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時間が経つと麺がのびる?焼きそばを美味しく保存するには

時間が経つと麺がのびる?焼きそばを美味しく保存するには

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年5月19日

簡単かつ大量に作ることができる焼きそば。ホットプレートを使えば子どもたちも喜び、調理も楽だ。そんな焼きそばを作りすぎて食べきれない時には、どう保存すればよいのだろうか。焼きそばを安全に美味しく長持ちさせる保存方法をお伝えしよう。

  

1. 焼きそばの正しい保存方法

焼きそばは、冷蔵保存・冷凍保存の両方が可能で、どちらも美味しさが損なわれることはない。しかし、味付けが濃いからといっても常温保存は避けよう。調理した焼きそばを常温で放置すると、食中毒の原因となるセレウス菌が繁殖してしまう可能性がある。セレウス菌は麺類・米類の料理が原因となりやすく、喫食後30分~6時間程度の潜伏時間ののち、嘔吐や吐き気といった症状がでるので、くれぐれも注意しよう。
ただ、正しく保存すれば食中毒の心配は無用。焼きそばが余った時には、粗熱を取ってすぐに冷蔵庫または冷凍庫で保存するのが鉄則だ。

2. 焼きそばを冷蔵保存するには

焼きそばを冷蔵保存する上で、気をつけたいことは2点だ。1つは、調理した後に粗熱を取りきってから冷蔵庫に入れることだ。熱いまま冷蔵保存してしまうと、湯気の水分で麺がべちゃっとし、食感が悪くなってしまう。もう1点は、冷蔵庫で2日以上保存しないこと。2日では食べきれないと判断した場合は、速やかに冷凍庫に移動させよう。

3. 焼きそばの冷凍保存は可能?

焼きそばを安全に長持ちさせるには、冷凍保存が適している。冷凍することで、最長2週間の保存が可能だ。また、冷凍する前にしっかりと粗熱を取ってから、フリーザーパックや蓋付きの保存容器などに1食分ずつ小分けにしておこう。酸化が進むと風味が落ちてしまうので、なるべく空気を抜き、かつ素早く低温で冷凍することが大切だ。アルミホイルなど、金属でできたもので包むことで、温度を一気に下げることができる。また、焼きそばのトッピングに半熟卵をのせることがあるが、半熟卵は冷凍保存ができないので要注意。
調理前の中華麺であれば、冷凍後1ヶ月保存できるが、調理した焼きそばは2週間以内に食べきるようにしよう。油の酸化がはじまり、美味しさを保つことができなくなる。

4. 冷凍した焼きそばの解凍方法

焼きそばの解凍方法は、使用する半日~1日前に冷凍庫から冷蔵庫に移動させて、自然解凍するのがおすすめだ。食べる前に炒め直すか、電子レンジで温め直して食べよう。お弁当に入れたい場合は、自然解凍だけでもよいだろう。
すぐに食べたい場合は、凍った状態のものを電子レンジに入れる解凍方法もある。しかし、温まり方にムラが出たり、水分のせいで食感が損なわれてしまうことがある。途中で電子レンジから取り出し、少しずつ混ぜながら、均一に温めるようにしよう。
また、一度解凍したものは食べ切る必要がある。再冷凍は厳禁だということを覚えておこう。

結論

焼きそばの常温保存はくれぐれも避けないといけないが、冷蔵保存にも冷凍保存にも向く料理なので安心してたくさん作ってもらいたい。保存期間は守ってしっかりと管理し、できるだけ早めに食べ切るようにしよう。また、風味を損なわないためには、小分けに保存すること、自然解凍することが大切だ。正しく保存して、焼きそばを美味しく長持ちさせよう。

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  • 公開日:

    2019年1月13日

  • 更新日:

    2021年5月19日

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