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栄養豊富な食用菊!特徴や美味しい食べ方を解説

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年7月11日

ビタミンカラーの黄色や可憐なピンク色の花びらが美しい食用菊。スーパーの魚コーナーで販売されている刺身に添えられていることもある。単なる飾りだと思い込み、食べずに捨てている人がいるかもしれないが、食用菊にはさまざまな栄養成分が含まれているという。今回は食用菊の特徴や美味しい食べ方を紹介しよう。

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1. 食用菊の特徴

まずは食用菊の特徴から学んでいこう。シャキシャキとした食感と独特の風味が特徴の食用菊。原産は中国で、古代から延命長寿の花として菊茶や菊花酒、漢方薬としても飲用されていたそうだ。日本には奈良~平安時代の初期に伝わったとされ、菊の花を食べるようになったのは江戸時代という。ちなみに現在、食用菊の生産量が多い県は山形県や愛知県である。
食用菊の特徴のひとつとして挙げられるのは、いくつか品種があることだ。たとえば8~9月に開花する金からまつや、10~11月に開花する延命菊・もってのほか・松風など。新潟県ではかきのもと、青森県では阿房宮(あぼうきゅう)という名前の食用菊が生産されている。含まれる栄養成分はビタミン・食物繊維・ミネラル類・クロロゲン酸などだ。ヘルシーな食材として注目されており、東北地方ではよく食べられている。
食用菊の中でも味や風味がよく食用菊の横綱と称されているのが、もってのほかだ。もってのほかの名前の由来は、菊の花は天皇の御紋であるため「食べるなんてもってのほか」や「食べたらもってのほか美味しかった」ということから転化したという。

2. 食用菊のむき方

食用菊は、苗で販売されていたり、花びらのみを販売されていたり、花びらを蒸して乾燥させてから販売されていたりとさまざまだ。さっと茹でて使える状態のものはいいが、花びらで届いたらどのようにむくのが正しいのだろうか。ここでは食用菊のむき方についてレクチャーしたい。
食用菊の場合は、むき方というより摘み方と表現したほうが正しいかもしれない。正しい摘み方は芯部分のみを残して、花びら部分を手で摘みバラバラにすればOK。芯は苦みがあるため使用しないでおこう。
ちなみに菊は桜と同じく日本の国花で、日本国内で生産量が一番多い花だという。切り花の場合は開花期が違う品種を組み合わせることもあったり、栽培方法で開花期を調整したりして通年生産されているようだ。

3. 食用菊を美味しく食べる方法

最後に食用菊を美味しく食べる方法を紹介しよう。菊は香りや苦みが強いものが多いが、食用菊は苦みが少なめで歯ざわりがよく美味しいのが特徴だ。
ちらし寿司の上にトッピングしたり、刺身のツマとして添えたり、天ぷらにしたりして食べてみよう。また、酢を加えて茹でると鮮やかな色が保てるという。とくに、おひたしにする場合は、酢を入れて茹でるのがおすすめだ。さらに、日々の食卓に食用菊を簡単に取り入れたい人は、茹でて水気をきり味噌汁やカレーに加える食べ方をおすすめしたい。
ちなみに秋田県では食用菊を使用した漬物があるという。また、秋田県は発酵文化が発達しており、花ずしといって菊となすびの間にもち米を詰めてから辛子をのせ、麹に漬けた食べ物があるそうだ。さらに伝統野菜として秋田県に認定されている食用菊の名前を湯沢菊というらしい。

結論

食用菊の特徴や食べ方を紹介したが、理解を深めてもらえただろうか。東北や山形では馴染みのある食材だが、初めて食べられることを知った人もいるだろう。年間をとおして入手できるので、気になる人はぜひ味わってもらいたい。
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