ともいえる食べ方だ。

もんじゃ焼きの具材の餅やチーズ、肉を入れるとどうしてもカロリーが高くなってしまうので、避けるのが吉。どうしてもチーズを入れたい場合は、脂質カットのチーズを使用し、肉は魚介類に変更するとよいだろう。