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おでんの基本の具材とアレンジ具材とは?おでんの由来から考える!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年8月20日

おでんの具材は地域差が激しく、基本的な具材が何なのかがわかりにくい。そこでおでんのルーツをたどれば、何かヒントを得られるかもしれない。本記事では、おでんの由来に触れつつ、おでんの具材について紹介していく。

1. 始まりは豆腐!おでんの由来

おでんの元になったのは、室町時代に始まった味噌田楽だといわれる。豆腐を串に刺し、味噌を付けて食べる料理で、いまのおでんとはまったく違う料理だ。江戸時代後期になると、この味噌田楽が流行し、田楽の「でん」から派生しておでんという呼び方が定着したとされる。このころには豆腐以外にもこんにゃくや里芋などの具材が使われるようになり、そのうちこんにゃくを煮込んで提供するようになった。ここから具材の種類が増えていき、現在のおでんにつながったといわれる。江戸から地域に広まる過程で、その地域に合う味付けにアレンジされたため、地域ごとのつゆの大きな違いが生まれたと考えられている。ちなみに、愛知県や熊本県では、現在でも豆腐田楽を食べる文化が残っている。

2. おでんの基本の具材はそれほど多くない!

定番の具材といえば、こんにゃくや大根だ。とくに、こんにゃくはおでんのルーツにも関連している、要の食材だ。ほかにメジャーな食材は、ちくわや卵だ。かまぼこや長天などの練り物も多いが、こちらは地域によって形や材料が異なるため、スーパーなどで手に入りやすいものも違うだろう。基本的には、こんにゃく、大根、卵、練り物あたりがおでんの主な具だと考えてよい。これらを煮込むだけでも、おでんとして十分成立する。

3. 地域の特色も参考になる!おでんのアレンジ具材の例

おでんにはほかにもさまざまな具材が入るが、中には特定の地域でしか入らないような具材もある。ただ、自分でおでんを作る場合には、好きな具材や、ほかの地域で親しまれている具材を入れてみるのも当然ありだ。特徴的な具材の例をいくつか紹介する。

・肉類

肉類は種類によっては脂肪が多いため、下ゆでをして油や臭みを抜く場合もある。ただ、肉の香りをおでんに移して味わいたい人には、うってつけだ。あっさり食べたいなら、たとえば鶏肉などを入れるとよい。さっぱりした鶏だしを楽しむことができるだろう。また、静岡風おでんには豚のもつが使われることがある。強い香りが特徴で、つゆを濃く作れば相性がよいのではないだろうか。

・葉物野菜

おでんに葉物野菜を入れる地域は少ないかもしれないが、たとえば札幌風ではせり、松江風では春菊、沖縄風では小松菜が使われることがある。香味のある野菜を使えば、出汁にも香りが移ってさわやかな風味を楽しめそうだ。また、葉物野菜をたっぷり入れれば栄養をより幅広く摂ることができるだろう。馴染みのない人も多いかもしれないが、煮物やスープに使う感覚で野菜を入れてみるのも面白いのではないだろうか。

・たけのこ

季節が限定されるかもしれないが、たけのこをおでんに入れるとあっさりと食べることができる。青森や仙台のおでんに使われることがあるが、おでんを自作するなら地域性にこだわらず加えてみるのもよい。練り物やつゆを吸った大根などのこってりしがちな具材が多い中で、口を落ち着けられる具材にもなりそうだ。

結論

おでんは元々豆腐だったことを考えると、基本的な具材を考えるのは少し難しい。現在の煮込みの原型になったこんにゃくや、幅広く食べられる大根、卵、練り物あたりを定番とするのがよさそうだ。そのほかにも、意外と幅広い具材をおでんに入れることができ、地域ごとの特性がその幅広さを体現している。合いそうだと思った食材は思いきって入れてみるとよいかもしれない。
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