1. 里芋はレンジを使うと簡単に皮がむける

里芋は下準備・レンジで加熱・皮をむくという3ステップで下処理できる。
1.下準備
里芋の土や汚れを丁寧に水で洗い流し、深さ1mm程度の切り込みをぐるっと一周入れよう。こうすることで、加熱後に皮がむきやすくなる。
2.レンジで加熱
耐熱皿に里芋を並べ、上から水をひと回ししたらラップをかける。里芋5個に対し600wで5分ほど加熱しよう。ただし大きさや個数によって加熱時間が異なる。竹串を刺してみてスッと入るかどうかが目安だ。まだ固いようなら30秒ずつ追加で加熱して様子を見よう。里芋に竹串がスッと刺さったらレンジから取り出す。
時間に余裕がある場合は、加熱ムラをなくすため、半分の時間が過ぎた時点で一度取り出し、上下ひっくり返して再度加熱しよう。
時間に余裕がある場合は、加熱ムラをなくすため、半分の時間が過ぎた時点で一度取り出し、上下ひっくり返して再度加熱しよう。
3.皮をむく
里芋の皮は冷めるとむきにくくなる。まだ熱いうちに皮をむくのがポイントだ。切れ目に沿って皮を押し出すようにむいていこう。ただし加熱直後は里芋が熱くなっているので火傷をしないように注意が必要である。ふきんやキッチンペーパーで里芋を包みながらやると、熱いうちでもむきやすいので試してみてほしい。
多めにレンチンして冷凍保存もおすすめ
里芋が大量にあるときなどは、レンジで加熱して冷凍保存しよう。1カ月ほどは持つ。使いやすい形にカットしておけば、料理にそのまま使えて便利である。保存に使う袋などは、必ず冷凍用のものを選ぼう。
2. レンジで時短!冷凍里芋を解凍する方法

冷凍保存した里芋はレンジを使って簡単に解凍できる。皮がある場合とない場合に分けて、レンジでの解凍方法を紹介する。
皮なし冷凍里芋の解凍方法
冷凍里芋を耐熱容器に入れ、里芋が半分浸かるくらいまで水を入れる。レンジ800Wで3分加熱し、上下をひっくり返して2分加熱する。固いようであれば追加で30秒ずつ加熱し、竹串がスッと刺されば解凍完了だ。途中で上下を入れ替えることで解凍ムラを防ごう。味噌汁のように、解凍後に再度加熱する場合はレンジでの加熱時間を短くしてもよい。
皮つき冷凍里芋の解凍方法
冷凍里芋を水に浸け、皮の表面が溶けてきたら指でグッと押してむいていこう。冷凍した里芋は、皮をむくときに手がかゆくなりにくいという特徴がある。あとは、皮なしと同様に柔らかくなるまでレンジで加熱して完成だ。
3. レンジで加熱した里芋のおすすめレシピ3選

レンジで加熱した里芋は改めて下茹でする必要がない。すぐに調理に使えて時短につながる便利な食材だ。最後に、レンジで下処理した里芋を使ったレシピを3つ紹介する。
じゃがいもよりクリーミー!簡単里芋コロッケ
レンジで加熱した里芋をボウルに入れ、フォークやマッシャーでつぶす。みじん切りにした玉ねぎとひき肉をフライパンに入れて炒める。火が通ったら塩コショウで味を付け、マッシュした里芋に混ぜ合わせる。粗熱が取れたら小判形に成形し、小麦粉をまぶして余計な粉をはたいたら溶き卵にくぐらせる。最後にパン粉をまぶし180℃に熱した油で揚げる。こんがりときつね色になるまで揚げたら完成だ。
時短レシピ!里芋とツナのサラダ
レンジで加熱した里芋をフォークで粗くつぶす。ボウルにマッシュした里芋・ツナ缶・マヨネーズを入れて混ぜる。最後に塩コショウで味を調えればできあがる。ツナ缶の油が気になる方は、油を切ってから入れよう。
手軽!里芋のホワイトソースグラタン
レンジで加熱した里芋をフォークでつぶしておく。フライパンにバターを入れ、薄切りにした玉ねぎ・短冊切りにしたベーコン・しめじを炒める。具材がしんなりとしてきたら、つぶした里芋・コンソメ・牛乳・塩コショウを加えて煮る。とろみが出てきたら粉チーズを加えて混ぜ合わせる。次に耐熱容器に具材を入れ、上に溶けるチーズとパン粉をのせる。トースターで5〜10分焼き、表面がこんがりとしたら完成だ。
結論
里芋はレンジで加熱すると簡単に皮がむける。面倒な下処理を簡単に済ますことができるのでおすすめだ。またレンジで加熱した里芋を使えば、忙しいときでも手軽に里芋料理を作ることができる。ぜひ今回の記事を参考に、レンジを活用して里芋を調理してみてほしい。
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