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弁当や料理の彩りに活躍!うずらの目玉焼きのコツは?

弁当や料理の彩りに活躍!うずらの目玉焼きのコツは?

投稿者:ライター 藤本龍(ふじもとりょう)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2019年7月31日

鶏の卵よりも小さく、彩りに活躍するうずらの目玉焼き。小ぶりなうずらの卵は、かわいらしさや華やかさを演出するのに使えておすすめだが、上手な目玉焼きを作るにはちょっとしたコツが必要となる。今回は、うずらの卵について、普通の卵と具体的にどう異なるのか、目玉焼きの使い道、そして綺麗な目玉焼きを作るコツについて紹介していこう。

  

1. うずらの卵と鶏の卵の違い

うずらの卵と鶏の卵の違いは大きさだけではない。鶏の卵も栄養食として知られているが、うずらの卵はそれ以上に栄養が豊富なことで知られている。

うずらの卵と鶏の卵では、同じ100gあたりの栄養価を比べるとビタミンB12では鶏の卵の約5.2倍、葉酸は約2.1倍、鉄分は約1.5倍とかなりの差があることがわかるだろう。この栄養価の違いはうずらが鶏よりも小さな鳥であり、成鳥になるまでの期間が鶏よりも短く、その分卵に栄養が多く含まれている必要があることが理由として考えられている。

うずらの卵の1個あたりの重さはおよそ10〜12gほど。鶏卵1個の重さの目安は50〜60gほどなので、うずらの卵は5〜6個ほどで鶏の卵と同量になるという感覚でよい。

2. 印象満点!うずらの目玉焼きを使うコツ

鶏卵ではなくうずらの卵で目玉焼きを作るメリットは、そのサイズを活かしてさまざまな料理や弁当の彩りに取り入れることができる点だ。弁当にうずらの目玉焼きをただ添えるだけでも、彩りがよくなっておすすめだが、さらに見栄えをよくするコツとしては、海苔をカットして目と口を作り、黄身の上にのせることだ。いわゆるキャラ弁とまではいかなくとも、小さくてかわいらしいうずらの目玉焼きに顔が付いていれば、それだけでも華やかさはぐんと増す。ほんのひと手間で子どもも喜ぶ弁当になるのでお試しあれ。

また、うずらの目玉焼きを焼くときにちょっとした工夫をするのもおすすめだ。その方法は、あらかじめウインナーをいくつか輪切りにしておき、うずらの卵をフライパンの上に落としたらすぐさまその周りを輪切りのウインナーで囲むのだ。上手く焼きあげると、できあがったうずらの目玉焼きは花のような形になり、さらにかわいらしさがアップする。遠足や運動会などの特別な日の弁当に花の形のうずらの目玉焼きを添えてあげるというのはいかがだろうか。

ほかにも、うずらの卵の小ささを利用してクッキーの型やスライスしたパプリカを利用して焼くのもおすすめだ。クッキーの型であれば好きな形のうずらの目玉焼きができ、パプリカであれば周りをカラフルに縁取ったかわいい目玉焼きができあがる。

普段の料理においても、うずらの目玉焼きは彩りをよくしてくれる。一口ごとに分けた一品料理にうずらの目玉焼きを添えるなど、卵のサイズを活かしてさまざまな使い方を考えてみるとよいだろう。

3. うずらの目玉焼きを上手に焼くコツ

うずらの卵を鶏の卵と同じ感覚で使おうとしたときに難しいのは、卵の割り方だ。小ぶりなうずらの卵は鶏卵と同じ感覚で割ろうとしても力加減が難しく、パカッと両手で開いて割ろうと思うとどうすればいいかわからなくなりがちだ。

うずらの卵で目玉焼きを作るとなると、黄身を割らずに綺麗に殻を割るコツが必要だ。そのコツとは、まず卵の先端部分にヒビを入れ、その先端部分の殻だけを取り除くことだ。先端だけを開くことができたら、あとは殻を逆さに向ければ中身が綺麗に出てきてくれる。また、うずらの卵は鶏の卵より小さい分、熱の通りも早いことに注意しよう。

結論

うずらの目玉焼きはさまざまな使い方ができ、料理に彩りを添えるのに最適である。弁当にひとつ入れておくだけでも華やかになるので、ぜひ今回紹介したコツを思い出しながら華やかな盛り付けを試してみるとよいだろう。ちなみに、うずらの卵は茹で卵にしても彩りに活躍してくれる。適宜目玉焼きと使い分けて弁当や料理に添えてみてはいかがだろうか。
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  • 公開日:

    2019年7月26日

  • 更新日:

    2019年7月31日

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