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【ヴィオニエ】ってどんなワイン?絶滅寸前の危機があったってホント?

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

2019年9月20日

知名度は比較的高いワインではあるが、原材料であるヴィオニエの栽培量は決して多いものではない。しかし、ヴィオニエは香りが豊かであり、品質の高いワインを生み出している白ワイン用の品種でもある。ヴィオニエワインの生産量が少ないので、手軽に手に入るワインではないが、どのような特徴があるか紹介する。

1. 復活した白ぶどう品種ヴィオニエ

ヴィオニエはフランスのローヌ地方北部のコンドリュー地区でのみ栽培されていた白ワイン用のぶどうの品種である。ヴィオニエは病気にかかりやすく、栽培するのが難しい品種であったこともあり、一時期その生産量が一気に落ちてしまい絶滅の危機に陥ったことがある。

人気に火がつき復活を遂げたヴィオニエ

1980年代後半に人気が出たことにより生産量があがり、ローヌ地方以外でも栽培が行われるようになった。そのため、現在ではアメリカの西海岸をはじめ、オーストラリアでも栽培されるようになり、世界的産地の1つとなっている。また、生産量は決して多くないが、南アフリカやニュージーランド、ギリシャ、日本などでも栽培が行われている。

2. ヴィオニエの特徴とは

ヴィオニエは皮が薄く小さめな粒であるため、1房の大きさも小さめである。糖度は高めな品種であり、暖かい気候の地域での栽培が適しているといわれており、黄色が濃くなり完熟した状態で収穫したものが理想的な糖度に近いとされている。糖度がしっかりとある状態のものを使用して作ることで、香り豊かで質のよいワインができあがる。

特徴ある豊かな香りを楽しめる

ヴィオニエの香りはいろいろなものの香りにたとえられることが多いが、個性的であるといわれて、一番の特徴でもある。桃や梨、あんず、グレープフルーツ、オレンジの皮、スミレ、はちみつ、ミルクティーなどの香りをベースに、メロンやキュウリのもつ青臭い感じも併せもっている。その香りは強いため、一度嗅ぐと忘れることができないといわれている。ただ、発酵させすぎてしまうと、香りがなくなってしまうので、醸造に技術が必要な品種である。

酸味が穏やかでとろみのある味わい

果実味が濃厚で、アルコール度数が高く、とろみを感じるくらい粘性もあるので、ずっしりと口の中に残る感じがある。しかし、酸味は強くなく穏やかであるので、まろやかさもあり、口の中で余韻を楽しむことができ、時間をかけて飲むのがおすすめのワインである。

3. ヴィオニエを美味しく飲むための楽しみ方

香りがしっかりとしており、個性的であるヴィオニエは多少クセのある食材と組み合わせても負けることがないので、おすすめである。スパイシーな辛みが少しある中華料理やエスニック料理、スパイスが少しきいたタイカレー、ブルーチーズなどとも相性がバツグンである。そして、肉や魚ともの相性がよく、とくに濃厚な味付けのものと組み合わせることもおすすめである。
また、香りがしっかりとしており、フルーティー感も強いことから、食前酒として楽しむことができるのも特徴である。
料理との組み合わせはもちろんであるが、個性的な香りが特徴でもあるので、しっかりと香りを堪能したいという場合におすすめだ。

産地と醸造方法の確認

同じ品種のぶどうであっても、産地や醸造方法によって感じることができる味わいは異なってしまう。そのため、産地や醸造方法によっては自分の口にあわないこともある。自分にとってベストな味わいを飲み比べて探すのもよいだろう。

結論

ヴィオニエは一度絶滅の危機に陥ってしまった白ワイン用のぶどうの品種であるが、見事に復活を遂げていまでは世界的にも高評価を受けているワインの1つである。個性的な香りを楽しむことができるワインであり、クセの強いメニューとも相性バツグンであるので、まずは、一度試してみてはどうだろうか。
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