このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

ロシア生まれの希少な紅茶【ジョルジ】ってどんな味?

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年9月30日

ジョルジという紅茶があることを知っている人はそう多くないだろう。紅茶をテーマとした某少女漫画の登場人物名として知られる程度で、どのような紅茶なのか味わったことのある人は、ほとんどいないはずだ。ロシアで生産された珍しく貴重な紅茶・ジョルジの特徴を紹介する。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. ジョルジってどんな紅茶?

ジョルジはロシアで生産されている紅茶だ。ロシアでは紅茶がよく飲まれているが、自国で栽培することは珍しい。そのためジョルジの生産量自体が少なく日本に輸出されることもほとんどないため、入手はかなり困難だ。非常に価値の高い紅茶なのである。

■甘くすっきりとした味わい

紅茶には渋みのあるものが多い中、ジョルジはマイルドで非常に飲みやすい。口当たりがさわやかで、すっきりとしているのが特徴だ。さらに甘みもあり、長く蒸すことでより強く感じることができる。水色(すいしょく)は琥珀のような濃く美しい赤色をしている。価値が高いといわれるのは、単に生産量が少ないことだけでなく飲みやすさ・風味のよさ・色の美しさなど、高い品質も評価されているからなのだろう。

■ストレート向きの紅茶

ジョルジは何も加えなくても甘みを感じられ、口当たりも優しい紅茶である。そのため、美味しく飲むにはストレートがおすすめ。しっかりと蒸して豊かな甘みを引き出そう。

2. ジョルジの産地とは

ジョルジはロシアのソチで栽培されている紅茶だ。ソチといえばオリンピックが開催されたことでも知られる有名な場所。ロシア南部に位置し黒海に面したソチでは、かつては盛んに茶葉栽培が行われていた。農業振興策の衰退により茶園の面積も大幅に縮小されてしまっているが、現在も細々と栽培が続いている。

■寒冷な地域特有のメリット

ジョルジの栽培地であるソチは、紅茶の栽培地として有名なインドやスリランカと比べると北に位置し、寒冷な地域である。かつて世界最北の茶栽培地ともいわれていた。生産量は確保できないが、寒冷な地域で育つ紅茶だからこそ、甘みが凝縮されているのだ。野菜や果物も、あえて厳しい環境に置くことで甘くなったり味が濃くなったりすると耳にしたことがあるのではないだろうか。ジョルジの魅力でもある強い甘みも、ロシアの厳しい寒さに耐えたからこそ得られたものなのだろう。

3. ジョルジの産地ロシアの紅茶事情

ジョルジの産地がロシアということで、ロシアンティーをイメージした人もいるのではないだろうか。ロシアンティーというのは、ロシア産の紅茶のことではなくロシア流の紅茶の飲み方のことを指す。ロシアンティーにはよくジャムが添えられており、このジャムを紅茶に溶かしたり、お茶請けとしてジャムを口に含みながら紅茶を飲んだりする。また、ジャムにウォッカなどの蒸留酒を加えたものを添えることもある。

ジョルジはあくまでもロシアで作られた紅茶の一種であり、ロシアンティーとは別物だ。ロシアは昔から広く紅茶が飲まれている紅茶大国だが、そのほとんどを輸入に頼っているのが現状で、紅茶の輸出先として世界1位といわれるほどだ。生産量の確保は厳しい状況だが、ジョルジのようにロシアでしか生産されない貴重な紅茶もあるため、運よく目にする機会があれば迷わず試してみよう。

結論

ジョルジはロシア・ソチで作られる希少な紅茶である。ソチはオリンピックの開催地として有名になった都市だが、紅茶の産地でもあったことは知らなかった人も多いのではないだろうか。生産量に関しては温暖な地域には当然かなわないが、寒冷な産地ゆえに甘みが凝縮されているのは、ジョルジの特徴でもあり魅力といえるだろう。入手はかなり困難で極めてレアな紅茶だが、だからこそ一度は試してみたい。
この記事もCheck!

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ