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イチョウのような独特な形が特徴のやまのいも【いちょういも】とは?

投稿者:ライター 松崎茉莉奈(まつざきまりな)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年9月 4日

いちょうの葉のような形の「いちょういも」。長いもや自然薯と同じやまのいもの一種で、関東では大和いもとして古くから親しまれている。近年は、いちょうのような形だけでなく、棒状のいちょういもも見られる。いちょういもの特徴といえば粘りの強さ。今回はそんないちょういもについて紹介しよう。

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1. いちょういもの特徴

いちょういもは、長いもやつくねいもと同じくやまのいもの一種。扁平な形が特徴で、いちょうの葉に似ていることからこのように名づけられた。手のひらのようにも見えることから、「仏掌いも」と呼ばれることもある。

地域で違う?大和いもの種類

いちょういもは、大和いもともいわれる。しかしそれは関東周辺に限ったことで、関西で大和いもといえば、げんこつのような形のつくねいもを指す。いちょういもも粘りが強いのが特徴だが、つくねいもほどではない。どちらもアクが少なく食べやすいため、地元では古くから食されている。

いちょうの形だけじゃない!さまざまな形のいちょういも

いちょういもは、いちょうの葉のような形が特徴だが、その形は環境によって変化する。三味線のバチのような形や長いものような棒状のものなどさまざまあり、見た目だけではいちょういもかどうか判別が難しい。調理のしやすさの点では、棒形のものが最も優れている。しかし棒状のものだと、安価で販売されている長いもと区別しにくいため、いちょう形と棒形の中間の広がりがあるバチ形が好まれている。

いちょういもの種類

■ふさおうぎ

1989年に品種登録された千葉県のいちょういも。なめらかで、粘りが強い。いちょういもの名産地である千葉県では、このふさおうぎよりも形が整っており、特有の粘りもより強い「千系53-16」という品種も開発されている。

■ぐんまとろりん

ぐんまとろりんは2014年に品種登録された品種である。棒形のものが多く、扱いやすい。コクのある風味とほんのりとした甘みが特徴である。

2. いちょういもの旬や選び方

いちょういもは貯蔵性が高いことから年間を通して購入することができるが、収穫時期は11月頃からの冬の時期である。主に千葉県や群馬県など関東周辺で栽培されている。インターネットなどでも購入することができるが、店頭で買う場合は次の点に注意して選ぶとよい。

扁平ないちょう形か長いものような棒形か

扱いやすいのは棒状のいちょういもだが、ややいびつな形のもののほうが、やまのいも独特の風味やコクが強いといわれている。用途や好みによって形を選ぶとよいだろう。

皮の表面に凹凸があるか、なめらかか

表面がでこぼこしているほうが比較的粘りが強いといわれている。もともと粘り気は強い種類のいもなので、表面がなめらかでむきやすいものを選んでもよいだろう。

3. いちょういもの食べ方

棒形のいちょういもは、長いもと同じように皮をむいて使うとよい。イチョウ形やバチ形のものは無理に皮をむかず、皮ごとすりおろすなどしてもよいだろう。皮ごと使う場合は、表面をタワシでこすって汚れを落とし、清潔な乾いた布巾で水気を拭き取ってから使うようにするとよい。

とろろは出汁で伸ばしてとろろ汁や山かけに

いちょういもはやはりとろろで食べるのがおすすめである。一般的な長いもはすりおろすとサラサラしており、箸ではやや食べにくいが、いちょういもは粘りが強いため、箸でもつかむことができる。おろし金ではなく、すり鉢の溝に押し当てながら円を描くように優しくすりおろすとなめらかになる。

結論

先が広がった独特の形のいちょういもについて紹介した。一口にいちょういもといってもその形はさまざまなので、形状による味の違いを確かめてみてもよいだろう。形はいびつだが、贈答用にもされるほどの上品な味わいのいちょういも。ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。
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