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茶の産地ランキングから考察する、奥深いお茶の世界

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年6月 9日

年々、お茶の旨さがわかってきたという人も多いことであろう。お茶は古くから、日本はもとより、世界で愛されてきた飲料のひとつである。お茶の産地と言えば静岡、と誰しもが思うことであるが、実際はどうなのか?茶葉の生産量ランキングを紐解きながら、その実情を探っていこう。

1. 茶の産地ランキング

お茶の産地と消費量

2016年、農林水産省公表の作物統計によると、茶葉の生産量No.1は静岡県である。ついで鹿児島県、三重県となる。シェア率も高く、全体のおよそ39%。確かにお茶と言えば静岡といわれるワケである。ちなみに鹿児島県のシェア率も33%と高く、2つの県で半数以上を占めている計算になる。よいお茶が育つ条件として、適度な気温が必要なこともあり、お茶生産の中心は西日本である。ちなみに、日本で生産されるお茶は、そのほとんどが緑茶である。種類別に見てみると、煎茶が59 %、番茶が27%、玉露などが9%である。1世帯あたりの緑茶における消費量を見てみると、こちらも静岡県がNo.1。ついで奈良県、京都府である。宇治茶でよく知られる京都は、お茶の誕生を語るうえで欠かすことのできない場所。というのも、お茶が伝来した際、最初に苗木が植えられたのが宇治なのである。

古くは輸出品の花形

お茶は、日本でも古くから愛されてきた飲料である。多くの文化が遣唐使によってもたらされたように、お茶も奈良、平安時代に彼らによって日本に伝来した。栄西、千利休の時代を経て、一般庶民に広まったのは江戸時代以降。明治時代までは、輸出品の花形としても知られていた。

2. 茶の産地と種類

静岡県の伝統的な茶草場農法は、2015年に世界農業遺産に認定されたことでも知られている。農業に限らず、多くのことが近代化、オートメーション化するなかで、流されることなく守られてきた茶草場農法は、茶園の畝間にススキなどの草を敷くもの。この茶草がゆっくりと土に変わることで、土壌がよりよくなり、お茶の味わいにぐっと差がつくと言われている。

静岡における有名産地は、清水や本山、牧之原など多く存在しており、それぞれに特徴のある味わいのお茶が算出されている。なかでも、川根茶などがよく知られている。鹿児島における有名産地は、知覧や有明など。こちらも、場所によってお茶の味わいは異なる。

3. 茶の雑学

紅茶・ウーロン茶・緑茶の違い

紅茶もウーロン茶も緑茶も、すべて同じ茶の樹からできていることは、よく知られるところ。違いと言えば、発酵度合いで簡単に述べると、発酵しているものが紅茶、半発酵がウーロン茶、発酵していないものが緑茶となる。

緑茶の栄養と期待できる効果

お茶の健康効果は、よく知られるところ。お茶の渋み成分であるカテキン、旨み成分であるテアニン、苦味のルーツであるカフェインなど、よく知られもののほかにも、ビタミンなど多くの栄養素が含まれている。さらに、抗菌殺菌効果があることでも知られ、寿司の後に緑茶が出されるのは、こういった背景が関係しているようだ。

海外にも広がる緑茶ブーム

日本では、緑茶は苦いものと認識されているが、海外でその認識が広まったのは、ここ最近のことである。少し前までは、アメリカなどで緑茶と言えば、甘いタイプやフレーバーティー、緑茶ラテなど、加糖タイプが主流だったのだ。ここ最近のヘルシーブームに乗って、無糖の緑茶も広まりつつあるようだ。さらに、仕事中の気分転換など、コンディショニング飲料として飲まれることもあるようだ。海外にも、日本の緑茶が確実に広がりを見せている。

結論

緑茶の産地ランキングの映えある1位は、やはり静岡県。全国区の知名度は低いものの、鹿児島県も広いシェアを持つ。また、お茶の生まれ故郷である京都府も忘れてはならない産地と言える。高い健康効果が期待できる緑茶は、世界でもますます注目を集めつつあるようだ。
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