1. チーズフォンデュと相性のよい副菜
まず、チーズフォンデュと相性のよい副菜から紹介しよう。コクのあるチーズフォンデュがメインの日は、副菜としてサッパリとした野菜サラダや、ひよこ豆のサラダを添えたいものだ。また、パプリカのピクルスや、アスパラガスを豚肉で巻いてマヨネーズをつけホイル焼きした副菜もおすすめである。
さらに、塩焼きした手羽先や鮭のムニエル、キノコのマリネ、ズッキーニとタコのガーリックソテー、豆苗とハムとしめじの炒め物、ラタトゥイユ、蒸し鶏のピリ辛つけダレなど、さまざまな副菜と相性がよい。
ちなみに、チーズはナチュラルチーズであるモッツァレラ・カッテージ・クリーム・カマンベール・チェダー・パルメザンや、プロセスチーズなど、さまざまな種類があり、含まれる栄養成分の量はそれぞれ異なる。チーズフォンデュに使用するチーズは、基本的に溶けやすいナチュラルチーズがおすすめだ。
2. チーズフォンデュが主食のときにおすすめのスープ
ここでは、チーズフォンデュが主食のときにおすすめのスープを紹介しよう。チーズフォンデュは濃厚なチーズダレなので、具材が入っていないシンプルなコンソメスープや、サッパリとしたオニオンスープ、やさしい旨みの卵スープ、わかめスープなどが相性のよいスープだ。
また、ツルンとのどごしがよい春雨スープや色鮮やかなチンゲンサイのスープ、サッと火が通りやすいもやしのスープ、少し酸味のあるもずくのスープ、鉄分たっぷりのあさりのスープ、冷やして食べても美味しい枝豆のスープなどもチーズフォンデュと相性がよい。
さらに、スープのみならず味噌汁の定番といってもよいわかめと豆腐の味噌汁や根菜たっぷりの味噌汁、懐かしい味わいのえのきの味噌汁、食感が楽しいオクラの味噌汁もおすすめしたい。ちなみに、チーズは水分を除くと半分程度は脂質であるが、良質なタンパク質やカルシウムも多く含まれている。とくにチーズをはじめとした乳製品のカルシウムは体内に吸収されやすく、丈夫な骨づくりに役立つ。
3. チーズフォンデュのアレンジ料理
最後にチーズフォンデュのアレンジ料理を紹介しよう。ひとつめのアレンジ料理は、カラフルなチーズフォンデュだ。ベースのチーズフォンデュを作ったら3つに分け、1つはトマトソースと白ワインを加え、もう1つはカボチャと牛乳をミキサーでなめらかにしたものを入れ、あと1つにはバジルソースを加えればOK。一度に3つの味を楽しめるのが魅力といえるだろう。
次に紹介するアレンジ料理は、冷凍パスタとカマンベールチーズで作るチーズフォンデュ風のおかずだ。まず、ココットにカマンベールチーズを2等分にして入れ、レンジで温めた冷凍パスタを加え、その上に粉チーズをかける。トースターで5分ほど加熱し、取り出してパセリを散らしたら完成だ。
チーズフォンデュが残った場合のアレンジ料理も紹介しよう。グラタン用の器に薄切りにしたじゃがいもを入れ、塩こしょうし、その上に残ったチーズフォンデュをのせて、焼き目がつくまでトースターで焼いたらポテトグラタンの完成だ。
ちなみに、チーズは牛乳が凝縮した食べ物だが、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするという人もいるだろう。お腹の調子が悪くなるのは、牛乳に含まれる乳糖が影響しているそうだ。チーズの場合は、作る際に乳糖が乳酸菌の栄養になるので、牛乳よりも乳糖は少ないという。
結論
チーズフォンデュと相性のよい献立について紹介したが、作ってみたいと思ってくれたら嬉しい。ちなみに、チーズフォンデュは作るときに白ワインのアルコールを飛ばしてから牛乳を加えると、チーズが固まりにくく具材に絡みやすくなるので、覚えておこう。
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