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干し芋におすすめのさつまいも!【玉乙女】の特徴

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年10月24日

さつまいもは、焼きいもや干しいもになって店頭に並ぶこともある。焼きいもは、さつまいもの名前を明示して販売されているが、干しいもの場合はさつまいもの名前が分からないことが多い。しかし、実は干しいも用として栽培されているさつまいもがある。ここでは、干しいもに適しているといわれる「玉乙女」という品種について紹介する。

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1. 【玉乙女】とは?

干しいもに向いているいもって?

さつまいもは焼く、蒸す、揚げるなど、どのような調理法でも美味しく食べられる食材だ。しかし、さつまいもの品種によっては、おすすめの美味しい食べ方が決まっている場合がある。なぜなら、品種改良の際に加工目的を決めていることが多いからだ。とくに、焼きいもとして食べるのか、干しいもとして食べるのかでは、求められている食感に大きな差がある。「玉乙女」は、干しいもにするために生まれた品種だ。そのため、干しいもにしたときに1番美味しくなるよう工夫されている。

玉乙女の特徴

干しいもは、天日干しによってさつまいもの水分を抜き、乾燥させて作る。玉乙女は干しいもに適した品種であるが、それは加工のしやすさにも表れている。干しいもにする際には、生のさつまいもの皮をむかなくてはならないが、玉乙女は干しいも加工用の主要品種である玉豊よりも、皮がむきやすくなっている。
また、干しいもにしても色合いがよく、美しい黄色が映える。繊維が少ないため、食べやすいという特徴ももっている。しっとりした甘さは玉豊と同程度とされているが、加工適性は玉豊よりも優れているとされ、干しいも加工にするさつまいもとしては、最高品質ともいわれている。

2. 玉乙女の旬と選ぶときのポイント

玉乙女の旬

主に加工用として栽培されている玉乙女だが、栽培方法は市場に一般的に出回っているさつまいもと変わらない。暖かくなってきた4~5月頃に苗植えが行われ、涼しくなる9~11月に収穫するというのが、さつまいも栽培のサイクルだ。そのため、玉乙女もこの時期に収穫される。しかし、加工目的で流通されることが多いため、一般消費者向けの市場に出回ることは少ない。店頭に玉乙女が並ぶときは、干しいもに加工された状態であることが多い。収穫した玉乙女を干しいもに加工するまでには時間を要するため、干しいもが店頭に並ぶのは、生のさつまいもよりも遅い。玉乙女の旬は9~11月だが、干しいもとして実際に店頭に並ぶのは12月以降になることもあるため、玉乙女の旬は把握しづらいといえる。

玉乙女の選び方

加工されていない玉乙女が売っていることは稀だ。しかし、運よく生の玉乙女を購入する機会があった場合、次に挙げるポイントをチェックしてほしい。珍しい玉乙女だからといって、よく確認せずに購入すると、品質が悪いものを購入してしまう恐れがあるからだ。
  • ふっくらとした形をしているか
  • 表面がデコボコしていないか
  • 皮の色つやがよいか
  • 皮の表面に黒いシミが出ていないか
この中の1つにでも該当しないものがあった場合は、購入を控えた方がよいだろう。

3. 玉乙女のおすすめの食べ方

玉乙女は、干しいもに加工されて店頭に並ぶことが多い。そのため、玉乙女の食べ方としては、そのまま干しいもを食べるというパターンが多い。干しいもは農家や加工業者が手間ひまかけて作ったものであるため、玉乙女のもつ甘みを引き出せていることはもちろん、おやつや小腹が空いたときの間食として、手軽に食べられる。しかし、生の玉乙女が購入できたら、ぜひオリジナルの干しいもを作ってほしい。手作りすることで好みの厚さや干し加減に調整できるというメリットがあるからだ。

干しいもができるまで

玉乙女から干しいもができるまでには、さまざまな工程が必要となる。まず収穫した玉乙女は、甘みを出すために貯蔵される。しっかり熟成させたら、丁寧に洗い汚れをとる。ここからはいよいよ、干しいもの製造にとりかかる。玉乙女は皮がついた状態で蒸されるのだが、時間をかけて蒸すことで、さらに甘みが強くなる。蒸し終わった直後、熱いうちに皮をむいてスライスする。ここの工程で、よく見かける干しいもの形になる。最後に、天日干しをすれば干しいもの完成だ。

干しいもを手作りする場合のポイント

家庭で作る場合でも、干しいもづくりの基本は変わらない。皮つきの玉乙女を蒸したら、皮をむいて好みの厚さにスライスする。問題は干す作業だが、ホームセンターなどで売られている野菜干しネットを使えば問題ない。スライスした玉乙女を並べて、そのまま日の当たるところに干しておけば、自家製干しいもの完成だ。

結論

美味しい干しいもを作るために、品種改良によって生まれた玉乙女。生のさつまいもに比べて知名度は低いが、干しいもに大きく貢献している品種だ。さまざまなさつまいもの加工品がある中でも、手間ひまかけて作られた玉乙女の干しいもは、一度は食べておきたい逸品である。
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