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レタスの仲間なの?独特の苦みが美味しい【エンダイブ】の特徴

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 市川咲(いちかわさき)

2019年9月20日

リーフレタスに似ていることから、レタスの仲間だと思われることが多いエンダイブ。じつは、正確にはレタスの仲間ではない。ではエンダイブとはどんな野菜なのだろうか。今回は独特の苦みでサラダで食べると美味しいエンダイブの特徴や食べ方、日本での産地や旬の時期について解説しよう。

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1. リーフレタスによく似たエンダイブとは

見た目が似ていることからグリーンリーフレタスのひとつの種類と思われることが多いエンダイブであるが、正確には別な仲間の野菜である。ではエンダイブとはどのような野菜なのだろうか。

エンダイブとは

エンダイブは、ヨーロッパの地中海沿岸が原産のキク科の野菜である。見た目は、サニーレタスやグリーンリーフレタスに似ているが、正確にはレタスの仲間ではない。同じキク科で、「チコリ」という小さな白菜のような形をした西洋野菜があるが、フランス語ではこのチコリを「アンディーブ」と呼び、エンダイブのことを「シコレ」と呼ぶため混同されることがある。

エンダイブの歴史

エンダイブの歴史は古く、紀元前の古代エジプトではすでにサラダとして利用されていたといわれている。日本へは江戸時代に伝えられ、「紅毛萵苣(オランダチサ)」と呼ばれていた。当時は観賞用で、食用とされるようになったのは比較的最近になってからだ。
エンダイブは、成長すると茎が1m近くまで伸びて、青紫色の美しい花を咲かせ、花言葉は「飾り気がない」「倹約」「質素」である。

2. エンダイブの特徴と食べ方

日本では食用として利用されるようになってから、まだ歴史の浅いエンダイブ。最近になってレストランなどで調理されることが増え、見かけるようになったが一般家庭では、まだまだなじみが薄い野菜である。そこでエンダイブの特徴や食べ方を紹介しよう。

エンダイブの特徴

エンダイブは、日本名では「にがチシャ」や「キクヂシャ」と呼ばれ、その名の通り独特の強い苦みとシャキシャキ歯触りのよい食感が特徴だ。苦みは若い緑の薄い葉ではほろ苦い程度で、緑の濃い葉は強い苦みとなる。このため栽培する際、株が大きくなってきたら、外側の葉を持ち上げてテープなどで縛ったり、布をかぶせたりして内側の葉に日を当てないようにする軟白栽培が行われている。

エンダイブの食べ方と栄養価

エンダイブの緑の薄い葉や白い部分は苦みが少ないため、サラダで食べるのがおすすめである。濃い緑色をした葉は苦みが強く、軸の部分は筋が硬くサラダにはあまり向かないので、炒め物やスープにして食べるとよい。調理する際には、レタスと同様に包丁で切ると切り口が黒く変色しやすいので、手でちぎって使うようにしよう。
エンダイブは、カリウムやカルシウムなどミネラルが豊富である。ほかにもカロテンなどのビタミン類も多く含まれている。

エンダイブの保存法

エンダイブは葉物野菜であるため、あまり日持ちしない。購入したらできるだけ早く食べきるようにしよう。保存する場合には、乾燥を防ぐため湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包むか、ポリ袋に入れるなどして冷蔵庫の野菜室に入れよう。葉物野菜は、温度が低すぎても萎れやすくなるので冷蔵庫の温度設定にも注意が必要である。

3. エンダイブの産地と旬の時期

エンダイブには、縮葉種と広葉種、そして両者の中間の形質を持つ品種がある。縮葉種は葉が細長く切れ込みが多くある品種で、広葉種は葉に切れ込みがなく幅が広い。日本で栽培されており、流通しているのは縮葉種で、主に長野県や静岡県が産地である。
寒さに強く冷涼な気候を好むため、日本の気候では本来11~3月初旬の冬に収穫される冬野菜であるが、長野県の高地では5月頃から収穫が始まり、11月頃まで続く。その後、入れ替わりで静岡県産のものが収穫の時期を迎え、3月頃まで出荷される。

結論

リーフレタスに見た目が似ているため、レタスの仲間だと思っている人が多いエンダイブ。同じキク科の野菜チコリが、フランス語ではアンディーブと呼ばれエンダイブと混同されることがあるなど、じつはあまり知られていない野菜だ。独特の苦みでサラダにすると美味しいので、食べたことのないひとは是非一度味わってみてほしい。
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