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生食パンとは?人気の理由と人気店の生食パン3種類も紹介!

生食パンとは?人気の理由と人気店の生食パン3種類も紹介!

投稿者:食生活アドバイザー 吉田昌弘

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2022年5月 3日

トーストしなくてもモチモチで柔らかな食感が楽しめる「生食パン」。近年の高級食パンブームの火付け役の一つであり、今では生食パン専門店ができるほどの人気ぶりとなっている。今回はそんな昨今注目を集めている生食パンについて詳しく紹介する。生食パンの魅力や美味しい食べ方などをぜひ確認してみよう。

  

1. 生食パンとは?

生食パンとは
生食パンとは、トーストしなくても美味しい高級食パンの一種である。元祖は「高級「生」食パン」の商標登録を持っている大阪の「乃が美」であるが(※1)、現在は乃が美以外の生食パン専門店も増えている。生食パンの特徴は生地がモチモチとしており、焼かずに食べても食感が柔らかいこと。ちなみに生食パンの「生」には、「焼かずに食べれる」のほか「舌触りがよい」などの意味もある。

2. 生食パンの魅力とは?

生食パンとは
生食パンの大きな特徴は、トーストしなくてもパンの耳まで柔らかく甘みがあり美味しいこと。そのことから通常の食パンに比べると割高であるにも関わらず、瞬く間に世間に受け入れられて高級食パンブームの火付け役となった。そんな生食パンの魅力についても紹介しておこう。

魅力1.もちもちの食感

生食パンの一つ目の魅力は、その独特な食感である。生地はしっとりモチモチしていて、とにかく滑らかで美味しい。それはまるで、口の中で溶けてしまいそうなくらいリッチな味わいである。普通の食パンとは異なり、トーストしなくても柔らかくて食べやすい食感が生食パンの魅力となっている。

魅力2.耳まで柔らかい

二つ目の魅力は、耳まで美味しく食べられること。普通の食パンの耳はパサパサしているが、生食パンの耳は柔らかくてほんのりと甘みを感じるため、何もつけずに食べても十分に美味しい。また、中の白い生地とは異なり、少しだけ香ばしい味わいを楽しめることも魅力となっている。

魅力3.こだわりの素材

三つ目の魅力は、素材にこだわったものが多いことだ。たとえば、食パンの美味しさの要となる小麦粉には、オリジナルのものや国産材料にこだわったものを使うお店も多くなっている。また、生クリームを使って自然な甘みに仕上げているお店もある。お店によって味わいが異なることも魅力である。

3. 生食パンの美味しい食べ方3選

生食パンとは
生食パン本来の美味しさを味わいたいなら、トーストしないでそのまま食べるのがおすすめだ。しかし必ずしもそのまま食べる必要はなくて、トーストにしたり、サンドイッチに使ったりしても美味しい。そこで生食パンの美味しい食べ方を紹介しておこう。

食べ方1.そのまま食べる

素材にこだわった生食パンは、マーガリンやジャムなどをつけたり、トーストしたりせずにそのまま食べるのがおすすめだ。そのまま食べるからこそ、小麦粉や生クリームなどの美味しさを十分堪能できる。また、生食パンは一日寝かせて、二日目に食べるほうが美味しいといわれている。初めて生食パンを手に入れたら、まずはトーストしないでそのまま食べてみるといいだろう。

食べ方2.厚切りトースト

多くの生食パンは、1斤・1.5斤・2斤などで売られている。そのため、自宅で好きな厚さにカットして食べることができる。厚めにカットした生食パンをトーストすることで、表面がカリッ、中はモチモチとした独特な食感を味わうことも可能。ぜひ厚めにカットしてトーストにしてみよう。

食べ方3.サンドイッチ

生食パンをやや厚切りにして、ボリュームのあるサンドイッチにするのもおすすめだ。具材はお好みで問題ないが、ハム・レタス・茹で卵などの相性がよくなっている。生食パンであれば耳を切り落とす必要もないし、トーストする必要もない。そのまま全部を美味しく食べることができる。

4. 人気の生食パンを3種類紹介

生食パンとは
近年は高級食パンブームが広がっており、生食パンを取り扱っているパン屋さんも増えてきている。そこで数ある生食パンの中から、特に人気のものをいくつか紹介しておこう。

その1.乃が美「高級「生」食パン」

高級「生」食パンは、生食パンの元祖である乃が美が販売しているものである。卵を一切使っていないことが特徴で、高級小麦粉と生クリームでモチモチとした食感に仕上げている。全国に200以上の店舗を構えているだけでなく、オンライン上から全国へギフト発送も可能で購入しやすいこともメリットとなっている。サイズにはハーフ(1斤)とレギュラー(2斤)の二つがある。

その2.LA・PAN「高級クリーミー生食パン」

高級クリーミー生食パンは、ウサギの焼き印が特徴的なLA・PAN(ラ・パン)の生食パンである。小麦粉をはじめとする原材料にこだわりを持っており、優しい甘みを生み出すためにハチミツを加えていることなどが特徴である。また、生食パンのサイズにはSサイズ(1斤)、Mサイズ(1.5斤)、Lサイズ(2斤)がある。なお、現在は全国に30構えている店舗での販売だけとなっている。

その3.嵜本「極生"ミルクバター"食パン」

極生"ミルクバター"食パンは、高級食パン専門店の嵜本が販売している生食パンである。小麦粉や牛乳、バターといった素材を厳選しており、シンプルな食パンの見た目ながら自然な甘みとふわふわな食感が特徴となっている。サイズには通常の2斤と1食分(28mm Style)の二種類をラインナップしている。生食パンは全国の嵜本で購入できるほか、オンラインストアから購入することも可能だ。

5. 生食パンに関するよくある質問

生食パンとは
ここまで、生食パンについて詳しく解説してきた。しかしまだ「生食パンの生にはどんな意味があるのか」や「生食パンを美味しく食べるにはどうしたらいいのか」などが気になる人もいるだろう。そこで最後に、生食パンに関するよくある質問・疑問に回答する。

Q1.生食パンの「生」にはどんな意味がある?

生食パンの老舗である乃が美によると(※2)、高級「生」食パンには、トーストしなくて食べても美味しく、「生キャラメル」や「生チョコレート」のように柔らかくて口どけがいいという意味が込められているそうだ。余談だが、生キャラメルや生チョコレートは生クリームの分量が多いため、普通のキャラメルやチョコレートよりも柔らかくて滑らかな舌触りとなっている。

Q2.生食パンをもっと美味しく食べるには?

一般的に乃が美の高級「生」食パンなどは一日置いたほうが美味しくなるといわれている。この理由はパンの酵母のニオイが落ち着き、生食パン本来の香りや味わいを楽しめるようになるからという。一日置く時間がある場合には、焼いた次の日以降に食べるのもよいだろう。

結論

近年注目を集めている生食パンは高級食パンの一種であり、通常の食パンとは異なりトーストしないでも食感や味わいを楽しめることが特徴となっている。最近は全国に生食パン専門店が出店しているし、オンラインショップなどでも購入できるのでもし興味があるなら生食パンを食べてみるのもいいだろう。
(参考文献)
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  • 公開日:

    2019年1月31日

  • 更新日:

    2022年5月 3日

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