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鮮やかな赤色が美しい【金時にんじん】の美味しさや栄養を紹介

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年8月31日

にんじんといえばオレンジ色の見た目が特徴的だが、じつは日本には鮮やかな赤色をしたにんじんが存在する。それが京野菜の1つである金時にんじんだ。一般的なにんじんとはちょっと違う見た目と、味わいのある金時にんじんの特徴や栄養を紹介する。

1. 金時にんじんが赤い理由は?

金時にんじんは一般的なオレンジ色のものとは違い、かなり赤に近い色をしている。日本にはさまざまな品種のにんじんがあるが、金時にんじんはもともと色が濃くて細みの品種なのだ。また、色が濃いためβカロテンやリコピンが多く含まれているのも特徴。オレンジ色のにんじんよりも栄養が豊富である。

■金時にんじんの特徴

・色が濃くて細い

普通のにんじんは根元から先端に向かって細くなり、根元は太め。しかし、金時にんじんは全体的に細くて長い。太さは最も太いところで直径3~4cm程度で、よく見かけるにんじんの約半分ほどだ。

・甘みが強く香り高い

金時にんじんは青臭さは少ないものの、味や甘みが濃い。また、にんじんの香りが強いので生でも美味しく食べられるのだ。

・柔らかく煮崩れしにくい

加熱するととても柔らかくなるが、煮崩れしにくいので煮物にも向いている。色も鮮やかなので、さまざまな調理に活用できるだろう。

2. 金時にんじんの産地と旬

金時にんじんは約150年前に兵庫県で栽培が始まったとされていて、現在は香川県や京都府を中心に栽培されている。金時にんじんは別名「京にんじん」とも呼ばれ、京野菜の1つに認定されている。京都をはじめとする関西でなじみのある野菜だ。関東ではあまり見かけないが、料亭などに行くと出てくることもある。旬は11~3月頃。冬の寒い時期に収穫作業が行われている。

■京野菜とは?

京野菜は京都府で生産されている野菜で、京都府を代表するものの1つだ。昔から作られている伝統的な野菜も多く、京都のブランド野菜として知られている。聖護院だいこんや九条ねぎなど、メジャーな野菜も多い。京野菜と呼ばれるためには厳しい基準をクリアする必要があり、その基準をクリアした金時にんじんは高品質な野菜といえるだろう。

3. 金時にんじんはおせちに使われる

金時にんじんは収穫時期が年末年始ということもあり、関西地方ではおせち料理に多く使用されている。色鮮やかなので見た目もよく、縁起がよいとされているのだ。煮物や炒めものはもちろん、サラダやジュースなどの生食にも向いている。金時にんじんは栄養価も高いので、皮まで余すことなく使うのがおすすめだ。

■にんじんを無駄なく使う方法

・皮は薄くむく

野菜の多くは皮と実の間にたくさんの栄養が詰まっている。そのため、皮を厚くむいてしまうと、せっかくの栄養を捨ててしまうことになるのだ。にんじんの皮はむかなくても食べられるが、気になる場合は薄くむくとよいだろう。また、むいた皮は細く切ってきんぴらなどにするのがおすすめだ。

・まるごと使う

ジュースなどにする場合はまるごとミキサーにかけるとよいだろう。そのままでは気になる皮も、ミキサーにかけてジュースにしてしまえばあまり気にならない。また、皮ごと薄くスライスしてサラダにするのもおすすめだ。色鮮やかな赤が、サラダの彩りを美しくしてくれるだろう。

結論

金時にんじんは栄養価が高く、美味しいにんじんだということが分かった。京野菜の1つということもあり、関東ではあまり見かけない野菜だが、通販などでも購入できるので旬を迎える年末頃にチェックしてみよう。きっとその甘さに驚いてファンが増えるにちがいない。さまざまな料理に活用し、金時にんじんの美味しさを存分に味わってみてはいかがだろうか。
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