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自宅で気軽にできる求肥の食べ方とは?生のフルーツを包み込む!

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

2019年9月 8日

和菓子は洋菓子に比べると自宅で作るのは難しいというイメージがあるが、コツさえ覚えれば洋菓子よりはるかに気軽に作れるのが求肥のお菓子なのである。家庭にある材料を使って、簡単に本格的な和菓子ができあがるのがうれしい。おすすめは、求肥にフルーツと白あんを包み込むことだ。それでは、その食べ方を見てみよう。

1. 簡単にできあがる求肥の食べ方・作り方

ケーキやクッキーの手作りは、お菓子好きや料理好きがいる家庭なら珍しくない光景である。しかし、和菓子を自宅で作るのは、洋菓子作りと比べてハードルが高いイメージがある。ところが、求肥を使った和菓子作りの工程はとてもシンプルで、家庭でもプロフェッショナルな味を出すことが可能である。

材料の量も覚えやすい!

まずは求肥の材料を見てみよう。ベースとなるのは白玉粉だ。餅粉のほうが白玉粉よりもきめが細かいといわれているが、自宅では白玉粉でじゅうぶん美味しくできる。白玉粉と同量の砂糖、白玉粉の倍量の水というのが求肥の基本の分量である。わかりやすく、家庭でも作りやすいのがうれしい。

たとえば、お茶うけとなるサイズの求肥のお菓子を作る場合は、

・白玉粉 70g
・砂糖  70g
・水 140ml

が必要である。

電子レンジを活用して手軽に!

自宅で求肥を作る際には、電子レンジを活用するのがおすすめだ。まずは、ボウルなどの耐熱容器に白玉粉と砂糖を入れ、水を少しずつ加えながら木べらで混ぜよう。白玉粉特有のダマがあるが、完全になくすのが最重要ポイントである。フードプロセッサーを使用すると手間が省ける。生地がミルクのようになったら、3分ほど電子レンジ(600W)で加熱しよう。電子レンジから取り出したら、やけどに気をつけながら生地をよく混ぜる。この時も、フードプロセッサーを使用すると楽である。生地が餅のようになり、色が半透明になるまで、電子レンジでの加熱と練りを繰り返そう。半透明になった生地は、すでに求肥と呼べるものへと化している。つやを出したい場合はここで10gほどの水あめを加えてもよいが、自宅で楽しむ場合は省略しても構わない。生地が完成したら、片栗粉を多めに敷いたトレイに熱々の求肥を移そう。冷蔵庫で30分ほど冷やすと、求肥に具を包む作業が可能になる。

2. 求肥に包もう、いちご、ぶどう、みかん!

求肥を使った代表的なお菓子には、「花びら餅」や「栗餅」がある。自宅で求肥のお菓子を作る場合は、手軽に季節の果物を使ってみてはどうだろう。甘酸っぱいいちご、ぶどう、みかんなどは、和菓子の名店や老舗も求肥と組み合わせている。季節のフルーツを求肥に包む作業も、子どもやパートナーと楽しむことができるはずだ。

まるで老舗の銘菓?シャインマスカットを皮ごと包む!

某老舗の高名な銘菓に劣らない味となる「シャインマスカット」を例に、求肥にフルーツを包む方法を紹介しよう。求肥を冷蔵庫から取り出し、片栗粉をまぶしながら等分に分ける。1個分の求肥を、手に片栗粉をまぶしながら伸ばしてマスカットを包み込む。マスカットの水分をよくキッチンペーパーでふき取っておくことが重要である。求肥の生地を伸ばしつつ、きれいに包み込んだらそのまま食べてもじゅうぶんに美味しい。アルミホイルなどに1個ずつ包み、1時間ほど冷蔵庫で寝かせると求肥の生地も落ち着く。「これが本当に家庭で作ったものか」と感動することまちがいない。

冬はイチゴで!

もはや定番となったイチゴ大福も、自宅で作るとなるとまた格別の味わいがある。こしあんでももちろん問題なく美味なのであるが、昨今は白あんを合わせたイチゴ大福が人気である。イチゴ1個と20gほどの餡を求肥に包み込もう。イチゴの表面上の水分はしっかり取り除くことが重要だ。

酸味が強いみかんも、求肥とともに美味しく!

求肥と組み合わせる果物は、甘みが強すぎるものよりも少し酸味があるほうが大人な味になる。酸味が強いみかんなどの柑橘類は、求肥との組み合わせとしては理想的なのである。はっさくも、求肥に包み込んでみてはどうだろうか?

3. 果物を包む以外には?求肥の食べ方さまざま

関西で有名な栗餅は、果物ではなくこしあんと栗の甘露煮が求肥の中に包まれている。栗の甘露煮やこしあんは市販のものを用意して、求肥づくりと和菓子の作成過程だけ楽しむのも悪くない。青梅の甘露煮を白あんと詰めるのも、梅の高雅な香りを楽しめる一品である。果物が苦手という人は、求肥の中にこしあんを包んで外側にけしの実をまぶしても香ばしい。

あんこが自宅になければ、到来物の水ようかんなどをスプーンでつぶして中に詰めることで代用できる。求肥を使った和菓子作りはかくも簡単である。包み込む具材を変えることで、いかようにも楽しめるのが求肥のよいところだ。

結論

和菓子において登場率が非常に高い求肥。自宅で手作りするうえで本格的な道具は必要なく、材料さえそろえば思い立ったその日に作ることができる。電子レンジを活用すれば、数分で求肥は完成する。求肥の手にペタペタとくっつく感触は、中に詰め物をする際には厄介であるが、家族と造形を楽しむというのも手である。シンプルな材料で、そして簡単なレシピで、かくも本格的な味が出るのはめでたいかぎりである。日本人として、和菓子も自家製で楽しんでみようではないか。
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