目次
1. グレープフルーツの定番品種、マーシュの特徴

グレープフルーツ「マーシュ」とは
グレープフルーツは、18世紀に西インド諸島で発見されたという柑橘類。その後、アメリカに渡り栽培されるようになり、現在は中国、アメリカ、ベトナム、メキシコ、インドなどで生産されてる。日本では、1970年頃から輸入量が増え、一般家庭でも食べられるようになった。グレープフルーツには、いくつかの種類がある。「マーシュ」は、ホワイトととも呼ばれる品種で、もっとも一般的に流通している。
グレープフルーツ「マーシュ」の特徴
マーシュは種がほとんどなく、果皮がさわやかな黄色で、果肉は白に近い薄い黄色。果汁が多く、さわやかな酸味とほのかな苦みが特徴だ。
2. グレープフルーツの定番品種、マーシュの産地と旬

グレープフルーツ「マーシュ」の産地
国内に流通しているマーシュは、ほとんどが輸入されたもので、主な輸入先はアメリカである。なかでも輸入量が多いフロリダでは、マーシュがもっとも多く栽培されている品種だ。
グレープフルーツ「マーシュ」の旬の時期
フロリダ産のマーシュは、2月から3月に開花し、9月から10月に収穫が始まり、翌年6月までの長い期間収穫される。最盛期は4月と5月で、この時期がもっともマーシュの美味しい時期だ。カリフォルニア産は5月から10月、南アフリカ産は7月から10月と、栽培される地域によって収穫の時期は異なる。
3. 美味しいグレープフルーツとは?マーシュの選び方と保存法

美味しいマーシュの選び方
美味しいマーシュの選び方のポイントは、形が丸く整っていて色が良いもの、果皮に凹みなどがなく、張りとツヤがあるもの、手に持った時にずっしりと重みを感じるものを選ぶと良い。まれに、果皮の表面に黄色やオレンジのシミがあるものもあるが、味には影響がないので気にする必要はない。
マーシュの保存方法
マーシュは、風通しの良い冷暗所や冷蔵庫の野菜室で保存すると、1~2週間は美味しく食べることができる。香りが強いため、冷蔵庫に保管する際には、ほかの食材にニオイが移らないようにビニールやポリの袋に入れて保存するようにしよう。カットしたものはラップをかけ、切り口が乾燥しないようにして冷蔵庫に保存。できるだけ早めに食べるようにしたい。
4. 風邪予防にグレープフルーツ!マーシュの栄養価を確認

グレープフルーツには、ビタミンCやクエン酸が豊富に含まれる。ビタミンCは、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須な水溶性ビタミンの一種。抗酸化作用をもち、ビタミンEと協力して有害な活性酸素から体を守る働きがある。
また、病気などいろいろなストレスへの抵抗力を強めたり、鉄の吸収を良くする働きもあると言われている。
クエン酸には、「乳酸」を分解する働きがあるといわれている。乳酸は筋肉が疲労すると蓄積する物質で、クエン酸を摂ることで、乳酸を分解して新陳代謝を助ける働きが期待できる。
また、マーシュを食べた時に感じる苦みの成分は、ポリフェノールの一種「ナリンギン」によるもの。ナリンギンには、抗酸化作用があるといわれている。
また、病気などいろいろなストレスへの抵抗力を強めたり、鉄の吸収を良くする働きもあると言われている。
クエン酸には、「乳酸」を分解する働きがあるといわれている。乳酸は筋肉が疲労すると蓄積する物質で、クエン酸を摂ることで、乳酸を分解して新陳代謝を助ける働きが期待できる。
また、マーシュを食べた時に感じる苦みの成分は、ポリフェノールの一種「ナリンギン」によるもの。ナリンギンには、抗酸化作用があるといわれている。
結論
マーシュは、日本ではもっとも馴染み深いグレープフルーツの品種だ。最近は、より甘味の強い品種が好まれる傾向があるが、マーシュの爽やかな甘味と酸味、苦みは非常にバランスが取れている。グレープフルーツは栄養的にも優れているので、デザートなどに取り入れてみてはいかがだろうか。
この記事もCheck!