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夕食にもおすすめ!奄美大島の郷土料理【鶏飯】の簡単な作り方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 市川咲(いちかわさき)

2019年9月23日

鶏飯と聞くと、単純に鶏肉の入った炊き込みごはんを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。鶏飯は鹿児島県奄美地方の伝統的な郷土料理のひとつであり、炊き込まずに作る鶏肉をのせたお茶漬けのようなものである。鶏飯自体を知らないという人も多いが、簡単で美味しい鶏飯は作り方を覚えておくと家庭でも役立つことは間違いない。ここでは誰でも簡単にできる鶏飯の作り方について紹介していく。

1. 鶏飯の材料の選び方

鶏飯の材料はいたってシンプルだ。基本の材料は、鶏肉、錦糸卵、干ししいたけ、ねぎや海苔、醤油などの調味料とごはんである。鶏飯と聞くと醤油やみりんで味をつけた炊き込みごはんを想像するかもしれないが、鶏飯はごはんの上に味付けをした具材をのせるのがポイントである。

基本的な材料はだいたい決まってはいるが、好みで変えてもよい。人参やほうれん草を使うと彩りがきれいになるのでおすすめである。

2. 鶏飯を作るための下ごしらえ

鶏飯を作るためには、まずはごはんの上にのせる材料を下ごしらえする必要がある。

・鶏肉

鶏もも肉は、余分な水分をキッチンペーパーなどでふき取る。水気は臭みの原因となるので、しっかりと水気をふき取っておこう。次に、皮や余分な脂肪を取り除く。皮は出汁がよく出るのですべてを剥ぎ取らず、あくまでも余分な部分だけ取り除くようにしよう。こうすることで鶏肉の独特の臭みがなくなり、旨みの部分が強調されてより美味しくいただけるのだ。皮や余分な脂肪を取り除いたら、1つの塊を5つほどのブロックに切り分ける。水の中に入れて、酒や塩と一緒に茹で、繊維に沿って割いたら鶏肉の下処理は完了だ。

・干ししいたけ

干ししいたけは、水に浸けて戻しておく。この戻し汁も出汁として使用できるので、鶏肉の茹で汁と一緒にしてとっておくとよいだろう。

・錦糸卵

錦糸卵は、薄焼き卵を千切りにしたものである。ちらし寿司やサラダなどにも使用される。錦糸卵を作るときは、卵焼き器を使用する。溶き卵に塩を少々加え、油をしいた卵焼き器に薄く広げる。このときに水溶き片栗粉を一緒に入れて混ぜると破れにくい。粗熱が取れたらまな板に移して細く切ってみよう。
料理人が下ごしらえに時間を割くのは、下ごしらえのちょっとしたコツやひと手間で一段と料理が美味しくなるからなのだ。もちろん鶏飯も同様で、この下ごしらえによってより一段と美味しくなる。

3. 簡単すぎ!鶏飯の美味しい作り方

下ごしらえを終えたら、ここからの作り方はいたって簡単・シンプルである。
  • 鶏肉を茹でた汁を濾して、鍋に移し一煮立ちさせる。
  • 塩で調味する。
  • 器にごはんを盛って具材をトッピングする。鶏肉や卵が一般的であるが、小口ねぎや焼き海苔、ゴマ、大葉などを飾ってもよい。
  • 3に調味した2をかけて完成である。
鶏飯は鶏肉の出汁と塩で仕上げるシンプルで優しい味わいである。鶏肉を加熱するだけなら電子レンジを使って簡単にすることもできるが、旨みたっぷりのスープを作るためには水で茹でて抽出する作業が重要だ。出汁を取るのに時間はかかっても、作り方自体は難しいものではない。美味しく仕上げるためには手間暇をかけて作ってみよう。

結論

奄美大島の伝統的な郷土料理である鶏飯は、シンプルな材料で誰にでも簡単に作ることが可能な料理である。初めて食べたときにはあまりの美味しさに、思わずおかわりしたくなるに違いない。手間がかかっているようでじつは簡単な鶏飯は、お茶漬けとはまた違った味わいを楽しめる。毎日の献立に困ったときには、ぜひ自宅でも作ってもらいたい料理の一つだ。
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