このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

作りすぎても慌てるな!タイ風焼きそば【パッタイ】の正しい保存方法

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年5月 7日

エスニック料理が好きな方なら、甘辛くてモチモチした食感がたまらないタイ風焼きそば、パッタイを作ることもあるだろう。なかにはパッタイを作り過ぎてしまい、余らせてしまったという方もいるはずだ。しかし、せっかく作ったパッタイを処分してしまうのは、余りにももったいない。そこで本記事では、パッタイの保存方法を紹介しよう。

1. パッタイの正しい保存方法は冷蔵or冷凍

パッタイの材料として使うのは、米麺・エビ・卵・厚揚げ・ニラ・もやしなど。調味料はナンプラーやタリマンドペースト、もしくはスイートチリソースなどを使用する。これらはすべて、冷蔵庫や冷凍庫で保存するのが正しい方法だ。そのため、パッタイ自体も冷蔵庫か冷凍庫での保存をおすすめする。なお、食中毒を予防するためには、パッタイを調理する過程で、具材にきちんと火を通すことも念頭に置いておこう。

パッタイを常温保存するとどうなる?

パッタイの常温保存は、食中毒を引き起こす菌の繁殖を招き、食品の腐敗を進めてしまうため、正しい保存方法として推奨できない。食中毒を防ぐには、菌を付けない、増やさない、殺すという三大原則が重要だ。しかしパッタイの常温保存とは、すなわち菌を増やす行為にほかならないのである。
菌が増殖するには、水分のほか栄養も必要だが、パッタイはこの条件を十分に満たしている。さらに、温度も重要だ。たとえば、カンピロバクターやサルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌などの食中毒菌の多くが、ちょうど室温程度の温度(20℃ほど)で活発になる。さらに温度が40℃程度になると、繁殖のスピードが最速となる菌も少なくない。40℃と言えば、加熱したパッタイが冷めていく過程で必ず通る温度だ。このように、パッタイの常温保存は非常に危険なので、ぜひとも正しい保存方法を学んでほしい。

2. パッタイを冷蔵保存する方法

保存する分は早めに冷蔵庫へ

パッタイは、冷蔵庫で1~2日ほど保存できる。粗熱を取ったら、ジッパー付きの保存袋や密閉できる容器へ入れ、冷蔵庫で保存しよう。食中毒菌の多くは、気温10℃以下になると増殖が停止するため、常温下に置いておくより冷蔵庫へ入れたほうがよい。
パッタイを冷蔵保存する際に重要なのは、余るだろうと分かっている分量を、あらかじめ取り分けて、食事前に保存しておくことだ。パッタイに限らず、料理は時間が経つほど悪くなってしまう。また、箸をつけてしまった食べかけのパッタイには、唾液などから菌の付着が予想されるため、冷蔵も冷凍も推奨できない。すべて食べきるか破棄するようにしよう。

再加熱の方法にも要注意

冷蔵保存したパッタイを食べる際は、レンジやフライパンなどで加熱しなおして食べることも大切だ。菌を殺すには、パッタイの中心温度が75℃以上を1分以上持続するまで温めなければならない。もしノロウイルスが心配なら、85~90℃以上を90秒以上持続するまで時間をかけて、パッタイを加熱するとよい。

3. パッタイを冷凍保存する方法

パッタイを冷凍保存する際は、密閉容器よりも、空気を抜きやすい冷凍用の保存袋を使ってほしい。粗熱が取れたら袋へ入れるようにしよう。お弁当などに入れたい場合は、ラップで小分けに包み、さらに冷凍用保存袋へ入れると便利だ。こうして冷凍すれば、2週間ほど保存できる。
冷凍保存でパッタイの風味を保つには、冷蔵保存と同じく、調理後から時間を置かずに保存してほしい。もし冷凍庫に急速冷凍機能があれば、それを使うこと。なければ金属バットにパッタイを入れた袋を載せ、バットごと冷凍するのも、冷凍時間短縮のコツである。

4. パッタイの美味しい解凍方法

パッタイを美味しく解凍するには、食べる前日に冷蔵庫へ移し、ゆっくりと解凍する方法を推奨する。時間をかけて解凍することで、パッタイの水分や旨みが外へ逃げにくくなる。解凍したパッタイは、食べる前に炒めなおすか、電子レンジで温めよう。
解凍する時間がない場合は、自然解凍の工程を飛ばして電子レンジにかける方法もある。パッタイを皿に出し、ラップをふんわりとかけて加熱するのだ。一気に加熱しすぎると水分が飛んで、麺がゴムのような食感となってしまうため、ときどき麺をほぐしながら、様子を見つつ加熱する方法がよいだろう。

結論

余りそうなほど作ってしまったパッタイは、無理にすべて食べきる必要はない。翌日食べられるなら冷蔵で、数日後に食べるなら冷凍で保存しよう。小分けに冷凍しておけば、弁当にも使える優秀な作り置きメニューに早変わり。作りすぎても慌てず、スマートに対応できるよう、パッタイの保存方法をぜひマスターしてほしい。
この記事もCheck!
\この記事をシェアする/    
\この記事をシェアする/    
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ