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色が違うだけじゃない!青唐辛子と唐辛子の違いを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年11月11日

普段、何気なく目にする青唐辛子と唐辛子の違いを知っているだろうか。緑色の唐辛子と赤い唐辛子、色が違うだけのような気もするが、実際にはどんな関係性にあるのか。辛さの違いや、それぞれの保存方法など、違いの部分を紹介しながら、唐辛子の本質についても確認しておこう。

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1. 青唐辛子と唐辛子は違う品種?

ここに、同じような形でサイズの赤唐辛子と青唐辛子があるとしよう。これらはどう違うのだろうか。
実は、赤唐辛子と青唐辛子は同じものである。熟す前に収穫したのが青唐辛子で、熟してから収穫したのが赤唐辛子である。秋の運動会のときに食べるまだ緑色のみかんと、冬のオレンジ色のみかんのような関係だ。

唐辛子は、熟すにしたがって青から黄色へ、そこからオレンジになり赤くなる。これは、パプリカの色合いを思い浮かべれば、理解しやすいだろう。

2. 青唐辛子と唐辛子はどっちが辛い?

色の違いは味の違い?

唐辛子は成熟度合いによって色が変わってくるということは分かったが、味に違いはあるのだろうか。どちらの方が辛いのか、知っておく必要があるだろう。

唐辛子は、成熟が進むほど辛いといわれている。つまり青唐辛子より、赤唐辛子の方が辛いのだ。これは、種の周辺の胎座と呼ばれる白いワタの部分に、カプサイシンが貯まっていくからだという。成熟するほどに辛くなるのは、そのためである。赤唐辛子にして乾燥させると、さらに辛味が増すといわれている。

加熱前後で味が変わる?

唐辛子には、覚えておきたい実に興味深い性質がある。赤唐辛子は、加熱後の方が辛くなる。これに対して青唐辛子は、加熱後の方が辛くなくなるというのだ。

この性質を利用し、赤唐辛子は辛さを味わうために、そのまままるごと加熱するか、もしくは小口切りなど刻んで加熱して使うとよい。アクセントとして、調味料と同じように使うイメージである。赤唐辛子は、細かくするほどに辛みが増す。
青唐辛子は、加熱すると辛みが減ることから、そのまま天ぷらにする、味噌炒めにしてごはんのお供にするなど、より主役として扱うのに向いている。

3. そもそも唐辛子とはどんな植物?

さまざまな品種

ここまで見てきたところで、唐辛子の概要についてざっくりと説明しておこう。
意外かもしれないが、唐辛子は、ナス科の植物である。その中にトウガラシ属があり、そこに属している。

これまで、赤唐辛子と青唐辛子という状態をベースに考えてきたが、唐辛子には多くの品種がある。唐辛子は、辛みの強い辛味種と、辛味がほとんどない甘味種に分かれる。たとえば、ハバネロ、ハラペーニョ、鷹の爪は辛味種、パプリカ、ピーマン、ししとう、万願寺唐辛子、そして韓国唐辛子は甘味種という具合だ。

辛さの正体とスコヴィル値

唐辛子の辛さの正体は、有名なカプサイシンや、似たような辛み成分によるものである。辛さにはスコヴィル値という単位があり、辛さのレベルを数字で表すことができる。これはスコヴィル氏が開発した単位で、唐辛子から抽出した辛み成分を、砂糖水によって辛さを感じなくなるまで希釈した倍率をいう。実際に以下の値を見ると、理解しやすいだろう。

スコヴィル値
ピーマンパウダー 0-10
パプリカパウダー 100-500
タバスコソース 1,600 - 5,000
ハラペーニョ(生) 2,500 - 8,000
チリパウダー 30,000 - 50,000

唐辛子には発汗作用があり、新陳代謝を高めるといわれている。ただし、唐辛子の食べすぎは、胃腸の炎症を招く恐れもあるので注意しよう。

4. 青唐辛子と唐辛子の保存方法の違い

新鮮な唐辛子の見分け方

生の唐辛子を選ぶときは、身にハリがあって先がとがっているもの、そしてツヤツヤしているものを選ぼう。また葉がついていれば、葉も元気なものの方がより新鮮だ。

保存方法は?

生の唐辛子は水分を多く含んでいる。唐辛子の水分を保つために、ジップ付き保存袋などに入れて野菜室で保存しよう。
赤唐辛子は、干して乾燥させることで、より長持ちさせることができるが、乾燥させすぎると傷んでしまうことがある。また、青唐辛子は干すと変色してしまうため、干して保存する方法には向かない。
より長く保存したい場合は、冷凍用のジップ付き保存袋などに入れて、冷凍庫に入れるのもよい方法である。

結論

青唐辛子と唐辛子は、実は成熟度合いが違うだけだった。唐辛子はプランターで簡単に育てることができるので、自宅ではフレッシュな青唐辛子と唐辛子の両方を味わうことが可能だ。色によって辛さに違いがあるので、それぞれの特徴を活かしながら料理に使おう。なお、唐辛子を触ったあとは、その手で目の近くなど粘膜に触れないよう、くれぐれも気を付けよう。結構痛みが長く続くので要注意だ。
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