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サワークリームとクロテッドクリームの特徴と違いを解説

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年8月11日

スーパーの陳列棚、生クリームやクリームチーズと並んで販売されることの多いサワークリームやクロテッドクリーム。皆さんはその存在をご存知であろうか?いずれも、知っていると料理上手から一目置かれるのはもちろん、なんといっても料理の幅が広がる乳製品である。今回はそれぞれの特徴を紐解きながら、混同しやすいサワークリームとクロテッドクリームの違いについて学んでいきたい。

1. サワークリームとクロテッドクリームの特徴

サワークリームとは?

サワークリームとは一体どんなものか?その答えは、名前に隠されている。サワー=酸っぱいクリームである。生クリームを乳酸菌で発酵させたもので、ロシアや東欧などで広く食べられてきたもの。乳製品特有のまろやかな味わいを引き締めるような酸味は、独特で新鮮さを感じる人も多いかもしれない。冷蔵状態でも柔らかくしたクリームチーズのようなテクスチャーで、非常に扱いやすい。ボルシチに添えられることでも知られている。またアメリカでは、ポテトフライに添えられるのも一般的。

クロテッドクリームとは?

対してクロテッドクリームは、日本ではサワークリームよりもさらに知名度が低いと思われる。というのも、輸入食品が多いスーパーでは見かけることもあるが、普通のスーパーには置いていない場合も多いからだ。
そんなクロテッドクリームの正体は、リッチそしてミルキーなクリームのこと。発祥はイギリス。デボンシャー地方で古くから愛されてきたクリームである。乳脂肪分の高い牛乳を煮詰めて作られるもので、濃厚な味わいが特徴。特に、イギリスの紅茶文化、アフタヌーンティーに登場するスコーンに欠かせない存在としても知られている。

舌のうえでとろけるようなテクスチャーは、バターと生クリームの中間のような雰囲気。また本場のものは、パッケージを開封すると黄色い膜が張っている場合が多い。このザクザクとした膜はクラストといって、これも一緒に混ぜて、ちょうどよい硬さにしてから、スコーンにつけるなどして使うのがおすすめ。

2. サワークリームとクロテッドクリームの違い

乳脂肪分の比較

サワークリームとクロテッドクリームでは、まず乳脂肪分が少々異なる。サワークリームの乳脂肪分は、およそ40%程度。対してクロテッドクリームはさらに上回る高さで、60%程度である。ちなみにほかの乳製品を見てみると、一般的な牛乳の乳脂肪分の割合が約3%、生クリームが35〜45%、バターが80%となっている。

味わい・見た目の比較

サワークリームは乳製品とはいえ、酸味があるのが特徴。対してクロテッドクリームには、酸味は感じられない。感じるのはまろやかさのみである。
さらに見た目にも違いがある。サワークリームは白く、なめらかなクリーム状。クロテッドクリームも、なめらかなクリーム状ではあるものの、やや黄色がかった色合いをしている。ちなみにサワークリームもクロテッドクリームも、簡易バージョンであれば自宅で作ることができる。サワークリームは生クリームとプレーンヨーグルト、クロテッドクリームは生クリームを使用する。ただ、まずは一度、本物を味わってみることをおすすめする。

3. サワークリームとクロテッドクリームの使用法

サワークリームもクロテッドクリームも、スイーツに使われる印象が強いことであろう。しかし実は、双方料理にも活用することができる。というのも、それ自体には甘みがないので、フレキシブルに活用できるのだ。また、いずれもそのままパンやクラッカーに塗って食べることもできる。

サワークリームはどう使う?

サワークリームを最も簡単に使うなら、ディップがおすすめ。刻んだツナやスモークサーモン、ディルなどのハーブを合わせれば、あっという間におしゃれなディップが完成する。野菜スティックやコーンチップス、フレンチフライなどにつけると旨い。
これからの季節なら、パスタソースとしても優秀だ。サワークリームのさっぱりとした後味は、病みつきになる。明太子やエビ、牛肉などと相性がよい。

クロテッドクリームはどう使う?

クロテッドクリームも、スコーンだけに使うなんてもったいない。クロテッドクリームは、簡単にコクのある味わいを演出してくれる食材である。まずは、カレーやスープのコクUPに活用してみよう。
オムレツやスクランブルエッグを作る際、卵液に加えるのもおすすめ。クロテッドクリームの効果で、ふわふわの卵料理が実現する。そのほか、ホットケーキ、パウンドケーキなどに入れても美味しい。

結論

サワークリームとクロテッドクリーム、乳製品という意味では同じであるが、味わいや製法にはかなりの違いがある。サワークリームは酸味があるクリーム、クロテッドクリームには酸味はなく、まろやかな味わいである。それぞれ、乳脂肪分が高めであることから、日常的に大量に摂取すべきものではないが、上手に活用できるようになると料理がぐっとおしゃれに、そして本格的になる。ぜひ、一度味わってみてはいかがだろうか。
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