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お好み焼きの切り方は地域によって違う!? その背景を探ってみた

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年5月24日

「お好み焼き」というぐらいだから、切り方も好みでよいのだろうか?もちろん好きなように切ってよいのだが、当たり前と思っていた切り方が、実はよその家や地域によっては全く違っていたということも。知ってみると実は奥が深い、お好み焼きの切り方について探っていこう。

1. お好み焼きの切り方のポイントはコテで切る!

地域によってお好み焼きの切り方は違うが、共通していることがある。それは、お好み焼きを「鉄板の上でコテで切る」ということではないだろうか。ほとんどのお好み焼き屋で、このように切られている。それはなぜか。

お好み焼きを鉄板の上で切る理由

例えば焼き上がったお好み焼きを、まな板に移して包丁で切る。これをしないのは、見た目に無粋だということもあるが、単純に、せっかくの出来立てのお好み焼きが冷めてしまうからという理由が大きい。切り方以前の問題なのである。お好み焼きは、焼き立ての熱々も美味しさのうちだ。そのためにはやはり、フライパンで焼くよりも、卓上でホットプレートを使って焼き、その上でカットする方法がおすすめである。

2. お好み焼きの切り方 東京ではピザ切り

放射状に切るのは本場ではNG?

さて、コテを使ったお好み焼きの切り方だが、大きく分けて2通りある。1つは、関東で多い放射状の切り方、いわゆる「ピザ切り」である。この切り方を初めて目の当たりにした大阪人はおしなべて言うらしい。「お好み焼きやで。ピザとちゃうやんか」と。大阪人にとって、ピザのような切り方をしたお好み焼きは、極めて奇異なものらしい。

切り方の違いは、食べ方の違い

しかし、ピザ切りを擁護する方々に言わせれば、「この切り方が、みんなに平等に分けることができてよい」とのこと。そこでまた大阪人は、「へ?」となるのである。大阪人にとって、お好み焼きは1人で1枚食べるものであり、みんなで分けるという発想がそもそもないのだ。このあたりは、お好み焼きが確立されていった経緯が、地域によって異なることから来ている。どちらが正しいとか間違っているとかいう問題ではないのは、もちろんのことだ。

3. お好み焼きの切り方 大阪では格子切り

大阪では、お好み焼きは1人1枚食べると先述したが、大阪でお好み焼きを切るのは、「みんなに分配するため」ではない。単に、自分が食べやすい大きさに切るというだけのことだ。食べやすい大きさとは、人によって当然異なる。つまり、大阪でのお好み焼きの切り方には、特に決まりはないということになる。

大阪での主流は格子切り

大阪で主流の切り方は「格子切り」だ。大阪人でピザのような切り方をする人は皆無なのではないだろうか。お好み焼きを格子状に切るときは、まずお好み焼きに一直線に切り目を入れる。それから、その直線に垂直にまるようにコテを入れて、ひと口大の大きさに切っていくのだ。そうしてコテにお好み焼きの一片をのせて直接口に運んでもよいし、銘々皿に取り分けて食べてもよい。この銘々皿は分配するためではなく、単に取り皿としての役目を果たすだけのもの。「この1枚のお好み焼きは私のもの」というのが、大阪人としては当たり前の意識なのだ。

結論

お好み焼きの正しい切り方は、鉄板やホットプレートの上で、包丁を使わずにコテを使うことだ。切り方は自由だが、東京ではピザ切り、大阪では格子状に切るのが主流である。切り方でもめるのを避けたいなら、すべてミニサイズで作ってみるのもよい。ホットプレートを囲んだお好み焼きパーティーなら、この方式もよいだろう。切り口が崩れることもなく、見た目にもきれいに仕上がるだろう。
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