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とろけるような甘さが特長のメロン【プリンスメロン】の選び方

投稿者:
ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:
管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年7月 3日

元々、高級フルーツであったメロンには庶民が手を出すことができず、メロンの一変種であるマクワウリを食べるしかなかった。そんななか誕生した、庶民でも手軽に食べられるプリンスメロンによって、メロンは身近なフルーツとしての地位を獲得したのである。そんなプリンスメロンの味や選び方を紹介しよう。

1. 日本生まれのプリンスメロンの正体とは

ヨーロッパのカンタロープ種の1つであるシャランテと、日本のマクワウリ種の1つであるニューメロンを交配し、昭和37年に開発されたのがプリンスメロンである。それまでのメロンは高級品の扱いであり、安いマクワウリを食べることが一般的だったが、プリンスメロンの登場により、いままで手の届かなかったも人も手を出せるようになったのである。

プリンスメロンは入手しにくい?

誕生当初は安くて美味しいということで、一気に広まったプリンスメロン。一時期はメロンの生産量シェアの70%を占めることもあり、多くの人がプリンスメロンを楽しんだ。そのブームは10年ほど続いたが、その後、品種改良が活発に行われるようになり、さまざまな新品種のメロンが登場するきっかけにもなった。

薄黄緑の小玉メロン

プリンスメロンの見た目の特徴は、皮に網目がなくツルツルしていること。果皮の色は白みがかった薄黄緑色をしている。カットすることで見ることができる果肉は、黄緑色から淡いオレンジ色をしているのが特徴である。プリンスメロン1個の重さは500~700gであり、メロンの中では小ぶりなものに分類される。

2. 甘くてとろけるような口当たりのプリンスメロン

とろけるような甘さが特徴

プリンスメロンは甘みが強く、その糖度は約16度。香りが強いが、メロン特有の甘い香りでないのが特徴でもある。甘みは強いがしつこくはないので、後味がよく、日本人好みの味だといえるだろう。そして、口に入れると、とろけるような食感を楽しむことができるのも魅力的だ。プリンスメロンを食べると、昔食べた懐かしい味を思い出す人も多いのではないだろうか。そのため、次々に新しいメロンが登場しても、根強い人気を誇る品種でもある。

熊本県が代表産地

誕生当初は一気に生産量が増えたこともあり、日本全国で栽培された時期もあったが、当時に比べると現在は、その生産量は減ってしまっている。現在、最も盛んにプリンスメロンが栽培されているのが熊本県である。それ以外では、山形県や福井県などでも栽培されている。

旬の時期

プリンスメロンは4月頃から市場に出始め、5月頃が出荷のピークであるといわれている。熊本で生産されるメロンは春メロンとも呼ばれ、4~5月に収穫して食べられる。一方で、北の方で栽培されている山形県や福島県のメロンは5~6月の初夏に収穫されて市場に出回ることから、産地により旬が少しずれるという特徴もある。

3. 美味しいプリンスメロンの選び方

果皮に張りがあり綺麗なものがサイン

プリンスメロンを購入する時のチェックポイントは、いくつかある。1つは形が変形しておらず、綺麗な球形をしていること。そして果皮に傷がついておらず、張りがあり、色が均一に着色しているものを選ぶのがよいだろう。また、可能であれば手に取って、重量感のあるものを選ぶのもポイントである。店ではまだ硬めのものを並べていることが多いので、しばらく保存して、お尻の部分が少し柔らかくなり、香りが強くなってきた頃が食べごろのサインでもある。

冷蔵庫での保存はNG?

プリンスメロンは基本的に、完熟するまでは常温で保存するのが1番よい。冷蔵庫に入れて保存してしまうと味が落ちてしまうので、注意が必要だ。そのため、冷蔵庫に入れるのは食べる2~3時間前にすることで、味が落ちることなく、美味しく食べることができる。なお、カットしてからは鮮度が落ちる一方。冷蔵庫に入れて、できるだけ早く食べるのがよいだろう。

結論

人によっては昔懐かしい味わいのプリンスメロン。いま、その生産量は減ってしまったが、日本人好みの味で美味しく食べることができるメロンである。生産量は減ったとはいっても、決して手に入りにくいというわけではないので、ぜひ、1度は手に取って食べてみてはいかがだろうか。
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