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アジア料理の魅力を解説。マニアックな料理も紹介

アジア料理の魅力を解説。マニアックな料理も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2020年2月14日

トレンドと聞くとファッションと考えがちだが、レストランや料理の世界にも、もちろんトレンドは存在する。昨年から注目を集めているのが、アジア料理。といっても、すっかり定番になったアジア料理とは、ひと味もふた味も異なる、ディープでマニアックなアジア料理である。本場のリアルな味わいを提供する店が、続々と増えている。今回は家庭でもチャレンジできる、本場の味を紹介していきたい。

  

1. トレンドはマニアックなアジア料理

料理の世界のトレンドも、めまぐるしく変化している。昨年はタピオカやチーズなどのティースタンドの増加、チーズホットクなどアジアのストリートフードが人気を集めた。注目の栄養素、DHAやEPAが手軽に摂取できる上、リーズナブルで安定した味わいのサバ缶も、トレンドフードとして台頭した感がある。トレンドに便乗して購入した、食べたという人もいるだろう。

そして今年、注目を集めているのが、よりマニアックな料理。そのひとつがアジア料理である。これまでアジア料理といえば、タイ料理、ベトナム料理、中華料理など、大きな区分しかなかったものが、タイの〇〇地方の料理、中国の〇〇州の郷土料理など、よりコアな区分が登場しているのだ。ミャンマーやマレーシア、モンゴルなど、今まであまりスポットが当たらなかった国の料理も、同様に注目度が高い。

2. マニアックなアジア料理の魅力

ここ数年の間に、日本でもアジア料理はかなり浸透した。スーパーに行けば、さまざまな国の調味料がひと通り揃うし、インドカレー、海南鶏飯、タッカルビなど、専用のキットも多く販売されている。留学や就業などで多くのアジア人が日本に定住することで、アジア料理が定着したという側面もあるだろう。また、インターネットやSNSの発達により、さまざまな料理を目にする機会が増え、より身近に感じることができるようになったことも一因かもしれない。

そんな定番のアジア料理では飽き足らず、よりマニアックなアジア料理へと人気が変化しつつある。ひと通り、アジア料理を知っているからこそ、見たことのない食材、食べたことのない組み合わせ、ユニークな調理法など、今までとは違う個性に心惹かれるのだ。実際に、コアなアジア料理を提供する店は注目の的で、多くのフードアディクトたちで日夜ごった返している。

3. マニアックなアジア料理を実践

ラープ

タイ東北地方生まれのラープは、注目度大。コツさえ覚えれば、家で作ることもできる。そもそもラープとは、肉や魚にハーブ、ナンプラー、ライムを加えたもの。サラダよりも和え物に近い印象だ。ポイントになるのは、煎った米を入れること。フライパンで乾煎りした米を、すり鉢や石臼、フードプロセッサーなどで潰して作るとよい。あとは少量の水で炒めながら火を通した肉や白身魚の刺身と、薄切りにした紫玉ねぎ、みじん切りにしたパクチーやミントなどと一緒にボウルに入れ、ライム、ナンプラーで味を整えながら、全体を混ぜれば完成だ。唐辛子や胡椒を入れても旨い。

口水鶏

よだれ鶏としても知られる四川料理のひとつ。その名の由来は、思い出すだけでよだれが出るほど旨いから。ポイントは、中国山椒とラー油からなる麻辣的な味。鶏肉は蒸し鶏にするとよいだろう。水、生姜、ネギを鍋に入れ、沸騰したら鶏肉を投入。5分ほど茹でたところで火を止め、ふたをして冷めるまでそのままにしておく。潰した中国山椒とニンニク、生姜のすりおろし、醤油、黒酢、ラー油、砂糖を混ぜ合わせてタレを作り、刻んだパクチーやネギとともに蒸し鶏にかければ完成だ。

結論

マニアックなアジア料理の世界は、とても奥が深い。見たこともないような料理が、とにかくたくさん存在する。まずはトレンドの店に足を運び、その魅力を体感するとよいだろう。一度食べると病みつきになるはず。時間のある休日に、店の味を再現してみるのもよいかもしれない。
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  • 公開日:

    2019年6月 5日

  • 更新日:

    2020年2月14日

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