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次郎柿の特徴やルーツを解説!選び方や美味しい食べ方も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年6月 9日

甘くて酸味の少ない味が特徴の次郎柿。甘柿の中でもポピュラーな品種で「あらゆる品種の中で次郎柿が一番好き」という人も多いといわれている。この記事では、次郎柿の特徴やルーツ、選び方、美味しい食べ方などを詳しく紹介していく。

1. 次郎柿ってどんな柿?

丸々とした形、四角い形、先のとがった形など、日本にはさまざまな種類の柿があるが、次郎柿はその中でもメジャーな品種だ。次郎柿は、渋抜きをしなくてよい甘みのある柿「完全甘柿」に分類され、酸味もほとんど感じられない。重さは1個あたり250~300gで、平たく四角に近い形をしている。

現在栽培されている次郎柿は、種がほとんど入っておらず、コリコリとした歯ごたえのある食感を楽しむことができる。

2. 次郎柿の興味深いルーツ

次郎柿のルーツは諸説あるが、ここではそのうちの1つを紹介しよう。1844年に静岡県周智郡森町に当時住んでいた松本治郎吉氏が、太田川に流れていた柿の木(幼木)を拾って育て始めたことが、次郎柿の生まれたきっかけだといわれている。初めのうちはそこまで甘い柿の実はできず、しかも、1869年にこの地域で起きた火事が原因で、松本治郎吉氏が育てていた柿の原木は燃えてしまった。

ところが翌年、その柿の根本から新たな苗が芽を出したのだ。この新しい苗木をそのまま育て続けたところ、数年後にはとても甘い柿の実をつけるようになった。この柿が、育ての親である松本治郎吉氏の「治郎」をとって治郎柿と名付けられ、日本中に広まったのである。名前が治郎柿から次郎柿に変わったのは戦後になってからだ。

原木は1869年の家事で焼失してしまったが、火事が起きたあとに新しく発芽した苗は、現在も指定天然記念物として保管されている。また、次郎柿の地元である静岡県周智郡森町では、いまでも毎年「献上柿」として、特別美味しい次郎柿を皇室に献上している。次郎柿は、それだけ歴史のある質のよい品種の柿だといえるだろう。

3. 次郎柿の旬と選び方

次郎柿の収穫時期は9月中旬~11月頃だ。ハウス栽培された次郎柿の旬は9月中旬~10中旬頃、屋外で栽培された次郎柿の旬は10月中旬~11月頃である。

美味しい次郎柿かどうか判断したい場合は、まず実の色をチェックしてみよう。次郎柿は、鮮やかな赤々とした色をしており、なおかつ、ヘタの根本までしっかりと色が付いているものが食べごろである。

また、ヘタの観察も忘れてはいけない。ヘタは萎れておらずピンと張っていること。できるだけ鮮やかな緑色をしていること。そして、ヘタと実の間に隙間がないこと。この3点をクリアしている次郎柿を選ぶことをおすすめする。とくに、ヘタと実の間に隙間ができている「ヘタ隙き」と呼ばれる状態の柿は、隙間から水や虫が入り込みやすく、劣化しやすいという特徴をもっているため、そのような柿を避けて選ぶとよい。

4. 次郎柿の美味しい食べ方

次郎柿には、もともとほとんど種が入っていないが、ゼロというわけではない。そのため、次郎柿をカットするときは表面にある4つの窪んでいる溝に沿って切り分けることをおすすめする。そうすることで、種にあたることなくスムーズに次郎柿を切り分けることができるのだ。

また、熟しすぎた次郎柿を食べる場合は、そのまま食べるのもよいが、ジャムなどに加工したても美味しく食べられる。次郎柿と砂糖を鍋の中で煮詰めるだけで、美味しい次郎柿ジャムができるため、興味のある人はぜひやってみてほしい。

結論

次郎柿は完全甘柿を代表する品種であり、甘みのある柿が好きな人にはぜひ食べてもらいたい品種といえるだろう。国内では比較的簡単に手に入れることができる品種であるため、いますぐに美味しい柿が食べたい場合は、次郎柿を購入することをおすすめする。ちなみに、次郎柿のような完全甘柿に分類できる柿はほかにもたくさんある。富有柿や太秋柿などは、次郎柿と同じく完全甘柿だ。興味のある人は次郎柿とほかの完全甘柿を食べ比べてみると発見があって面白いだろう。
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