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北海道名物【ザンギ】のカロリーと栄養、糖質を徹底解説

北海道名物【ザンギ】のカロリーと栄養、糖質を徹底解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

鉛筆アイコン 2019年10月30日

北海道といえば、海の味覚である魚介類をイメージする人も多いかもしれないが、じつは隠れたご当地グルメである。それが、北海道出身であれば誰でも知っているザンギという食べ物である。北海道民以外にはなじみがない食べ物であるが、じつは一般的にいう唐揚げに似ている。今回はザンギの特徴とカロリーについて紹介する。

  

1. じつは鶏を揚げたメニューの中では一番ザンギのカロリーが高い!

唐揚げは基本的には鶏肉に下味をつけず、小麦粉や片栗粉をまぶして揚げたものである。竜田揚げは基本的には鶏肉に醤油やみりんなどを混ぜ合わせた調味料に漬け込み下味をつける。下味をつけたものに片栗粉をまぶしてから揚げたものである。最後に、ザンギは醤油をベースにした生姜やにんにくも合わせ調味料にしっかりと鶏肉を1晩漬け込み、下味をつける。そして、味つきの粉をまぶして揚げたものである。すべて、鶏肉を揚げるという共通点はあるが、下味のつけ方や衣の粉に違いがある。ザンギが一番濃い味に仕上がるメニューである。

唐揚げ・竜田揚げ・ザンギのカロリー

同じ鶏肉を揚げたメニューであるもののであるが、微妙に作り方に違いがあるので、カロリーにも差が出てくる。
唐揚げは下味なしで、粉をまぶして揚げた場合は100gあたり約251kcalである。竜田揚げは下味をつけているので唐揚げよりも少し高く100gあたり約265kcalである。そして、ザンギは下味もついており、まぶす粉にも味がついているので一番味が濃いこともあり、カロリーも一番高く100gあたり、約269kcalである。

2. ザンギや唐揚げ、竜田揚げの栄養

ザンギを含めたこれら3つの料理は鶏肉を揚げたものなので、栄養面で比較すると大きな差はあまりない。ただし、揚げ物であるので、脂質が高くはなる。そのため、すべてカロリーは高い。毎日や週に3~4回など頻繁に食べることはカロリーの過剰摂取を引き起こしかねない。食べ過ぎると体重の増加や身体の不調を引き起こす原因になることもある。このようなことにならないためにも、たまに食べるということがおすすめである。頻繁でなければ、カロリーが高いことに神経質になる必要もないだろう。それでもカロリーが気になる場合には、ザンギや唐揚げ、竜田揚げを食べる時には、食べ過ぎを防ぐという意味で、最初に歯ごたえのある生野菜を食べることもおすすめである。

鶏肉の部位で含まれる栄養素に差は出る

鶏肉と一言でいってもさまざまな部位がある。基本鶏肉は高タンパク質で低カロリーの食材である。しかし、もも肉や胸肉、ささみなどその部位によっても栄養に差は出てくる。ささみ→胸肉→もも肉の順番で脂肪が少なくタンパク質の量が多くなる。ただし、タンパク質の量が多いほど、加熱をしたときに、食感が硬くなる傾向は強い。
私たちの身体を作る源となるタンパク質をしっかりと摂り入れたいときはささみが一番おすすめである。柔らかさを求める場合はもも肉がよいであろう。

3. 糖質制限をしている人は知っておきたいザンギに含まれる糖質とは

鶏肉の栄養成分はタンパク質が大部分を占めているため、糖質が少ない食材である。そのため、ザンギに含まれている糖質は、おもに鶏肉にまぶす粉がメインになる。鶏肉にまぶす粉は少量であるので、糖質という面でみると神経質に気にする必要はない。ただし、ザンギは揚げ物であるので、脂質が多いので、食べ過ぎてしまうと、簡単にカロリーオーバーになってしまう。糖質は問題ないからといって、食べ過ぎには注意が必要である。糖質制限をしている場合や、健康を考えている人には、カロリーが高くなってしまうザンギの食べすぎに注意してほしい。もし、気になる場合にはもも肉ではなくむね肉やささみのザンギにするという手もあるだろう。

結論

北海道以外ではなかなか目にすることがないご当地メニューのザンギ。いつも食べている唐揚げとはまた違った味わいを楽しむことができるはず。北海道に旅行で訪れる際にはぜひとも口にしてもらいたいメニューである。
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  • 更新日:

    2019年10月30日

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