目次
1. 包まない餃子には、一般的な餃子とは思った以上に違う特徴がある?
普通の餃子と比べて大きく作れるので、ボリューム感がある!
包まない餃子は、餃子を1つ1つ包まずに、タネをまとめて皮で挟んで焼いた料理だ。基本的な味などは普通の餃子と変わらないが、仕上がりがひとつの大きな塊になるのが特徴だ。その分、見た目のボリューム感や食べごたえなどが一般的な餃子と変わってくるだろう。とくに大きく作った場合は、タネがハンバーグに近い食感になることもある。肉が好きな人も満足できるはずだ。また、普通の餃子と同様、にんにくやにらを多めに混ぜ込めば、食べごたえはさらに増す。好みに応じて調整できるのが嬉しい。
皮の焼き方が難しい?
また、餃子の皮の片面全体に焼き目が付くため、普通の餃子と比べてパリパリとした食感になりやすい。好きな人にはたまらないだろうが、裏を返せば皮が焦げ付きやすいということでもある。そのため、焼く際には注意が必要だ。皮と同時に、タネへの火の通り具合も意識する必要があるため、焼く際は一般的な餃子よりも若干難しいかもしれない。焦らずじっくり火を通せばよいのだが、焼き過ぎで固くなる可能性もある。何度も試して感覚を掴むしかないだろう。逆に慣れてしまえば、パリパリにもしっとりめにも仕上げることができるため、楽しみの幅がより広がる。シンプルな料理ではあるが、工夫のしがいは十分にある。
2. 包まない餃子は切り方にこだわらなくてもよい、ただしこだわる場合は要注意!

包まない餃子を食べる際は、切り分けるなり崩すなりして、小さく分ける必要があるだろう。正しい切り方はとくにない。見た目にどれだけこだわるか、という程度の問題だ。きれいに切りたいのなら、たとえばケーキのようにカットすることもできる。ただしその場合、餃子の皮が切れにくく、型崩れの原因となる場合がある。包丁を事前に十分に研いでおく、あるいは皮を切る際には慎重に進めていくのがよいだろう。また、タネを柔らかめに仕上げた場合も、型崩れしやすくなる。ある程度は仕方ないのだが、もし気になるなら、タネを強めに揉んで、かつ弱火でしっかり火を通すと形を整えやすいはずだ。
適当に崩してもOK!
見た目にこだわらないのであれば、箸などで適当に崩しながら食べるのが手軽だ。皮を砕いて、パリパリ食感とタネの歯触りを混ぜて味わうのもおもしろい。とくにひとりで作って食べる場合などで、切り分けるのが面倒な場合は、楽をするのもよい選択肢だ。
3. タネ自体の味や、皮の食感を存分に楽しむために!包まない餃子の美味しい食べ方

包まない餃子を作る際、調味料などである程度味を付けたはずだ。まずは、付いている味をそのまま楽しもう。普通の餃子と違う皮の香ばしさや食感も、じっくり味わいたい。その後、必要に応じてタレやラー油などを使い、味を変えて楽しむのがおすすめだ。ちなみに、タネへの味付けを濃くした場合、何も付けなくても十分な味があるはずだ。その場合は、あえてタレなどを使うと塩分過多になるおそれがあるため、味の追加は控えて食べるのがよいだろう。
フライパンのままテーブルに出して食べる
完成した包まない餃子を、皿に移して出すのももちろん問題ない。ただ、できたての熱さを少しでも長く保つなら、フライパンのままテーブルに出して、そこから取って食べるのがよいだろう。食べているうちに徐々に火が通っていくため、餃子の皮の食感が変化していくのも楽しめるだろう。鍋敷きが必須となるが、ぜひ一度試していただきたい。火傷には注意すること。
結論
包まない餃子を作るのは楽だが、ひとかたまりに仕上がるからこその難しさも生じる。ただしうまく処理できれば、味や食感をバツグンの食べごたえとともに楽しむこともできるのだ。せっかく手間をかけて作るのなら、いちばん美味しい状態で食べてしまいたい。本記事で説明したポイントを参考に、包まない餃子を堪能していただければ幸いだ。
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