このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

長い歴史を持つ山の王者!栄養豊富なやまのいも【自然薯】の特徴

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年10月23日

細く、くねくねした形が特徴の自然薯。日本原産のやまのいもでその歴史は古く、栄養豊富で薬用としても使われていた。日本では、稲作が伝わる以前の主食とされていたともいわれている。現在では希少価値が高くなっているが、野性味あふれる独特の風味はほかにはないとあって、いまなお根強い人気がある。今回はそんな自然薯について紹介しよう。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 自然薯の特徴

自然薯は長さ60㎝~1m程度の日本原産のやまのいもである。日本の山野に古くから自生しており、縄文・弥生時代から食べられていたという。自然薯の栽培には大変な手間がかかることから、流通量は少なく価格も長いもなどに比べて高い。天然ものは栽培ものよりも格段に味がよく粘りも強いが、山野の荒廃により品質のよいものの収穫が困難になっているから、さらに希少価値が高まっている。

自然薯の栄養

自然薯は「山うなぎ」とも呼ばれ、古くから食用としてだけでなく薬として用いられるほど、栄養を豊富に含んでいる。同じやまのいもの仲間である長いもと比較してもその差は一目瞭然で、食物繊維は2倍、葉酸は3倍以上含まれているのだ。
その中でもとりわけ目を引くのがビタミンEだ。ビタミンEは抗酸化ビタミンとも呼ばれ、身体に種々の悪影響を及ぼす過酸化脂質を減らす役割をもつ。

各地のブランド自然薯

「夢とろろ」

愛知県農業試験場が育成した品種で、風味のよさと強い粘りが天然ものと遜色ないと人気である。秋には「笹戸温泉じねんじょ・もみじまつり」が開かれ、掘取体験などもできる。

「ちばとろ」

千葉県で栽培される自然薯。通常の自然薯よりも太く短いため扱いやすいのが特徴である。食感はなめらかで、10月下旬から収穫される。

2. 自然薯の旬や選び方

自然薯の旬は11~12月頃だが、それ以外の季節にも貯蔵されたものが販売されている。自然薯は折れていないものが良品とされ、贈答用などにされるが、土の中で細長く、くねくねと成長するため、傷つけずに掘り出すのは極めて困難である。
そのため市場に出回る量は少なく、希少価値が高い。道の駅や直売所などで購入できるほか、インターネットでも買うことができる。
自分の目で見て購入する際は次の点に注意しよう。

天然ものか、栽培ものか

自然薯には大きく分けて天然ものと栽培ものがある。
天然ものは野性味が強く、アクも出やすいが、栽培ものにはない独特の風味がある。くねくねと曲がり、とぐろを巻いているものもあるが、すりおろす場合はとくに問題ない。
一方、栽培ものは比較的形が整っているものが多いので、短冊切りなどにして食べる場合は栽培ものを選ぶとよいだろう。またアクも少ないので食べやすい。

太すぎないもの

自然薯は細長く伸びるのが特徴で、あまり太くなりすぎると味が悪くなるといわれている。太すぎず、細すぎない適度なものを選ぼう。

切り口が乾燥していないもの

カットされて販売されている場合は、その切り口に注目しよう。変色し、乾燥しているものは古くなっているので注意しよう。

3. 自然薯の食べ方

通常、長いもは皮をむいて調理することが多いが、自然薯は風味を引き立たせるために皮ごと調理するとよい。タワシで表面の土や汚れをよく落とし、乾いた清潔なふきんで水気を拭き取ってから調理しよう。

自然薯の調理方法

すりおろしてとろろにして、ごはんにかけたり、まぐろの山かけにしたりするのが一般的。自然薯のコクをしっかりと感じることができる。
すりおろす以外にも輪切りや短冊切りにして和え物にしたり、乱切りにして天ぷらにしてもよい。
また「かるかん」など、菓子の材料としても使われる。

結論

日本原産のやまのいも、自然薯について紹介した。強い粘りと豊かな風味は長いもなどのほかのやまのいもにはない特徴である。希少価値が高く、日常的に使える食材ではないが、年末年始などの特別な日に自然薯料理をふるまうと喜ばれるだろう。栄養豊富な自然薯を食べて、エネルギッシュな一年にしてみてはいかがだろうか。
この記事もcheck!

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ