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【緑牡丹】ってどんな中国緑茶?特徴や美味しい飲み方を解説

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2019年10月27日

お湯を注ぐと束ねられた茶葉が花のように開く工芸茶は、目でも楽しめる中国茶として人気を集めている。「緑牡丹」もその1つとして有名だが、工芸茶ではなく茶葉の種類としても緑牡丹と呼ばれるものが存在することはあまり知られていない。ここでは、中国緑茶の一種である緑牡丹について特徴や入手方法を紹介する。

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1. 緑牡丹ってどんな中国茶?

まずは、茶葉の種類としての緑牡丹を紹介しよう。なかでも江山緑牡丹と呼ばれる茶葉が流通している。高級茶葉によく見られる特徴である細く尖った形をもつことから、緑牡丹が中国緑茶の中でも希少な銘柄であることがわかる。

風味も水色も上品

緑牡丹は甘みと清らかさを感じる香りが長く続き、味はさわやかでありながら芳醇である。水色(すいしょく)は、透明感のある薄くやわらかな緑色だ。一般的な緑茶は、蒸らし時間を長くすると色が濃く出るが、緑牡丹はあまり濃く出ることはない。これも高級茶の特徴なのである。

清明節前後に摘む新茶

江山緑牡丹は清明節前後に新芽を若採りして作られる新茶がとくに美味しい。清明節とは4月5日前後にあたる中国の祝日で、この時期に摘んだ茶葉は最も高級品とされている。やわらかな水色や上品な香りは、この茶葉の若さによるものだ。

緑牡丹の産地

江山緑牡丹の江山とは中国・浙江省の西端にある江山市のことを指す。その江山市内の、福建省との境にある仙霞山という場所が江山緑牡丹の産地だ。気候や土壌の具合などが優れており、昔から銘茶の産地として評価されてきている。

2. 工芸茶の緑牡丹とは

緑牡丹といえば、一般的には茶葉の銘柄ではなく工芸茶の一種を指す。使用される茶葉も緑牡丹であればいいのだが、ほかの茶葉を使用して作られているため紛らわしい。

工芸茶・緑牡丹に使われる茶葉

工芸茶の緑牡丹のほとんどは、「黄山毛峰」という緑茶やそれと同等の品種が使われている。こちらも中国緑茶の中では銘茶とされており、豊かな風味とやさしい水色を楽しむことができる。

茶葉を束ねて作る

黄山毛峰から作るため、黄山緑牡丹として販売されていることも多い工芸茶・緑牡丹。茶葉を牡丹の形になるように束ね、乾燥させたものは球状をしている。これにお湯を注ぐと花のように美しく開く。工芸茶としての認知度が高い要因としては、牡丹が中国の国花であることと、緑牡丹が中国で最初に作られた工芸茶であることが考えられる。

グラスで何度も飲める

工芸茶は耐熱性のグラスに淹れることで、茶葉が開くさまを目で楽しみながら飲めるのが魅力。球状に束ねられた茶葉の緑牡丹1つでも、お湯をつぎ足しながら5煎ほど飲むことができる。さっぱりとしたクセのない味と香りで、長く楽しめるため人気を集めている。

3. 緑牡丹の入手方法と美味しい飲み方

緑牡丹を入手する際、インターネットで検索すると工芸茶のものはすぐに見つけることができる。中国茶専門店だけでなく工芸茶専門店なるネットショップも存在し取り扱いも豊富なため、現地に行かずとも比較的簡単に手に入れられるだろう。ところが、緑茶の銘柄としての緑牡丹はなかなか見つからない。明確に分類されているわけではないが、「江山緑牡丹茶」として販売されているものを探すとよい。
中国緑茶は急須で淹れることもできるが、工芸茶と同様に耐熱グラスに茶葉を直接入れてお湯を注ぐ飲み方が手軽なうえ美味しい。いずれも、茶葉がしっかりと開いてから飲むのがポイント。工芸茶の緑牡丹は、見た目の美しさだけでなくクセのない緑茶で味もよいため、誰からも好まれる。プレゼントとして選ぶのもおすすめだ。

結論

中国茶・緑牡丹には銘柄と工芸茶という2種類あることはおさえておきたい。工芸茶のほうがインパクトもあるし一般受けしそうではあるが、銘柄としての緑牡丹も絶品といわれているため、機会があれば試してみてはいかがだろう。
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