1. オーブントースターで簡単!タンドリーチキン

オーブントースターはタンドリーチキンには向かないのか?
オーブントースターは、トーストを焼くのに適した調理器具だ。トースト以外のものを焼く場合には、料理によって向き、不向きがある。一般的にオーブントースターは、大きく厚みのある食材を焼くには適していないとされる。そうすると、オーブントースターはタンドリーチキンを焼くのには向いていないのだろうか?
ミニサイズのタンドリーチキンなら簡単
骨付きもも肉や、鶏を丸ごと一羽使ったタンドリーチキンを焼くのには、オーブントースターは向いていないだろう。そもそも鶏一羽が丸ごと入るオーブントースターも、あまりないかもしれない。しかし、ひと口サイズに小さく切ったタンドリーチキンならオーブントースターでも簡単に焼くことができる。
オーブントースターの注意点
手軽かつ簡単にタンドリーチキンを焼けるのが嬉しいオーブントースターだが、次の点に注意しよう。
- 鶏肉の下にアルミホイルを敷く。これは漬けダレでオーブントースターを汚したり、傷めたりすることを防ぐためだ。
- オーブントースター内にタンドリーチキンを入れすぎない。鶏肉同士がくっつくほどたくさん詰め込むと、肉のくっついた部分に火が通りにくくなる。慌てずに、食べながら何回かに分けて焼いていこう。
2. フライパンで簡単!タンドリーチキン

フライパンを使って簡単調理
簡単にタンドリーチキンを焼くためには、オーブントースターのほかにフライパンを使う方法もある。この方法なら、パサつきがちなむね肉のタンドリーチキンでも、ヘルシーなオリーブオイルなどを使って、簡単にジューシーな味わいにすることができる。
タンドリーチキンはふたを使って蒸し焼きにする
フライパンを使ってタンドリーチキンを焼く場合は、ふたをうまく使って蒸し焼きにしよう。鶏肉の両面を強火で焼いて焼き色を付けたら、ふたをして弱火でじっくりと蒸し焼きにする。この方法なら、オーブンを使わなくても中まで味がしみて、柔らかいタンドリーチキンが簡単にできあがる。火の通り加減が気になる場合も、頻繁にふたを開けたり閉めたりするのはやめておこう。どうしても心配な方は、ガラス製のふたを使うとよい。
蒸し焼きにはタンドリーチキンの漬けダレも有効に使おう
タンドリーチキンをフライパンで蒸し焼きにする際は、鶏肉の漬けダレも余さず有効に活用しよう。蒸し焼きのときにタレを一緒に入れれば、タレの水分のおかげで簡単にふっくらと蒸し上がり、焦げつきも防げる。ただし、火を強くし過ぎると逆に焦げやすくなるので、火加減には注意が必要だ。
3. タンドリーチキンと付け合わせを一緒に作れば簡単

タンドリーチキンと野菜を一緒に簡単に調理
タンドリーチキンをメインディッシュにするなら、野菜も添えたいものだ。サラダや副菜はまた別に考えるとして、ここではタンドリーチキンと一緒に簡単に作れる、付け合わせについて考えてみよう。
タンドリーチキン味のローストポテト
写真のようなローストポテトはいかがだろうか。あらかじめスチームしたジャガイモを、タンドリーチキンを焼いた後のフライパンで焼いて仕上げれば、タンドリーチキン風味のローストポテトが簡単にできあがる。焼いた鶏肉のエキスを吸ったポテトは複雑なテイストになり、満足感のある付け合わせとなることだろう。
味のしみ込みやすい野菜なら何でもOK
タンドリーチキンと一緒に、付け合わせの野菜を簡単に調理する場合、柔らかく味がしみ込みやすい野菜が特に向いている。ジャガイモ以外であれば、同じようにスチームしたニンジンやカボチャもよいし、ブロッコリーやカリフラワーも合うだろう。ナスやズッキーニを選べば、あらかじめスチームする手間も省けて、より簡単だ。
付け合わせを充実させれば栄養もアップ
献立を考えるとき、メインの料理がタンドリーチキンのような肉のみの場合は、野菜をたくさん補う方法について頭を悩ませがちだ。スープや前菜に野菜をたくさん使うことと同時に、タンドリーチキンの付け合わせにもたっぷりの野菜を添えれば、簡単に野菜の量を増やせる。
結論
タンドリーチキンの一番簡単な作り方は、ミニサイズに切ってオーブントースターで焼くこと。そして、タンドリーチキンと一緒にたくさんの野菜を摂るための簡単な方法は、タンドリーチキンを焼いたフライパンで、付け合わせの野菜も焼くことだ。時と場合に応じて調理法を変えながら、ぜひ家庭でも簡単にタンドリーチキンを楽しんでみてほしい。
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