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江戸時代から食べられていた!?【ゴーヤ(苦瓜)】の魅力を紹介!

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年8月13日

ゴーヤ(苦瓜)は沖縄料理には欠かせない夏野菜だが、島人以外では、子どものころから食べていたという人は少ないのではないだろうか。そもそもゴーヤはいつから日本でメジャーになったのか、その歴史や由来を含めゴーヤの魅力に迫っていきたい。

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1. ゴーヤ(苦瓜)の特徴

ゴーヤ(苦瓜)は、ウリ科ツルレイシ属に分類されるつる性の一年草だ。大きさは品種によって異なり、小さなものでは15㎝ほど、大きいものでは40㎝以上にもなる。太さも細いものから太いもの、色も基本的には緑色だが、濃いものや薄いもの、また白色のものとさまざま。ゴーヤ(苦瓜)の表面には、特徴的ないぼがあるが、種類によってはいぼがなくすべすべしたものもあり、意外とバリエーションが豊富なのだ。

■栄養たっぷり

ゴーヤ(苦瓜)はその名のごとく強い苦みが特徴。この苦みは、モモルデシンと呼ばれる成分によるもの。ほかにもゴーヤ(苦瓜)には、ビタミンC、カリウムなどのミネラルも含まれる。栄養面でもぜひ食べたい野菜である。

■黄色くなっても食べられる!

普段広く食べられている緑色のゴーヤ(苦瓜)は熟す前のものであり、完熟すると緑色から黄色~橙色へと変化する。中の種も赤くなるため見慣れているゴーヤ(苦瓜)とはまるで違った姿になる。家庭菜園で収穫が遅れたゴーヤが黄色くなって捨ててしまうという人もいるが、実はこの状態のゴーヤ(苦瓜)は苦みが抜けて柔らかく甘みのある味わいを楽しめる。赤くなった種も含め、捨ててはもったいない。熟したゴーヤ(苦瓜)でしか味わえない美味しさを楽しんでほしい。

2. ゴーヤ(苦瓜)の誕生と名前の由来

ゴーヤ(苦瓜)の原産地は熱帯アジアといわれる。誕生の時期ははっきりとわかっていないが、1713年に残された書物「琉球国由来記」に苦瓜という言葉が書かれている。この書物によると、当時中国から琉球王国へと伝わったとされている。つまり、江戸時代にはもう沖縄にゴーヤ(苦瓜)が存在していたということだ。その後、沖縄県や南九州を中心に広がり、県外に出荷されるようになったのは1993年のこと。沖縄料理ブームとともに、日本全国に広がっていった。

ゴーヤという呼び名の由来にはさまざまな説があるが、苦瓜を中国語読みすると「クーグア」という発音になり、それがゴーヤへと変化したという説が有力だ。沖縄では「ゴーヤー」や、ライチに見た目が似ていることから「レイシ」と呼ばれている。しかし全国的には、苦瓜=ゴーヤという名称が一般的になっている。

3. ゴーヤ(苦瓜)の美味しい食べ方

■旬と産地

ゴーヤ(苦瓜)はキュウリなどと同じく夏野菜であり、旬は5月~8月頃だ。主な産地は沖縄県をはじめ、熊本・高知・鹿児島など南の地域だが、群馬県や和歌山県などでも生産されている。夏が旬ではあるが地域によってズレていたり、ハウス栽培も行われていたりするため、ほぼ一年中入手することができる。

■美味しいゴーヤ(苦瓜)の見分け方と準備

美味しいゴーヤ(苦瓜)は、色が均一で、いぼが細かく張りがあるといわれる。美味しいゴーヤ(苦瓜)は乾燥にも水気にも弱いため、入手したら水気を拭き取りポリ袋などに入れて、立てた状態で冷蔵庫の野菜室で保存するといい。苦みが気になる場合は調理の前にワタを取って塩もみし、水洗いするか熱湯をかけるとやわらぐ。

■いろいろな食べ方を楽しもう

日本では代表的な沖縄料理であるゴーヤチャンプルーのほか、かき揚げや漬物などで食べられることが多い。アジア諸国では日本とはまた違った食べ方がされている。たとえば、中国や台湾では炒め物のほかスープの具材としても使われる。インドではカレーに利用し、東南アジアではゴーヤ(苦瓜)の葉をサラダにするという食べ方も。完熟前の緑色のゴーヤ(苦瓜)だけでなく、黄色く熟した状態のものを果物として食べる地域もある。沖縄のイメージが強いゴーヤだが、意外と世界で愛されている夏野菜なのだ。

結論

ゴーヤ(苦瓜)の歴史の古さや名前の由来など、ただ苦いだけではないゴーヤの知られざる魅力をお伝えしてきた。定番のゴーヤチャンプルーだけでなくさまざまな食べ方を楽しみつつ、より身近な野菜として活用してほしい。
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