1. 実は人の名前から...エッグベネディクトの歴史とは?

エッグベネディクトの登場はごく最近のように感じるが、実はアメリカでの歴史はかなり古い。エッグベネディクトはニューヨークで生まれたと考えられており、なんと1900年代に誕生している。
誕生した経緯には諸説あるが、ベネディクトという料理名は人の名前から由来しており、レシピ本に掲載されてから徐々に広まっていったとのことだ。長い歴史を経て日本での一大ブームを巻き起こしたわけだが、すべての地域にエッグベネディクトが食べられる店があるわけではないだろう。エッグベネディクトが食べられる店は都会が多いため、存在は知っているが食べたことはないという人も多いはずだ。
2. エッグベネディクトは朝じゃなきゃダメ?おすすめのタイミングは?

エッグベネディクトはアメリカでは朝食として食べられることが多い。アサイーボウルやパンケーキなどの一大ブームを巻き起こした料理も、基本的には朝食ブームからきたものではある。しかし、日本にブームが起こってからは特に朝に食べるものというわけではなく、どちらかといえばカフェメニューとして定着している。
このような背景からも、エッグベネディクトは必ずしも朝食用としてだけのものではないといえる。エッグベネディクトにかけてあるオランデーズソースはバターをたっぷりと使う濃厚なソースであるため、寝起きの体には少し重いかもしれない。朝食ということにこだわらず、休日のブランチや時間に余裕のある昼食としてエッグベネディクトを選んでみるのもよいだろう。
3. エッグベネディクトに合うおかずはどんなもの?

エッグベネディクトは1個あたり約400kcalにもなるため、合わせるおかずに気をつけなければカロリーオーバーになってしまう。カロリーを多く占める栄養素は脂質なので、栄養バランスを考えれば、脂質控えめのさっぱりとしたメニューが望ましい。まずは、野菜を中心としたヘルシーなサラダやスープを合わせてみるとよいだろう。
大根サラダ
千切りした大根と人参を合わせて、和風ドレッシングをかけて食べる。あっさりとした口当たりがオランデーズソースと対照的で美味しく感じられるだろう。千切りはスライサーを使うと楽に早くできる。
レタスサラダ
レタスは葉を洗ってちぎるだけで食べることができるので、常備しておくと便利な野菜である。どんなドレッシングとも相性がよく、いろいろな味が楽しめるのもメリットだ。同じく包丁の必要ないミニトマトと合わせれば、手間をかけなくともバランスのよいサラダの完成となる。
コンソメスープ
顆粒のコンソメを使用すれば、野菜を加えるだけで簡単なスープを作ることが可能だ。玉ねぎや人参など加熱に時間のかかるものは水から茹でて、柔らかくなってからコンソメを加えよう。レタスや水菜など、加熱の必要がないものはスープを作ってから野菜を加えれば十分である。
トマトスープ
トマト缶を使って作るトマトスープは、ビタミンやリコピンなど体によい栄養素を一度にしっかりと摂ることができる。色味も鮮やかできれいなので、食卓に華を添えてくれること間違いないだろう。
結論
エッグベネディクトはアメリカでは古い歴史を持つが、日本に入ってきてからはまだ日が浅い。一時期の大ブームからは少し落ち着いているが、これから日本でも定番メニューとなるのかどうかは興味深いところだ。エッグベネディクトはボリュームの割にはカロリーが少々高めである。美味しいからといって食べ過ぎにはくれぐれも注意しよう。
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