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美味しいだけではない、身体も温まる!酒粕入り味噌汁のすすめ

美味しいだけではない、身体も温まる!酒粕入り味噌汁のすすめ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年11月 2日

酒粕の使い道にはいろいろあるが、中でも煮物や汁物に加えるのが手軽で美味しい。地域によっては、酒粕を味噌汁に入れることも多いようだ。しかし、馴染みのない人も多いだろう。そこで本記事では、酒粕入りの味噌汁について、作り方や美味しさのポイントなどを紹介していく。

  

1. 酒粕を味噌汁に入れるメリット

酒粕を味噌汁に入れると、味わいが大きく変わる。しかし、酒粕を入れるメリットは味だけではない。例を紹介しよう。

・酒粕を入れて、豊富な栄養を手軽に摂る!

酒粕には、ミネラルやビタミンB群など、幅広い栄養が含まれる。したがって酒粕は栄養豊富ではあるのだが、単体で食べるのは現実的ではない。そこで、酒粕を味噌汁に入れれば、酒粕由来の栄養を手軽に摂ることができるのだ。味噌汁であれば、酒粕の味が主張し過ぎることも少ないため、味が得意でない人にとっても食べやすいだろう。

・酒粕入り味噌汁で、身体を温める?

よく、酒粕を食べると身体が温まるといわれており、実際に検証した研究もある。特に寒い日などは、味噌汁に酒粕を入れて、手軽に身体を温めるのもよいだろう。ほかにも辛い物を食べるなどの方法もあるが、食べやすさの面から酒粕をおすすめする。

2. 酒粕入り味噌汁は簡単に作れる!

酒粕入りの味噌汁は、非常に簡単に作ることができる。いつも通り味噌汁を作っていき、味噌を入れる前の段階まできたら、だし汁の一部で酒粕を溶いて、鍋に加える。その後に、味噌を加えればよい。酒粕を入れることにより風味が一気に増すため、味噌の量を少なめにしても構わない。むしろ、意識して減らすくらいでちょうどよい味付けになるだろう。

・アルコールをしっかり飛ばすこと!

酒粕には、100gあたり約8.2gのアルコールが含まれる。20歳未満の人や妊娠している人、車を運転する人などは気を付けなければならない。アルコールは加熱することにより飛ばすことができるので、酒粕を加えてからはじっくり加熱し、確実にアルコールを飛ばしきるよう心がけよう。アルコールが飛んでも、酒粕の風味は損なわれないので、心配する必要はない。

3. 酒粕入り味噌汁にはこんな食材が合う!

酒粕を味噌汁に入れることにより、風味が大幅に変わる。すると、相性のよい食材がたくさん増える。普段は味噌汁に入れないような食材も、美味しく食べられる場合がある。酒粕入り味噌汁とよく合う、おすすめの食材をいくつか紹介していこう。

・鮭

鮭は魚の中でも特に風味が強く、普通の味噌汁とは味を打ち消し合ってしまう場合もある。しかし、酒粕と組み合わせると、互いの風味がうまく混ざって、美味しく食べられる。一般的にも、酒粕入り味噌汁と鮭は相性がよいといわれている。したがって、鮭はぜひ入れたい具材のひとつだ。

・じゃがいも

じゃがいもは普通の味噌汁に入れる場合もあるが、酒粕と組み合わせるとまた違った味わいを楽しめる。酒粕を入れると味噌汁が滑らかな味わいになり、シチューを思わせるような風味になる。したがって、じゃがいもとの相性も自然とよくなるのだ。特にシチューが好きな人は、ぜひじゃがいもを入れてみてほしい。

・にんじん、大根などの根菜

酒粕の風味は、さまざまな具材と組み合わせるとより一層楽しめる。特に、根菜類は歯応えがあり、酒粕との組み合わせで面白い食感になる。根菜の中でも、たとえばにんじんは単品でも甘みがある一方、大根は淡白な味のため酒粕や味噌汁の味をしっかりしみ込ませることができるだろう。根菜類が苦手な人でも、酒粕と組み合わせれば食べやすくなるかもしれない。試す価値はあるだろう。

結論

味噌汁に酒粕を入れると、味の変化や具材との組み合わせを楽しめる。それだけでなく、酒粕を使うと栄養面などでも嬉しい料理となる。身近な和食のひとつである味噌汁を、新鮮な感覚で楽しむことができるかもしれない。普段酒粕を食べる習慣がない人も、ぜひ味噌汁に入れてみることをおすすめする。
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  • 公開日:

    2019年5月18日

  • 更新日:

    2021年11月 2日

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