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江戸東京野菜【滝野川ごぼう】は江戸時代から栽培されているごぼう

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 市川咲(いちかわさき)

2019年10月23日

きんぴらや煮物など、和食には欠かせない食材のごぼう。ごぼうは茶色くて細い見た目が特徴だが、じつは多数の品種が存在する。今回はその中でも、都内で古くから栽培されてきた滝野川ごぼうについて紹介する。長い歴史を誇る滝野川ごぼうの味や特徴を見ていこう。

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1. 滝野川ごぼうは江戸東京野菜の1つ

滝野川ごぼうは練馬大根や内藤トウガラシなどとともに、江戸東京野菜の1つとされている。江戸東京野菜は江戸時代頃から東京で作られてきた伝統的な野菜で、現在もその伝統を守りながら栽培されている。滝野川ごぼうは美味しいだけでなく、歴史のある野菜なのだ。

■滝野川ごぼうの特徴

・江戸時代から栽培されていた

滝野川ごぼうは江戸時代から栽培されていた野菜で、日本に古くから存在する在来種だ。当時栽培していた「滝野川村」の地名を取って、滝野川ごぼうと名付けられた。長い間栽培されている中で品種改良が進み、さまざまな品種が開発された。現在日本で栽培されている一般的なごぼうの多くは、滝野川ごぼうを改良したものとされている。

・見た目は一般的

滝野川ごぼうの長さはおよそ1m、直径は2~3cmと一般的なサイズ感だ。見た目もよく見かけるごぼうと同じで、細長い形状をしている。

・味や香りが濃い

ごぼう特有の香りや味が濃いのも特徴だ。しっかりとした食べごたえもあり、ごぼう好きにはたまらない味わいだろう。

2. 滝野川ごぼうの産地と旬

滝野川ごぼうが栽培されているのは、東京都練馬区周辺。都内で野菜が栽培されているのは意外に感じるかもしれないが、じつは東京でもたくさんの野菜が栽培されているのだ。収穫時期は11~2月頃。寒さの厳しい中で収穫作業が行われる。

■美味しいごぼうの見分け方

ごぼうは泥付きで売られていることも多く、見た目だけでは鮮度が分かりにくい。そんなときは、直接手に取って触ってみよう。適度に弾力を感じるものがおすすめ。古くなったごぼうは弾力がなくなり、持ち上げたときにしなっとヘタレてしまう。縦に持ってもしっかり立つようなものを選ぼう。また、太さが全体的に同じものがおすすめだ。あまりにも上下で太さが違うと、細いほうだけ極端に乾燥してしまうことも多い。

3. 滝野川ごぼうを存分に味わう方法

滝野川ごぼうは一般的なごぼうよりも味や香りが強いため、ごぼうの味を活かした料理におすすめだ。今回は、ごぼうがメイン食材となるおすすめ料理をいくつか紹介する。

・きんぴらごぼう

ごぼう料理といえば、やはりきんぴらごぼうだろう。細く切ったごぼうやにんじんを炒め、甘辛く味付けする。最近では塩味のきんぴらも多く作られている。塩味にしたいときは醤油ではなく、塩や中華出汁などを使って味を付ける。

・ごぼうサラダ

細切りにしてさっと湯がいた滝野川ごぼうに、マヨネーズやゴマを和えるだけの簡単なレシピ。ごぼうはささがきをするのが一般的だが、苦手な人は斜めにスライスしてから千切りにしてもOKだ。ごぼうサラダはごぼうの味や食感がダイレクトに味わえるので、ごぼう好きにはおすすめ。

・ごぼうの天ぷら

おかずだけでなく、つまみにもおすすめなのがごぼうの天ぷらだ。衣を付けて揚げたごぼうに、塩をふっていただこう。シンプルな味だが、ごぼうの香りと味が引き立つ。

結論

今回は、東京で古くから栽培されている伝統的な野菜である滝野川ごぼうを紹介した。江戸東京野菜という言葉自体、知らなかったという人も少なくないだろう。東京はビルや大きな建物が多く、野菜が栽培できるスペースがないイメージが強い。しかし、実際にはさまざまな伝統野菜が栽培されているのだ。東京だからこそ作れる野菜もあるだろう。いままで東京の野菜を知らなかった人も、この機会にぜひ食べてみてほしい。
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