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柿の種にはピーナッツとの黄金比率があった!

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:
管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年8月11日

酒のつまみの定番となっている柿の種。ピリッとした辛さをピーナッツのマイルドな風味が緩和させ、絶妙な仕上がりとなっている。「大人のおやつ」の代名詞ともいえる柿の種は隠れファンも多いのではないだろうか。心も舌も満足させてくれる柿の種は、なんとあられとピーナッツの比率が決まっているという。奥の深い柿の種の世界を覗いてみよう。

1. 柿の種は何からできている?

柿の種は、その存在を知らない人はいないと自信を持っていえるほど定番の菓子である。米を細かく砕いて粉末状にし、練ってから冷やし固めて柿の種状にカットして作る。しっかりと乾燥させたあとにオーブンで焼いて膨らませ、表面に味をつけて完成だ。
柿の種は米粉からできているため米菓に分類され、菓子の種別としてはあられやかき餅ということができる。柿の種は「柿の木の種」の形から由来するもので、基本的には辛味の強い菓子だ。辛味の要因は醤油であり、味付けは醤油と砂糖が基本だ。近年では味のバリエーションが増えており、わさびやカレー味、青のり、チーズなどのしょっぱい味付けでも数種類、チョコがけなど甘い味付けの商品も登場している。

2. 柿の種は偶然から始まった

柿の種というと商品名かのようにも聞こえるが、実は商標登録はされていない。国内大手米菓メーカーをはじめ、街の菓子店などでも作られている。
今では柿の種=某大手米菓メーカーとの印象が根強いが、始まりは新潟県の米菓店からであった。柿の種とピーナッツははじめからセットというわけではなく、帝国ホテルのバーがナッツに柿の種を加えて日本らしさを演出したことがきっかけとされる。また、それとは別に、亀田製菓の創業者の妻が店番をしていたときにピーナッツと柿の種を一緒に食べたことが始まりという説もある。
今となっては柿の種とピーナッツを合わせて「柿ピー」と呼ばれるほど一般的に浸透した食べ方だが、初期の頃はピーナッツの酸化に悩まされたようだ。紆余曲折を経て、現在では美味しく食べられる柿ピーの姿になっている。

3. 柿の種とピーナッツの黄金比率とは?

小袋の柿の種を食べても、「あられが足りない、ピーナッツが足りない!」といった事態が起こりにくい。食べるときはそれほど気にもしないが、食べたときにちょうどよい具合に、あられとピーナッツの量が調整されているそうだ。
亀田製菓の柿の種は長年ヒット商品となっているが、これは入念なリサーチをし続けてきた賜物ともいえる。柿の種が発売された当初は、あられ対ピーナッツの比率は7:3だった。昔はピーナッツが高価なものだったことも関係しており、一時期はピーナッツをたくさん食べたいとの声を受けて5:5に変更したこともある。
しかし、今度はピーナッツが多すぎるとの声が多くなり、現在の比率の6:4に落ち着いた。注意したいのは、この比率は数ではなく重量の比率であるということだ。つまり、あられが6個に対してピーナッツが4個というわけではなく、わかりやすくいうとあられ60gに対し40gのピーナッツという割合になる。数で考えると、あられ5個に対してピーナッツ1個が美味しく食べられる一口分と考えられている。
柿の種や柿ピーは、ただあられとピーナッツが混ざって入っている単純な菓子ではない。美味しく食べるための創意工夫が至る箇所に散りばめられた、非常に奥の深い菓子なのである。

結論

柿の種は色々なメーカーから販売されている。さまざまな偶然によって生み出された柿の種がここまで一般的になったのは、美味しく提供するためのリサーチやマーケティングにかける時間を惜しまない企業努力にあるのかもしれない。どんどん広がるバリエーション豊かな柿の種は、これからもますます目が離せない商品である。
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