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食用菊の王様!山形県の伝統野菜【延命楽】の特徴と食べ方を紹介

投稿者:
ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:
管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年8月 6日

現在、約60種類もある食用菊であるが、その中でもよく食べられるもののひとつに山形県の伝統野菜でもある「延命楽」というものがある。最近、エディブルフラワーがお菓子や料理に使用されることも多い。食用菊は伝統的な日本のエディブルフラワーであり、昔から使用されてきた。そこで今回は延命楽について紹介する。

1. 延命楽はどこからやってきた?

延命楽はもともと日本で栽培されていた食用菊ではなく、中国から伝わってきたといわれている。
菊の花自体が中国から伝わってきたものであるが、奈良時代には薬草として使用されていた食用菊。一般的に食べることが定着して、栽培されるようになったのは江戸時代といわれている。
延命楽が正式な名前ではあるが、じつはこの延命楽は地域によっていろいろな呼ばれ方をしている。生産量が一番多い山形県では「もってのほか」や「もって菊」、新潟県では「カキノモト」や「おもいのほか」と呼ばれている。この名前の由来はさまざまなことがいわれているが、その中の1つを紹介する。
菊は天皇家の御紋であることから、その菊を食べるということは「もってのほかである」や「もってのほか美味しい」という意味から名付けられたともいわれている。

2. 延命楽を選ぶ時に見るポイントとは

延命楽の見た目の特徴は花びらが鮮やかな紫色であることである。そして、花びらは筒のように丸みを帯びており、大輪種の菊である。基本的に、食用菊は黄色のものが多いので、目立つ品種でもある。
花びらが筒のようになっていることで、キュッキュッとした独特の食感を楽しむことができる。そして、香りや味、食感のすべてにおいて、たくさん存在している食用菊の中でも高く評価されている。

旬が短いので見つけたらすぐゲット

食用菊全般に当てはまることだが、延命楽もまた収穫期間が短い。基本的には9月下旬頃~11月上旬頃に収穫され、旬の時期は秋である。店頭に並ぶ期間も決して長くはないので、見つけたときにはぜひ手にとってもらいたい。

色が鮮やかでみずみずしいものを選ぼう

延命楽を購入するときには、全体がしっかりと紫色がかかった桃色をしており、花びらがピンとしているものを選ぶのがよいだろう。花びらがしおれたり、変色したり、枯れていたりするものは鮮度が落ちているものであるので、できるだけ避けたほうがよい。
日持ちはよくないので、できるだけ早く使用することがおすすめだが、長期保存したい場合には、花びらをサッとボイルしてから冷凍保存するとよい。

3. 延命楽を調理するときのポイント

食用菊は基本的にガクの部分は硬くて苦味が強いので食べることができないため、可食部は花びらのみになる。花びらのシャキシャキとした食感を楽しめる食べ方がおすすめである。そして、延命楽は香りがよく、苦味が少ないため、甘みをしっかりと感じることができるのでいろいろな楽しみ方ができる。

鮮やかな紫色を活かすことができる調理方法がおすすめ

延命楽を食べるときのポイントは、せっかくの鮮やかな紫色を十分に活かすことである。もちろん、生で食べることもできるが、一般的にはお浸しや和え物として食べることが多い。そんなときに気をつけたいのが下処理の方法である。
おすすめの下処理方法はまず延命楽を洗い、ガクから花びらを取り外す。そして、沸騰した湯に少量の酢を入れてサッとボイルする。酢を入れることで、鮮やかなピンク色になるので、見た目にも綺麗に料理することができる。ボイル後は、冷水で冷やして、しっかりと水気をきってから調理に使おう。
このひと手間を行うことで、料理がワンランクアップするのでぜひ試していただきたい。

結論

紫色が綺麗な延命楽は美味しく食べられるのはもちろん、料理を華やかに演出してくれる役割がある。延命楽を取り入れると、料理上手にみられるという嬉しいポイントもあるので、トッピングに使用するのはもちろん、小鉢にして料理上手を演出してみてはどうだろうか。
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