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白菜と豚肉のミルフィーユ鍋は簡単で栄養満点!おすすめアレンジも紹介

白菜と豚肉のミルフィーユ鍋は簡単で栄養満点!おすすめアレンジも紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

鉛筆アイコン 2019年7月31日

ミルフィーユとはパイ生地とクリームを何層にも重ねた菓子のこと。語源の「mille-feuille」は「千の葉っぱ」という意味がある。白菜と豚肉を何層も重ね合わせ作る鍋もこの菓子に似ていることからミルフィーユ鍋という。白菜と豚肉さえあれば誰でも簡単に作れてしまうミルフィーユ鍋。意外に知らない白菜の保存方法や栄養素、ミルフィーユ鍋のアレンジ方法などを紹介していく。

  

1. 白菜の保存方法は?

白菜はカットされているものより、まるごと保存するほうが日持ちするといわれている。まるごと保存する場合は新聞紙やキッチンペーパーなどで包み冷蔵庫に。正しい方法でしっかり保存すれば、だいたい1ヶ月ほど保存可能。保存するときは、なるべく立てて保存することが好ましい。土に埋まっているときに縦向きの野菜を横にしておくと、鮮度が早く落ちてしまい重みで腐ってしまうことも。半分や1/4にカットされた白菜は切口から傷んでいくため、濡らしたキッチンペーパーを巻き、ラップもしくは保存袋に入れてから冷蔵庫に入れておくと1週間ほどは保存がきくだろう。冷凍保存する場合は、ざく切りにした白菜を保存袋にいれ冷凍庫へ。
また、保存するときに、芯に切れ目を入れておく。白菜は収穫後も茎の部分が成長しようとするのだが、芯の部分に切れ目を入れておくことで芯の成長を抑え鮮度を保つことができるのだ。

2. 白菜と豚肉の栄養素は?

白菜には体内の不要な塩分を排泄する作用を持つカリウムが豊富に含まれている。カリウムは水に溶けやすい性質がある栄養素で、汁ごと食べられる鍋やスープに最適の食材だ。また白菜には、イソチオシアネートと呼ばれる辛み成分が含まれている。イソチオシアネートは、解毒作用を持つ酵素を誘導することが知られている。さらに白菜の葉には、皮膚や細胞にあるコラーゲンの成分となるビタミンCが多く含まれている。ミルフィーユ鍋に欠かせないもう一つの食材である豚肉だが、良質なタンパク質が含まれていることは知られている。そのほかにも、糖質をエネルギーに代える反応をサポートする働きのあるビタミンB1をはじめ、ミネラルである亜鉛・鉄分・カリウムが豊富に含まれている。
ミルフィーユ鍋は白菜と豚肉の栄養を一緒に摂れる一石二鳥の鍋なのだ。
白菜や豚肉の旨みや栄養が溶け出ているスープもぜひ一緒に摂っていただきたい。

3. 白菜と豚肉を使ったミルフィーユ鍋のアレンジ方法とポイント!

ミルフィーユ鍋をシンプルに味付けする場合、鶏ガラスープやコンソメを使うのが一般的だが、シンプルがゆえに途中で飽きてしまうことがある。そんなときは、ゴマダレやポン酢を漬けダレとして用意しておくといい。また、キムチやコチュジャンを入れて韓国風にしたり豆乳や牛乳をいれクリーム煮風にしたりとミルフィーユ鍋はアレンジが自由自在にできる。ほかにも白菜と相性のよいキノコや人参などを入れて彩りを加えるのも一つだ。ミルフィーユ鍋を作るポイントは、水を少量にするということと、隙間なく詰めるということである。白菜は全体の90%以上が水分なので、無水もしくは少量の水で調理ができる。「少ない?」と思うくらいがちょうどいい。さらに、熱を加えていくと具材が崩れせっかくのミルフィーユが崩れてしまう。それを防ぐためにも隙間なく詰めるということは大事なポイントだ。最近ではスーパーなどでも白菜と豚肉をミルフィーユしたものが売られている。それを使えば手間も省け、料理が苦手という人も気軽に挑戦できるだろう。

結論

白菜と豚肉さえあれば作ることができるミルフィーユ鍋は、手軽に作れる健康鍋。白菜豚肉を一枚一枚重ねていく作業は、家族や子どもと一緒にすれば楽しい時間になりそうだ。そんな時、少しのアレンジや工夫を見せることで「さすが!」といわれるかもしれない。ぜひチャレンジしてみてほしい。
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  • 更新日:

    2019年7月31日

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