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なぜパンの端を耳というのか?パンの耳を使ったおすすめレシピも紹介

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

2019年8月 6日

食パンの端の茶色い焼き目の部分を「耳」と呼ぶのは当たり前のことすぎて、日本人なら考えるまでもない常識となっている。「パンの耳」というと何のことだかわからない人はいないと思われる「食パンの耳」だが、なぜこの端の部分を耳と呼ぶのだろうか?その謎を解いていこう。

1. パンの耳は人の顔から由来している!

パンの耳といって通じるのは日本人だけである。欧米の人に対して「パンの耳」と訳したとしても、「耳」がどんなものを指しているのかは伝わらない。

そもそも日本人は、モノの端の部分を耳と表すことが多く、これはパンに限っての話ではない。例えば、布や紙の端の部分も耳と言い表すことがある。これらに共通しているのは平面的な物体という点だ。日本人は平面的なものの端の部分を耳と呼ぶのである。

この耳は、もちろん人の耳から来ているものだ。椅子の脚、机の脚というように、支える脚に例えたことから始まった言葉がある。これと同じように、パンの耳は例えから始まったものだ。日本は欧米のような丸いパンではなく、四角い形をした食パンが主流であるからこそこの言葉ができたのかもしれない。

2. パンの耳の正式名称は?英語では何という?

意外と知られていないが、実はパンの耳には正式な呼び方がある。「外皮」や「外相」というのが正式名称であるが、聞いたことがない人も多いだろう。

普段の会話のなかでパンの耳を外皮と置き換えると、「パンの外皮美味しいね」「パンの外皮は取ろう」など、いまいちしっくりこない上に会話が固い印象になってしまう。自然な会話に取り込むのであれば、やはり「パンの耳」というワードが落ち着くだろう。

パンの耳は英語でクラストと呼ばれる。またヒールオブブレッドということもあるようだ。ヒールとはかかとのことを指している。つまり英語圏では、パンの耳ではなくパンのかかとと呼ぶのだ。

ちなみに、フランスや中国では耳ではなくパンの皮と呼ぶそうだ。同じパンの部位でも、地域によって意味合いが変わることで文化の違いを感じることができる。

3. パンの耳おすすめアレンジレシピ!

サンドイッチを作るときや子供がパンの耳を苦手な場合は、パンの耳が余ってしまう。またパン屋でパンの耳を安くサービスしてくれるところもあるかもしれない。

パンの耳は少々固いが、まだまだ食べられる場所なので捨てるのはもったいない。せっかくなので美味しく調理して残さず全てを活用してみよう。

クルトン

サラダやスープのトッピングに大活躍のクルトン。わざわざ買うのはもったいないが、少しだけ使いたいときにも作り方を覚えておくと便利である。まず食パンの耳を1cm以下にカットし、オリーブオイルを全体に絡める。オーブントースターで2分ほど焼き、取り出してから塩をふりかけて完成だ。クルトンは冷凍庫で保管することもできる。まとめて作り置きをしておけば、使いたいときにすぐ取り出せて便利だ。

ラスク

パンの耳をカリカリにして砂糖をまぶしたものがラスクである。材料費が安く済むので財布にも優しい。子供のおやつにもぴったりである。ラスクはフライパンを加熱してバターを溶かし、食べやすい大きさに切ったパンの耳を入れてカリカリになるまで焼く。砂糖を加えて溶かしたら、クッキングシートの上に取り出して固める。飴状に固まった砂糖のカリカリ感がなんともたまらない美味しさだ。

フレンチトースト

パンを牛乳と卵に浸して、バターで焼き上げるフレンチトーストは朝食メニューとしても人気である。食パンやバケットを使ってフレンチトーストを作るのが一般的であるが、パンの耳で代用しても美味しく作ることができる。パンの耳を使うときは、耳を渦巻き状に巻いて作ると見た目も楽しい。固い状態だと、うまく巻けないかもしれないので、牛乳と卵に浸して柔らかくなった状態のパンの耳を渦巻き状にしよう。

結論

パンの耳は日本独自の呼び方で、海外ではパンのかかとや、パンの皮と呼ばれることがある。日本人は普段からパンの耳と呼んでいるが、意味を知ると違った側面から楽しむことができるかもしれない。パンの耳は財布に優しくいろいろなアレンジを楽しむことができる。おやつや食事に、ぜひパンの耳を取り入れてみよう。
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