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カレールーに必ず入っている実力派スパイス【フェネグリーク】ってなに?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年9月26日

聞きなれないスパイスだが、実際匂いを嗅いでみるとほとんどの人が「あっ!カレー!」と思うことであろう。フェネグリークの香りはまさにカレールーの香りなのである。しかし、日本では名前も知られていないというのが現状だ。今回は、そんな隠れた実力派スパイス・フェネグリークのイロハを学んでいきたい。

1. 実力派スパイス・フェネグリークとは

スパイスの国、インドでは広く知られるフェネグリーク。マメ科の植物で原産は地中海だと言われている。白や黄色の花が咲いたのち、細長い豆ができる。そのなかに蓄えられた種子を乾燥させたものがスパイスとして活用されるものだ。多角形で色は黄土色。大きさは3mmほどで、種子なので硬い。インドでは葉っぱ部分もフレッシュハーブとしてよく使われている。

フェネグリークはなんといってもその強い芳香が持ち味。ただ火を通していない状態ではそのままでは食べられないほど苦い。火を通しても苦味はあるので、味というよりは料理に複雑味のある香りを移すためのスパイスである。油で炒めると乾燥状態よりもさらに甘い香りが増す。この香りこそ、実力派と言わしめるポイントである。

日本で取り扱われているのは、パウダータイプとホールタイプ。パウダータイプの方が広く流通しているように思われる。ホールタイプはインド料理やエスニック料理の食材を扱う専門店であれば、手に入れることができるだろう。本格的な料理を作りたい人は両方手に入れるのがおすすめである。

2. フェネグリークとカレールー

皆さんはカレールーとカレー粉の違いをご存知であろうか?カレールーの原材料をのぞいてみると非常に多くの食品、食材、添加物が使用されていることがわかる。対してカレー粉はスパイスを調合したものであり、ルーではないので塩分もごく僅かだ。カレー粉の原材料表記を確認してみるとターメリック、コリアンダー、クミン、チリパウダーなど、記されているのはスパイスの名前だけである。ちなみにブランドによって、スパイスの種類や配合は異なる。

カレールーにはカレー粉との記載はあってもスパイス名までは載っていないのが一般的。実はこのなかに実力派スパイス・フェネグリークが含まれていると言われている。フェネグリークは特有の香りとともに口当たりをまろやかにする効果を秘めている。特有の香りは、我々がカレーと言って思い浮かべる匂いそのもの。これがなくては実は始まらないというほど、重要なスパイスなのだ。すなわち、カレー粉にも含まれている場合がある。

3. フェネグリークの使い道

10年ほど前にフェネグリークの健康効果に関する情報がメディアに流れたこともあり、その名前だけは耳にしたことがあるという人もいるだろう。ただ、使い方まではあまり知られていない。カレーにはもちろん使うことができるが、それ以外にも活用方法が存在する。

例えば、インドの漬物的存在・アチャール。大根や人参、玉ねぎ、セロリなどを使って作るもので、基本的には野菜をパウダースパイスとオイルで炒め、香りを移したホールスパイスをさらに合わせて、なじませたものである。このアチャールにはフェネグリークシードを使うレシピが多い。

タンドリーチキンにも使われることが多い。特有の香りが食欲をそそる。この場合は、味や香りが馴染みやすいようパウダータイプを使うとよいだろう。このほか、スープや煮込み料理にアクセントとして加える場合も、パウダーがおすすめだ。

結論

フェネグリークはインドを中心に親しまれているスパイスのひとつ。日本では馴染みが薄いが、実は我々が普段食しているカレールーには、必ずと言っていいほど入っているスパイスなのである。実際、一度匂いをかいでみてほしい。思わず「カレー!」と口にしてしまうほど、思い描いている匂いがする。豆知識として覚えておくとちょっとした会話の際にも役立つかもしれない。
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