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疲労回復や夏バテ対策に!唐辛子の栄養と効能

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

2017年4月29日

世界で最も食されている香辛料は、唐辛子であるとされている。世界各国の食文化に、唐辛子はなくてはならない存在であり、一味唐辛子や、かんずりなど、日本でも古くから親しまれてきた。そんな唐辛子を栄養や調理法を含めて掘り下げて紹介しよう。

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1. 唐辛子はどんな食べ物?

地球上の4分の1以上の人が食していると言われる唐辛子。紀元前6000年ごろから中南米で栽培されていた唐辛子をコロンブスがヨーロッパへ持ち帰った事により、栽培が可能な温帯から亜熱帯にかけて広い地域へと伝わったとされる。日本には室町時代から江戸時代に伝来したと言われており、かつての中国である唐から伝わった辛子という意味で、唐辛子という漢字が使われている。

唐辛子の種類

唐辛子は、ピーマンやシシトウ、パプリカの仲間で、ナス科のトウガラシ属に分類される。唐辛子の辛さは栽培環境によって大きく異なり、辛みの強い品種と辛みが少なく甘みの強い品種に分けられる。辛みの強い品種には、鷹の爪やハラペーニョ、カイエンペッパー、チリペッパーなどがあり、日本では、主に鷹の爪を粉末にしたものを唐辛子と称している。一方、甘みの強い品種には、ピーマンやパプリカがあり、シシトウのように個体差によって辛みが強いものもある。

世界一の唐辛子

辛いものが好きな人なら一度は聞いたことがあるであろう、ハバネロやブートジョロキア。どちらもギネスブックに世界一辛い唐辛子として登録されたことのある激辛品種だが、現在の世界一は、キャロライナリーパー。なんと一味唐辛子の約50倍でハバネロの5倍以上の辛さだという。

日本の唐辛子

日本では、江戸時代に新宿からのびる甲州街道沿いで唐辛子が多く栽培され、現在でも国産の唐辛子の産地第一位は、意外な事に東京だ。江戸時代から伝わる品種を、内藤唐辛子といい、香りと風味が良く蕎麦の薬味の一味や七味に使われてきた。一方、江戸時代に唐辛子が盛んに作られていた京都伏見では、京唐菜が品種改良で生まれ、葉や茎を食べる品種として今も京都の味として根付いている。

2. 唐辛子の栄養と効能

生姜や胡椒、山椒と比べると100倍以上の辛さになるという唐辛子。この辛さを生み出しているのが、唐辛子だけに含まれる成分カプサイシンだ。唐辛子を食すと辛さと共に、口内の熱さを感じるが、これはカプサイシンが舌の粘膜を刺激して、火傷と同じような反応を引き起こすためである。辛さは甘みや旨みといった味覚とは異なり、熱さや痛さとして脳に伝わっているのだ。そんな強烈な刺激のカプサイシンだが、健康面では優れた効能を持つようだ。

カプサイシン

カプサイシンの主な効能は、基礎代謝を上げて体内の脂肪や糖分の燃焼を助け、肥満を予防する効果のようだ。まず体内に入ったカプサイシンが脳や脊髄などの中枢神経を刺激し、その刺激が副腎皮質に伝わる事でアドレナリンの分泌を促す。その結果、脂肪分解酵素のリパーゼが分泌され、脂肪や糖分の分解が進む。また、体がポカポカと温まり汗をかく事で血流がよくなる効能もある為、冷え性の人は積極的に唐辛子を摂取すると良いだろう。さらにカプサイシンには食欲を増進させ疲労回復の効果も期待できるので、夏バテ対策には最適だ。

3. 辛くて旨い唐辛子の調理法と活用法

唐辛子は、実が小さい品種ほど辛みが強く、へたの部分や種の周りにカプサイシンが含まれている。そこで調理の際は、唐辛子の種を取り除く事で辛みが和らぐ。カプサイシンの刺激は強烈な為、唐辛子を触った手で目をこすると痛みで目が開かなくなる事や、手が赤く腫れる事があるので、調理には用心が必要だ。

唐辛子料理

■麻婆豆腐
■韓国チゲスープ
■トムヤムクン
■アラビアータ

唐辛子を使った調味料

唐辛子を使った調味料を作るのも面白いので、ぜひ参考にしてほしい。
■柚子胡椒(青唐辛子の塩漬け)
■青唐辛子味噌
■葉唐辛子の佃煮

唐辛子の活用法

食用以外でも、唐辛子のカプサイシン効果に注目した利用法がある。
■米の防虫剤
カプサイシンは防虫効果が高く、米びつに1本から2本入れると虫がつきにくいとされている。
■入浴剤
カプサイシン配合の入浴剤は、代謝や発汗を促して体が内側から温まる。
■催涙ガス
暴れる容疑者を逮捕する時に使われる催涙ガスの多くに、唐辛子から抽出されたエキスが配合されている。防犯や護身用に、活用してもいいだろう。

結論

食文化として古くから我々の身近にある唐辛子。昨今は、激辛ブームで唐辛子を多く使った料理が豊富にある。辛いだけではない、その燃焼パワーを体に取り込み新陳代謝を高めて、太りにくい体づくりに励もう。

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