このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
おせんべいに含まれる食塩量はどれぐらい?相性の良い飲み物も紹介

おせんべいに含まれる食塩量はどれぐらい?相性の良い飲み物も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2019年9月 9日

昔はかたいものが主流で、味付けも塩味やしょうゆ味が定番だったが、近年はサクサクとした食感や黒こしょう味、ハーブ&ビネガー味など、バラエティ豊かなラインアップを誇るおせんべい。コンビニで魅力的なパッケージデザインが目にとまり、ついつい購入してしまうという人もいるだろう。今回は小腹を満たすために最適なおせんべいに含まれる食塩の量や塩せんべいの種類、相性のいい飲みものについて紹介しよう。

  

1. おせんべいに含まれる食塩の量

まず、おせんべいに含まれる食塩の量についてレクチャーしよう。しょうゆ味のかたやきせんべいを例にあげると、1枚(23g)あたりで約0.5gだ。厚生労働省が定めた、2015年版・日本人の食事摂取基準によると、1日あたりの食塩摂取量の目標量は成人男性で9g未満、女性で7.5g未満という。ただし、高血圧の人は1日6g未満の摂取をすすめられている。
男性の場合はおせんべいを18枚、女性の場合は15枚食べると、それだけで1日の食塩摂取量を満たしてしまうことになるのだ。一度にそこまでおせんべいを食べる人は少ないかもしれないが、食事の代わりに1袋まるごと食べるのは避けたいものである。
ちなみに、ほかの菓子類に含まれる食塩の量について紹介しておくと、しょうゆ串団子1本(60g)は0.4g、ピーナッツ入りの柿の種(30g)は0.3g、ポテトチップス1袋(90g)は1.1g、クラッカー6枚(20g)は0.3gだった。意外なところで、あんパンやクリームパン(80g)などの菓子パンには0.7gもの食塩が含まれている。パン生地に食塩が使われているからだ。

2. 塩味のおせんべいの種類

ひと言で塩味のおせんべいといっても、いろいろな種類や特徴があるようだ。種類の例をあげると化学調味料無添加でこんがりと直火で焼いたおせんべいや、表面におこげをつけた香ばしいおせんべい、表面にツブツブ感を残し塩のみならずしょうゆを加えて焼いたおせんべい、出汁をきかせたおせんべいなど。
また、塩味のおせんべいにキャラメリゼを加えたものや、もとの美味しさは変えずにメーカー独自のレシピで25%減塩したおせんべい、熟成製法を用いた塩味のおせんべい、ノンフライ製法でもとのおせんべいより油分を50%カットしたもの、生地に黒豆をたっぷり練り込んだおせんべいなど、さまざまな種類がある。
ちなみに食塩に含まれるナトリウムという成分は、カリウムと一緒になると体外に排出される。カリウムを多く摂取すると減塩と同じ効果が得られるという。カリウムを多く含む食材は、バナナ・りんご・さつまいも・納豆・アボカドなどだ。

3. おせんべいにピッタリの飲みもの

皆さんはおせんべいを食べるとき、一緒に何を飲んでいるだろうか。おせんべいの種類によって異なるだろうが、お茶という人が多いのでは?数年前にある企業が調査したデータによると、おせんべいを食べるときに一緒に飲むことの多い飲みものの1位は、断トツで煎茶と緑茶だった。しかも30代以下・40代・50代・60代以上とすべての年齢別で選ばれたのが煎茶と緑茶である。
続けて2位に飲みたい飲みものがほうじ茶、3位がコーヒー・コーヒー飲料、4位がウーロン茶、5位がビールだった。以降は紅茶・紅茶飲料、水、炭酸飲料(コーラなど)、日本酒、牛乳、ジュース・果汁飲料(りんご・みかんなど)、野菜ジュース、スポーツドリンク、乳酸菌飲料と続く。トータルでみると年齢が高いほどアルコールを好む傾向にあるようで、若い人はサッパリとした水や紅茶といった飲みものを好んでいるようだ。

結論

おせんべいに含まれる食塩の量や塩せんべいの種類、一緒に飲むのにピッタリの飲みものについて紹介した。ちなみに、おせんべいのようにかたい食べ物をしっかり咀嚼すると、満腹中枢を刺激される。食べ過ぎは塩分の摂り過ぎとなってしまう。好みの飲みものを間にはさみながら、しっかり噛んでゆっくり味わうことで、食べ過ぎを防ぐことができる。
この記事もcheck!
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2019年9月 9日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧