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あの特徴的なフォルムを自作で再現!簡単で美味しいシェルの作り方

あの特徴的なフォルムを自作で再現!簡単で美味しいシェルの作り方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2019年5月 1日

その名の通り、貝殻のような形状が美しいショートパスタ、シェル。できることならパスタそのものを自作してみたい、と思ったことはないだろうか。今回は自宅で簡単にシェルを作る方法を紹介しよう。食卓にシェルを使ったメニューを出せば、場が一気に華やぐ。作り方を覚えておけば、パーティーのときなどに重宝するだろう。

  

1. シェルを作る際の食材の選び方

まずは、シェルを作る際に必要な食材の選び方を紹介しよう。シェルなどのマカロニやパスタを作るときに必要な材料は、小麦粉、水、塩である。ひとつめの食材の選び方は小麦粉。小麦粉はデュラムセモリナ粉と強力粉を半々で使いたい。

デュラムセモリナ粉とは、デュラム小麦と呼ばれる品種の小麦を粗挽きした小麦粉のことを指す。デュラムセモリナ粉は強力粉以上に硬質な小麦粉なので、仕上がりがモチモチになる。本格的なシェルを作りたい、という場合はデュラムセモリナ粉をチョイス、これがシェルを作る際の失敗しない食材の選び方だ。

もちろん、強力粉だけでもシェルを作ることは可能だ。しかし、本場イタリアでは、パスタといえばデュラムセモリナ粉。少しでも本場の味に近づけたいのなら、小麦粉にはこだわってほしい。小麦粉と水を混ぜてこねて作るのだが、このとき、さらに弾力がある食感にしたい、と思うのなら水の代わりに卵を使用してもよいだろう。

2. シェルを作る際の下ごしらえ

続いて、シェルを自宅で作る際の下ごしらえのポイントを紹介していこう。まずは、生地作り。ボウルの中にデュラムセモリナ粉と塩を入れて箸でかき混ぜ、その後水分とオリーブオイルを投入、全体がボロボロするまでかき混ぜる。

気を付けたいのはここではあくまでも混ぜるのみ。間違ってもこねてはいけない。ここでこねてしまうと、粉と水が分離してしまい、うまく混ざらなくなってしまう。美味しいシェルを作るコツは少ない水分で練り上げること。まずは全体をボロボロにする、というのが下ごしらえのポイントだ。

ボロボロになったらいよいよこねていく。デュラムセモリナ粉を使用した生地はかなり硬いので力が必要だが、しっかりとこねていこう。もし分量が多いと感じたら、ふたつに分けてこねてもよいだろう。しっかりとこねたらラップをして2~3時間寝かせる。デュラムセモリナ粉は水分がちゃんと浸透するまで時間がかかるので、最低でも2時間は寝かせることも下ごしらえのポイントだ。

3. シェルを自宅で簡単に作るポイント

さて、生地を寝かせたら、いよいよ成形。しかし、あの独特のフォルム、どうやって作ればいいのだろう...と途方に暮れてしまう人もいるかもしれない。じつは、あるものを使えば、特別なマシンがなくても簡単にシェルが作れるのだ。

そのあるものとは...「巻き簾」。生地を大豆ほどの小さな粒にして、巻き簾のうえに置く。親指の腹を使って巻き簾の斜め方向へと延ばしてみよう。生地がクルンと丸まって、あの独特のフォルムが簡単に、そしてあっという間にできあがる。

休日に、子どもと一緒に作ってみても楽しいかもしれない。形を作ったら、くっつかないように打ち粉をし、クッキングペーパーの上に並べておけばできあがり。こんなに簡単にシェルができるなんて...と感動するに違いない。生地の硬さはその日の温度や湿度、季節によって変わってくる。いろいろな条件のもとで作ってみて、「これは」と思うオリジナルシェルを作ってみるのもおすすめだ。

結論

ソースと絡めてパスタ料理として提供してもよし、スープに浮かべてもよし、サラダにしてもよし。どんな料理にも合うシェルの自宅での作り方を紹介した。ポイントは、小麦粉にこだわることと、こねる前にかき混ぜること。このふたつのポイントさえおさえておけば、自宅でも手軽にシェルを作ることができる。あなたがパスタ好きならもちろんのこと、そうでない人もぜひ試していただきたい。
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  • 更新日:

    2019年5月 1日

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