1. ダイエット中は厳禁!いちご大福に含まれているカロリー
いちご大福は、小豆でできた餡の中にいちごをまるごと入れて、餅で包んだ贅沢なスイーツ。じつはいちご大福の歴史は浅く、諸説あるが、大角玉屋が昭和60年(1985年)に世に送り出したのが最初だといわれている。いまでは全国の和菓子屋で売られているいちご大福だが、和菓子とはいえ意外にもカロリーが高い。いちご大福1個あたりのカロリーは約148kcalだ。
ついつい2個、3個と食べてしまいがちないちご大福だが、くれぐれも食べ過ぎには注意が必要だ。
ついつい2個、3個と食べてしまいがちないちご大福だが、くれぐれも食べ過ぎには注意が必要だ。
2. いちご大福で摂取できる栄養素とは?
いちご大福の材料は、もち米、白玉粉、上白糖、塩、小豆餡、いちごとシンプルだ。しかしシンプルながらも、やみつきになる味わい深い食感で味覚を刺激してくれる。ここでは、含有割合の多い小豆といちごについて紹介する。
小豆
小豆には食物繊維、亜鉛、鉄分が多く含まれている。食物繊維は便通を整えて便秘を防ぐうえで欠かせないもの。亜鉛は人体の中で、骨格筋、骨、皮膚、肝臓、脳、腎臓などに分布する栄養成分だ。亜鉛や鉄分が不足しがちな女性はとくに摂取したほうがよいとされる。
いちご
いちごにはビタミンC、アントシアニンが多く含まれている。小豆に多く含まれる鉄分はビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が上がる。アントシアニンはポリフェノールの一種で、視機能改善作用が期待できる。
3. いちご大福に含まれている糖質
いちご大福の糖質は、100gあたり38.9gと非常に高い。材料に、もち米、白玉粉、上白糖、小豆餡など、糖質の高いものを多く使うからだ。糖質制限を行なっている場合は口にしないのが無難だ。
小豆は加熱すると食物繊維量が増大する。小豆に含まれるでんぷんは加熱すると難消化性でんぷんに変化し、消化酵素で分解されることなく大腸まで届く。つまり糖質といえども身体に吸収されることはないのだ。
さらに小豆に含まれるたんぱく質には、満腹感を高める効果があることがわかっている。いちご大福そのものにダイエット効果は期待できないが、満腹感から全体的な摂取量を減らせるのなら、必ずしも食べることに罪悪感を抱かなくてもよいといえる。
小豆は加熱すると食物繊維量が増大する。小豆に含まれるでんぷんは加熱すると難消化性でんぷんに変化し、消化酵素で分解されることなく大腸まで届く。つまり糖質といえども身体に吸収されることはないのだ。
さらに小豆に含まれるたんぱく質には、満腹感を高める効果があることがわかっている。いちご大福そのものにダイエット効果は期待できないが、満腹感から全体的な摂取量を減らせるのなら、必ずしも食べることに罪悪感を抱かなくてもよいといえる。
4. いちご大福をカロリーオフで食べる方法
市販のいちご大福は高カロリーである。市販されているいちご大福のカロリーを減らすことは難しい。だが、自分でいちご大福を作ればカロリーをある程度下げることは可能だ。
上白糖を変更
カロリーを下げるとても簡単な方法は、上白糖の代わりに「エリスリトール」と呼ばれる糖アルコールを使用することだ。エリスリトールは立派な糖質の一種だが、体内で代謝されることがないため血糖値が上がることもない。人工甘味料も使いたくない、でも甘いものを摂取したい、という人におすすめの調味料である。
大きいイチゴを使用
もうひとつの方法としては、大きめのいちごを使用することだ。せっかく自分で大福を作るのなら、大きめの大福を作ったほうが満足度も上がるだろう。大きめのいちごを使えば、小豆餡の使う量が少なくて済み、結果としてヘルシーないちご大福を作ることができるのだ。
結論
絶妙な酸味と甘みのバランスが癖になるいちご大福。カロリーを考えるとダイエット中は避けたくなるが、含有成分としてはカラダの栄養素として大切なものが多く、栄養バランスの観点からもたまに食べるのも悪くない。どうしても食べたくなった場合、自分で作ることで摂取カロリーを抑えられる。ダイエットを頑張った自分へのご褒美として、週に一度の楽しみにするのもよいかもしれない。
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