このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

料理との相性がバツグンのりんご【紅玉】の特徴と選び方!

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年6月21日

ニューヨーク州で生まれ、アメリカではジョナサンとも呼ばれる「紅玉」。鮮やかな紅色と爽やかな酸味が特徴であり、昔からお菓子作りなどの際にも大活躍だ。りんごには甘みよりも酸味を求めるという人には、ぜひとも食べていただきたい品種である。今回は、紅玉の特徴や美味しい食べ方など詳しく見ていこう。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 紅玉ってどんなりんご?

紅玉は1800年に、ニューヨークで自然交雑によって生まれたりんごである。開拓使によって1871年に日本に持ち込まれたが、当初は地域ごとに「満紅(まんこう)」や「千成(せんなり)」など異なる名前で呼ばれていた。しかし、1900年に「紅玉」と統一されて呼ばれるようになった。

生産地

紅玉は青森県でもっとも多く生産されており、生産量上位である長野県、山形県の3県で約90%以上が栽培されている。

見た目

200g前後の小ぶりのものがほとんどであり、円形の形をしている。果皮の色は名前の通り濃い紅色をしており、光沢があるのが特徴。完熟したものは油上がりといってワックス成分が多く分泌されるので、べたつきを感じこともあるが、味には問題ないので心配無用である。気になる時には布で拭くことで、べたつきもとれて艶が出る。

親玉にもなる優れもの

自然交雑で誕生した紅玉は現在、さまざまに存在しているりんごの品種の親でもあり、親玉として優れていると評価されている。紅玉を親とする有名な品種には、ジョナゴールドやつがる、ひめかみ、あかねなどがある。

2. 紅玉の旬や味の特徴

紅玉の収穫は、長野県で9月下旬頃から、青森県では10月頃から開始される。長期保存されるものもあるので、市場においては春頃まで出回るが、出荷が多いのは10月頃から11月上旬頃まで。この時期が1番美味しく食べることができるといわれている。

味の特徴

紅玉の甘みは強くなく爽やかな甘酸っぱさが特徴であり、さっぱりとした後味で食べることができる。香りも強いので、生で食べると濃厚な味わいが堪能できるだろう。しかし1番の特徴は、加熱することで甘みと風味が増すことである。完熟の紅玉は甘さも楽しむことができるが、ほかの品種が勝ることはないといわれるほど、調理や加工向きの品種。加熱して深みのある味を味わうのがよいだろう。

食感

果汁が豊富でジューシーであるとともに、果肉は緻密でしまっているので、歯ごたえが強く感じられる。

3. 紅玉の選び方とおすすめの食べ方

選び方

紅玉は名前の通り、果皮が濃い赤色になる品種なので、果皮がしっかりとお尻の方まで真っ赤に色づいているものを選ぶことが重要。そして、紅玉は小玉サイズのりんごであるので、サイズが小さくても味に問題はないので心配ない。さらに、果汁が豊富な品種でもあるので、同じ大きさの場合には手に取ってみて重量感があるものの方が、果汁が豊富でジューシーである傾向が強い。また、果皮にハリがある方が鮮度がよいサインでもある。

保存方法

紅玉はあまり日持ちがよい品種ではないので、新聞紙で包んでビニール袋などに入れて、直射日光の当たらない風通しのよい冷暗所や野菜室などで保管することをおすすめする。また、紅玉は成長を促進するエチレンガスの分泌が活発である。日持ちの面で考えると、それぞれから発生するエチレンガスで成長が促進されないためにも1つずつ包んで保存する方がよいだろう。

おすすめの食べ方

酸味が好きな人にとっては、新鮮なうちは生でも味わっていただきたい。特に完熟の紅玉は果汁も多く含まれているので、爽やかな甘酸っぱさを味わうことができる。一方、酸味が苦手な人には加熱して食べることをおすすめする。紅玉は酸味が強い品種だが、加熱することで甘みと風味が増すことから、調理用・加工用としてはとても需要が高い。また、果実が緻密であり、煮込んでも煮崩れしにくいという特徴から、加熱して作るアップルパイやタルトなどの焼き菓子とも相性がよい。紅玉の持つ酸味が、スイーツの味を引き立ててくれる役割も期待できる。紅玉ならではの味の深みも出すことができるので、お菓子作りをするのであれば、紅玉を選べば間違いないだろう。

結論

酸味好きには完熟を生で食べる食べ方もおすすめだが、ぜひとも、味に深みを増してくれるお菓子作りで使用してほしい紅玉。食べるまでに多少の手間はかかるが、ぜひ、アップルパイやタルトにもチャレンジしてみてはいかがだろうか。
この記事もCheck!

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ