1. スペキュロースのカロリーはどのくらい?
ベルギー発祥の銘菓スペキュロース(またはスペキュロス)は、もともとは12月6日の「聖二コラの日」を祝う焼き菓子。かつてはクリスマスシーズンを象徴するものだったが、現在は1年を通して食べられている。シナモンやカルダモンなどスパイスが豊富に使われ、全体的に濃い茶色をしているのが特徴だ。
スペキュロースは、小麦粉に砂糖、油脂などを加えて焼き上げる。気になるカロリーについて、日本国内で「ロータスビスコフ」の商品名で流通しているスペキュロースを例にとると、100gのカロリーは481kcalとなっている。1枚を約6gとすると、1枚あたりのカロリーは約30kcalと推測されるだろう。薄くて食べやすいが、食べ過ぎには要注意だ。
スペキュロースは、小麦粉に砂糖、油脂などを加えて焼き上げる。気になるカロリーについて、日本国内で「ロータスビスコフ」の商品名で流通しているスペキュロースを例にとると、100gのカロリーは481kcalとなっている。1枚を約6gとすると、1枚あたりのカロリーは約30kcalと推測されるだろう。薄くて食べやすいが、食べ過ぎには要注意だ。
2. スペキュロースの栄養成分が知りたい!
ところで、スペキュロースには、どのような栄養成分が含まれているのだろうか。多くのスペキュロースには、小麦粉のほか、砂糖、植物油、食塩、各種スパイスなどが使われている。主原料である小麦粉の成分の6~7割を占めるのは炭水化物(つまりデンプン)。デンプンは体内でブドウ糖にまで分解される。このブドウ糖は、生命を保ち、身体を動かすための基本的なエネルギー源となる重要なものだ。また、小麦粉には血液や筋肉の形成に欠かせない栄養素であるたんぱく質も6~14%含まれている。さらに、砂糖に含まれるスクロースもブドウ糖を構成成分のひとつとしている。植物性油脂には人の体細胞を構成する脂質が、それぞれ含まれている。スペキュロースは栄養豊富なスイーツであるといえるだろう。
3. スペキュロースの糖質量はどのくらい?
本場のスペキュロースには、サトウダイコンから作られる砂糖(ヴェルジョワーズ)が使われている。独特のコクのある甘みはスペキュロースの魅力のひとつだが、糖質量も気になるところだ。スペキュロース1枚を約6gとすると、その糖質量は約4.5g。食べ過ぎは禁物だが、コーヒーとともに数枚楽しむ程度ならとくに気にする必要はないだろう。どうしても糖質量が気になる場合は、スペキュロースを手作りするのがおすすめだ。その際、小麦粉の代わりに食物繊維が豊富な全粒粉を使ったり、砂糖の代わりに血糖値が上昇しにくい甘味料を使ったりすれば、糖質量をカットできる。手作りは、スパイスのブレンドを変えることで、好みの風味に仕上げられるメリットもある。ぜひ挑戦してみてほしい。
4. スペキュロースを上手にカロリーオフする食べ方
スペキュロースは、食べ過ぎれば当然カロリーオーバーしてしまう。食べる量を控えめにすればいいのだが、これはスイーツ好きには悩ましい問題だ。食べる量を減らす以外に、スペキュロースをカロリーオフする食べ方はないのだろうか?摂取カロリーを抑える方法としては、前述したように自分で手作りする方法が挙げられる。材料の段階で砂糖や油脂の量を減らす、もしくはカロリーや糖質の少ない材料で代替すれば、結果的にカロリーオフする食べ方につながる。もうひとつの方法は、食べるタイミングを調整することだ。空腹時に糖質を摂取すると、血糖値が急上昇して肥満につながりやすくなる。スペキュロースを食べる時は空腹時を避け、食後などに数枚を味わうといいだろう。直接的な方法ではないが、肥満を防ぐという意味では、これもカロリーオフする食べ方のひとつといえるだろう。
結論
独特のスパイシーな風味と、コクのある甘みが魅力のスペキュロース。できればカロリーや糖質のことは考えず、存分に味わいたいものだ。どうしても気になる場合は、今回紹介したような方法で、材料や食べ方を工夫してみてほしい。
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